霊場恐山散策★絶滅危惧であるイタコ体験しに! 公共交通機関



- GPS
- 02:48
- 距離
- 2.8km
- 登り
- 38m
- 下り
- 38m
コースタイム
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:35発 三沢駅 青い森鉄道 810円 8:01着 野辺地駅 8:06発 野辺地駅 JR大湊線 1170円 9:02着 下北駅 9:10発 下北駅前 下北交通バス恐山線810円 9:35着 恐山 <帰り> 13:05発 恐山 恐山線 810円 13:40着 下北駅前 14:17発 下北駅 JR大湊線 1170円 15:14着 野辺地駅 15:22発 野辺地駅 青い森鉄道 1360円 16:08着 八戸駅 19:07発 八戸駅 JR新幹線はやぶさ 16790円 22:04着 東京駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所無し。 |
その他周辺情報 | ♨️入浴施設♨️ 恐山温泉 入山料500円 営業時間 5月1日 ~ 10月31日 6:00 ~ 18:00 男女別の温泉小屋がある。洗い場は無し。 https://simokita.org/onsen/osore/ 🏠売店 食事処🏠 ・恐山おみやげ所 明寿庵 ・食事処 蓮華庵 https://shimokita-geopark.com/area/osorezan/ |
写真
感想
東北遠征2日目は、おじさんリクエストの恐山へ。
イタコ体験をしたいとの事。
学生時代に大槻ケンヂのエッセイでも、イタコ体験の話があったのを思い出した。
イタコは、先天的もしくは後天的に目が見えないか、弱視の女性の職業だったという。
この盲目や弱視の女性がイタコになっていたのが、医療の進歩や、生活環境も大きく変化し、厳しい修行を必要とするイタコに敢えてなろうとする者が少なくなっていった。そのため、現役のイタコのほとんどは高齢者とのこと。まさに絶滅危惧人間…
かつ恐山にイタコがいる訳ではないという。恐山大祭と秋詣りの2回のみで、この時以外はイタコに会えないとの事。
絶好の口寄せ体験チャンス!
三沢の、めちゃ評価の低い安宿に泊まり、青い森鉄道と大湊線、さらに恐山線のバスと乗り継いで、恐山へ。この宿もヤバかった…床が傾いてるし…壁も薄いし…😅 散々な口コミ通りでした。笑
ま、数時間の滞在なので、よしとしよう。
そして三沢駅前は、コンビニが無い…調べたら駅そばが7:00オープンで、乗車予定の電車は7:35発だったので、そば屋の開店前に並び、朝ごはんにありつくのでありました。
乗り換えの野辺地駅からの大湊線は、思ったよりも乗車客がいて、みんなどこかで降りるのかと思っていたら…ほとんどが恐山行きのバスが出ている下北駅下車組だった。下車したらバスへの席取りダッシュが始まる。笑
私も釣られてダッシュ💨。無事席をゲット。しかしそれだけでは無い…途中の道すがら、ホテルのあるバス停から人が乗るわ乗るわ…恐山へ向かう人が思ったよりも居て、満席に。乗ってくる人達が、皆んな雑誌ムーを読んでそうな…フィルターのかかる私…😅
イタコももしかしたら、車組による大行列が成しているのか?!と、不安になる。。。
恐山に着いたら、ダッシュか?と思いを巡らせた。
が、到着時はそんな競争は起きる事無く。乗客者は見たい所に散り散りになっていくのでありました。
私達は早速寺務所へ行き、入場料を払い、菩提寺へ。砂利道を歩いていると…イタコ口寄せの看板を発見。あれだ!と足早に近づき、中を覗くと、ビニールシートで区切られた所があり、口寄せ中の様だった。順番待ちも、そんなに並んでない!と列を見つけて、早速最後尾に並んだ。
自分の前に5~6組くらいかな?並んでいると人の口寄せの様子が聞こえてきた。
「両親が亡くなっていて、両親話したいけど…とりあえず母親と話したい」と、そしてイタコが数珠をジャラジャラ、呪文?を唱え始め、静かになったら…「ご両親どちらも来られてます。どうしますか?」と、「2人ともいるんですか?」と依頼者が…「でも母親と…」と話し始めたら、途中でスイッチング。結局父親も出てきてお話するという。
