記録ID: 721653
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
明神岳主稜線から前穂高岳 穏やかで雄大なアルパインルート
2015年09月20日(日) 〜
2015年09月21日(月)
長野県
ST
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,724m
- 下り
- 1,710m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 9:15
7:10
7:20
175分
7番標識
10:15
10:30
28分
５峰台地
11:50
12:00
60分
４峰
13:00
14:00
50分
２峰
15:10
1峰直下
| 天候 | 9/20 晴れ 9/21 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
沢渡行き 約2.5時間待ち 自分は河童橋辺りから並んだ。。。。。！ 沢渡駐車場出たのが18時過ぎ。 疲れました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
ルートの状況などは、kamehibaさん隊、meta bomanさん隊のレコが 大変丁寧で詳しいと思います。 meta bomanさんの注意書き通り、じっくりレコ見すぎて、2峰までは 既視感一杯でした。 反時計周りは、初級アルパインルートです。 2峰の懸垂が核心部ですが、ちょっとした岩越え、へつりで注意する部分が少なからず出てきます。 4-3峰 巻き道の後半1/3のガレは少々いやらしい。 手前もしくは中間の綺麗な草付きルンゼで上がってしまう方がベターと感じた。 2峰下り 1P 手前の支点は、上りルートでも使用される部分。立ってなさそうなので、 ロープの流れに注意でしょうか。 ピーク脇の支点は、2Pの直上テラスに下りる。手前の支点より立ってる 20m強の懸垂、40mロープでギリギリテラスに立てる程度。 2P 15m程度の懸垂です。 1峰ー奥明神沢のコル 尾根上を下れば、クライムダウン可能だと思います。 支点は上下2箇所いずれも岳沢よりです。 支点から直に下りにはロープでしょうか。 奥明神沢のコルー前穂高 ここが、一番バリエーションルートにいると感じられた。 踏み跡がいくつかあり、ルートファインディングが試される。 中段の肩の乗り越しは、左右どちらの選択もありです。 左下側から大巻出来たかも？ |
| その他周辺情報 | 小梨の湯で、汗流して帰る事にしています。 |
写真
7番標識。女性2人パーティーが準備中、少し前に1パーティー入られたとの事。
5峰台地で、先行のご夫婦？組の側で休む。ここで良いやって思える良い場所です。
4-5間のコルから5峰振り返り。5峰下りは、這松際の小ルンゼ下りて、岩沿いにへつって尾根上へ復帰します。
このガレた場所、meta bomanさんのレコ通り、浮石だらけで、いやらしかった。
上の支点。40mロープ折り返し20mで直下のテラスに届いた感無し、下の支点から下りるか迷う。自分が追いついてこられたソロの方28kgのザックを確保する名目で、その方の60mロープで1p目を下りました。
4
上の支点。40mロープ折り返し20mで直下のテラスに届いた感無し、下の支点から下りるか迷う。自分が追いついてこられたソロの方28kgのザックを確保する名目で、その方の60mロープで1p目を下りました。
2P目は、自分の40mロープで。1P目は、ザック確保した流で、ギリギリ届く程度と結果分かりました。
1峰より前穂。ご一緒していただいたソロの方、ピークの物件でビバーク。自分は直下の物件です。
朝5：30。昨日のソロの方が前穂方面へ。2峰のピークで後続パーティーが準備中です。
前穂、中段の肩へ出るまで、ルーファイなどバリエーションの要素が詰まってます。
1/3の肩に上がった時、明神側の女性パーティーから”おはようございます！”の挨拶。
感想
秋の連休、穏やかで雄大な明神岳主稜線を歩いてきました。
ルートの状況などは、kamehibaさん隊、meta bomanさん隊のレコを参考にさせて
頂き、大変感謝いたします。
昨年の鹿島槍〜五竜、一昨年の天狗のコルー〜ジャン、いずれも主題は渋滞。
秋の登山日和、静かに歩きたいと、昨年行けなかった、この明神へ。
この2日間、自分含めて、ソロ2人、2名パーティー3組、5名パーティー1組だったと思います。絶好な日和に静かに穏やかに雄大な稜線を堪能しました。
2峰で一緒に下りたソロの方（南岳〜双六〜笠まで行く予定！）
7番標識、奥明神沢挟んで挨拶した女性パーティーの方
5峰台地と岳沢小屋でお話したご夫婦の方
1峰下で早朝先行されて行った5名の方
皆さん、始めてお会いした方々なのに、少しの時間なのに、心穏やかに
お話でき、大変楽しかった思いです。
