竜ヶ岳 (金山尾根から遠足尾根へ)
三重県
滋賀県
whitewater
体力度について
- GPS
- 06:49
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 943m
- 下り
- 936m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 6:48
| 天候 | 曇り時々晴れ。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
R306石榑北交差点よりR421（八風街道）を約3.5km西進。 落合橋を過ぎ、約100m先を右に入り少し行った所。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・宇賀渓P〜ホタガ谷入口 林道歩き。途中に、名水「竜の雫」あり。 ・ホタガ谷入口〜金山尾根入口 休憩所のある林道終点から登山道になる。 すぐに沢に降り丸太橋を渡る。 金山尾根の取り付きまでは長尾滝への道標に従って進む。 ホタガ谷（裏道）ルートは、現在立入禁止。 ・金山尾根 緩急が交互に現れる林の中の尾根道。 最後に岩ゴロの中を急登すると緩やかになりシロヤシオが現れる。 笹原の中を進むと遠足尾根からの道に合流する。 ・山頂〜クラ〜遠足尾根青川（大鉢山）分岐〜大日向分岐（新道下山口） 笹原の中の良く踏まれた一本道。途中から林の中の尾根道。 青川渓谷（大鉢山）への道は、止め木がしてある。 大日向への遠足尾根旧道は分岐が不明瞭。 ・大日向分岐〜林道（新道入口） 標高差が約400mの急な尾根に付けられたジグザグ道。 滑りやすく歩きにくい。 |
| その他周辺情報 | 日帰り温泉は、六石温泉「あじさいの湯」（600円）。 |
写真
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感想
笹原の山が続いた今年の紅葉登山。
川上岳の後に体調を崩し、山に行けない日が続いた。
快晴の休日も外出出来ず、家の中からじっと青空を見上げていた。
この土日も、一応山を予定していた。
しかし、回復が遅れ、今回も遠出出来そうになかった。
願っても無いような快晴の予報に我慢できなくなり、つい近くの山に行くことにした。
あわよくば、山で体調を取り戻せるかもしれないという虫のいい考えも、少しあった。
近場で紅葉のいい山は？と探すと、竜の赤い羊のレコが目に入った。
そういえば、竜ヶ岳のことは、すっかり忘れていた。
ふと、去年、ガスの中に見た赤い羊たちを思い出した。
今度こそ是が非でも晴れの日に見てみたいと、その欲求が膨らんでいった。
朝、宇賀渓の駐車場に着くと、山頂は綺麗に晴れていた。
予報では、昼近くから晴れてくるということだった。
案の定、出発する時にはガスがかかって山頂は見えなくなっていた。
次第に晴れてくるはずと、予報を信じて出発した。
笹原に着くと、それまで山頂に掛かっていたガスが取れてきた。
青空も見えだし、時折日も差してきた。
丁度竜への登りにさしかかった頃、雲間から太陽も顔を出し始めた。
絶妙のタイミングだ。
少し登っては、雲の影が取れるのを待った。
牧場全体に日が当たるのを見計らってシャッターを押す。
また少し登って、撮影ポイントで雲の影が消えるのを待つ。
尺取り虫のように、撮っては登り。登っては待つを繰り返した。
今回の目的はただ一つ。
最高の状態の赤い羊たちを見ること。
ここぞとばかり、たっぷり時間を掛けて羊牧場の絶景を楽しんだ。
山頂は、珍しく微風で、日差したっぷりの小春日和。
日向ぼっこをしながらの昼食となった。
怪我の功名か、予定になかった竜の赤い羊たちとの出会いが実現。
体調不良を押しての山行だったが、会心の思い出深い山行となった。
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