結局2人とお話出来るんかーい!的な。でも、1霊料金だった。
ある人は、お子さんを亡くし、子供と話がしたいと。するとイタコは…「お子さん、あちらで結婚されてますよ。」と。口寄せにて、あの世からの結婚報告に両親、びっくり仰天ですわな。
あとは、結婚した矢先に旦那さんが死んでしまい、旦那さんと話ししたい女性。この人は、旦那さんが降りてきて、「結婚して幸せの絶頂の時に、先立ってしまい…ごめんよ」とイタコが喋りだしたら、女性は即泣きだった。早泣かし大賞なイタコである。
そして我々の順番となる。おじさんがおばあちゃんの死んだ日を、イタコに伝えるとイタコが「数珠が静かになったら話しかけて下さい」と。呪文と数珠をジャラジャラし出した。そして数珠が段々と静かになっていき…おじさんが「おばあちゃん?」と話しかけるとイタコが「孫か…?……いつも忙しくしているのに、来てくれてありがとうねぇ」と。
おじさんが「うん……」で、沈黙。話が続いてねぇ…おじさんは、死に目に会えなかった事を謝りたいと言ってたのに、話さないしどういう事だ?!と。するとイタコが…
「私のベッドで話かけてくれたねぁ、ありがとうねぇ」と。話繋いだ?!かつ、死に目に会った程になってるのか?!的な。
おじさんは「うん…」また、謝らないし、話続かないし?!少し沈黙は続いて、おじさんが「今日は相談したくて…母親と意見の折り合いが合わなくて」と、謝り話を端折って、違う話出したよ。そしたらイタコは「そうなんだねぇ。お前は、私に似ているよねぇ。私に似ているという事は、母親にも似ているんだよねぇ。そういう時は、ただ一言「ありがとう」っていうだけで良いんだよ。」と。
おじさんの母親と折り合い合わない理由は、父親とも関係していて…「ありがとう」と言うだけでは解決しない資産系のいざこざ。
おばあちゃんからのアドバイスはちとトンチンカン…おじさんと母親の痴話喧嘩と勘違いされたか?!
おじさんはその返事に対して「うん。わかった」と返事して、口寄せは終わった。
そして1霊呼び出しで4000円を支払い口寄せ体験は終わった。
終わってから、私は「なんで死に目に会えなかった事、謝らなかったの?」と、ダメ出し。おじさんは「何かベッドで話しかけてくれてって、死に目に会った程になってて、イタコと話し合わそうかと…」
そりゃ判らんな…もしかしたら、お見舞い来てくれた時の事を言ってたのかもしれないし…とっとと誤っちゃえばいいのに…まぁ、おじさんの相談の答えも微妙ではあったしねぇ。笑
大体、死んだ日だけで呼び出すのも…その日に死んだ人沢山いるであろうから、違う人呼び出しちゃったのかな…?とも思ってしまうのでありました。
そんな口寄せ体験の振り返りをしながら、恐山散策をして、温泉にもちゃちゃっと入り、予定していたバスの1便早くに乗って帰ってきました。
あのイタコさん、沢山後に人が並んでいたけど…ランチタイムとか取れるのかなぁ?とか、交代のイタコさんは居ないのかなぁ?とか、この3日間、口寄せをするのは、体力勝負な仕事だなと思うのでした。
そしておじさんに、「私に4000円払ってくらたら、私も口寄せしたげるよ~。孫よって言ってさ。笑」あと、この先おじさんが死んだ後に、もうイタコが居なくなっていたら、おじさんを口寄せして呼び出せないね~と話したら、「俺が先に死んだら、遊びまくるでしょ?そしたら、絶対に化けて出てやるよ~」と言われてしまった。成仏してくれ…くわばら、くわばら~👻
と言った、今回はイタコレポとなるのでありました。
コメント
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山と関係無いのに…ツラツラと書きしたためてしまいました。笑
自分がそれ程、ビリーバーでは無い事が判明いたしました😅
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