特に、奥明神沢挟んで、トーンの高い大きな ”おはようございます〜！”の挨拶は
大変新鮮で、その後、テンション上がって、モードが切り替わってしまいました。
前穂高まで直登モードで不要なピーク巡りしていたようです。
涼しさが感じられるこの時期、夏の暑さで思うように動けない時季が過ぎ
水3L持って行って2L近く残して岳沢小屋まで廻われました。
次、残雪ある6月など、是非来たいと感じられた、会心の一本、稜線歩きでした。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：1203人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
前穂高岳の最新記録
【穂高の池巡り】ひょうたん池から明神東稜～ジャンダルムと🍇ジュース
2025年10月25日 (日帰り) [A]
前穂高〜奥穂高 【奥穂高テント泊】
2025年10月24日 [A]
奥穂高・ジャンダルム・前穂高岳
2025年10月20日 [B]
【穂高の池巡り】奥又白池からクラシックルートで前穂高岳～奥穂高岳
2025年10月18日 (日帰り) [A]
前穂高岳ピストン
2025年10月18日 (日帰り) [B]
明神岳の最新記録
【穂高の池巡り】ひょうたん池から明神東稜～ジャンダルムと🍇ジュース
2025年10月25日 (日帰り) [A]
奥又白～前穂北尾根～明神主稜
2025年10月17日 (日帰り) [C]
🍁紅葉🍁 奥又から前穂高北尾根と明神岳
2025年10月08日 (日帰り) [B]
前穂北尾根と明神岳
2025年09月27日 [C]
前穂→明神岳縦走
2025年09月26日 [B]
明神岳5峰の最新記録
奥又白～前穂北尾根～明神主稜
2025年10月17日 (日帰り) [C]
🍁紅葉🍁 奥又から前穂高北尾根と明神岳
2025年10月08日 (日帰り) [B]
前穂北尾根と明神岳
2025年09月27日 [C]
前穂→明神岳縦走
2025年09月26日 [B]
明神岳主稜
2025年09月22日 [A]
２週間前に訪れた明神岳、metabomanさんのレコに続き、３度歩いた気持ちで拝見させていただきました
何度見ても素晴らしいルートですね！
５峰台地は私達も「あ〜もうここで満足かもぉ」と思ってしまうほどの楽園ですね。
私はすでに「反対からまわって、５峰台地でテントを張って星空とオコジョを眺めながらお酒」の妄想が始まっています
大混雑の上高地が見下ろせるところなのに静かで、でもすれ違う人々は優しくて。
素敵なSWを過ごされてうらやましいです
明神岳はいろんなルートがあるので違った季節に違った方向から歩くのもよさそうですね。
会心の一本、お疲れ様でした！
はじめまして、kamehibaさん隊
お二人のレコを拝見して、昨年夏に狙って行けなかった事、思い出しまして
この連休に行ってきました。
5峰の台地、オコジョ見なかったです。。。。
あそこ、うとうとしてしまって、のんびりしたい誘惑に駆られました。
東稜から時計廻りですか？さすがですね。
自分は概ね一人で、また、ここを時計廻り出来る力も無いので、違う季節に
廻りたいと想いを深くした次第です。
それにしましても、前穂高まで、テント担いで上がられる体力、凄いですね。
自分は一峰下でヤットです。
お二人の次の山行、楽しみにしております。
二日目も天気がよかったようでうらやましいかぎりです
同行者から聞いてはいましたが、すさまじい人が登降されるんですね。
幕営地あそこは最高ですよね（あんまり大きい声では言えませんが
夕日、朝日、雲海と最高ですねー。
自分たちの場合、初日天国二日目地獄（ガスと風が15ｍ強）でしたのでうらやましいかぎりです。
会心の一日、おつかれさまでした。
やっぱりいいルートですよね
meta bomanさん こんばんは。
2月の乗鞍でのニアミス以来でございます。
あの稜線の素晴らしさ、前々から気になっていました。
kamehibaさん隊のレコで行く事決めて
meta bomanさんのレコで じっくり学習、し過ぎてしまいました。
注意書きの通りです。ありがとうございました。
1峰後が自分の山行になりました。。。。（笑
大きな声で言えませんが、自分の力では、1峰直下で
ビバークしないと駄目です。美しい場所で、、、、
2峰を一緒になったソロの方、28kg担いでいて
ここで、長距離縦走装備をマジに目にして
たいへん驚きました。
1峰から南岳までアレ担いで行く、 前穂高、吊り尾根、北穂、大キレット、
そして、笠まで周回する、話しているうちに、疲れてしまいました。
話し方、先輩の注意とか、何処かの山岳会の方かなと感じましたが
現役、バリバリの方のパワーは凄いですね。
では、また。 よろしくお願いします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する