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記録ID: 754980
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ハイキング
霧島・開聞岳

開聞岳

2015年10月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:45
距離
7.7km
登り
837m
下り
820m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:17
休憩
0:27
合計
4:44
距離 7.7km 登り 837m 下り 839m
8:26
8:27
42
9:09
9:10
60
10:10
10:11
16
10:27
10:48
74
12:02
12:03
37
12:40
12:41
11
12:55
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
かいもん山麓ふれあい公園駐車場
昨晩、指宿の焼酎〔利右衛門〕のロックを5杯もがぶ飲みしましたが、翌朝はスッキリ...
昨晩、指宿の焼酎〔利右衛門〕のロックを5杯もがぶ飲みしましたが、翌朝はスッキリ...
昨晩の雨もあがり、これから開聞岳へ
昨晩の雨もあがり、これから開聞岳へ
別名・薩摩富士といわれる美しい稜線が間近に迫ってきました
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別名・薩摩富士といわれる美しい稜線が間近に迫ってきました
国道226号線からの開聞岳
国道226号線からの開聞岳
ふれあい公園から二合目の登山道を目指します
ふれあい公園から二合目の登山道を目指します
キャンプ場を通り抜け、車道を歩きます
キャンプ場を通り抜け、車道を歩きます
二合目の登山口。ここから山道に入ります
二合目の登山口。ここから山道に入ります
水はけが良さそうな細かい火山石が多く、歩きやすい道です
水はけが良さそうな細かい火山石が多く、歩きやすい道です
鬱蒼とした樹林帯
鬱蒼とした樹林帯
徐々に石が散らばってきて歩きにくくなります
徐々に石が散らばってきて歩きにくくなります
シダ系植物も多く、南国を感じさせます
シダ系植物も多く、南国を感じさせます
五合目に到着すると視界が開け、デッキが施してありました
五合目に到着すると視界が開け、デッキが施してありました
霞んではいますが、長崎鼻がよく見えました
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霞んではいますが、長崎鼻がよく見えました
七合目あたりから岩が多くなり、足元に注意が必要です
七合目あたりから岩が多くなり、足元に注意が必要です
道幅も狭くなり、岩をよじ登る場面が増えます
道幅も狭くなり、岩をよじ登る場面が増えます
キッコウハグマ
八合目を過ぎると、ロープや梯子が出てきます
八合目を過ぎると、ロープや梯子が出てきます
ツワブキ
九合目を過ぎると視界が開けてきます
九合目を過ぎると視界が開けてきます
ほどなく山頂へ
御嶽神社
山頂(924m)到着
山頂は大変狭く、居場所がありません
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山頂は大変狭く、居場所がありません
北側に池田湖、南側に太平洋とパノラマの光景は圧巻
北側に池田湖、南側に太平洋とパノラマの光景は圧巻
九号目付近へ下りて、景観を楽しむ
九号目付近へ下りて、景観を楽しむ
下りは滑りやすいので慎重に
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下りは滑りやすいので慎重に
純白のカタツムリ...珍しい
純白のカタツムリ...珍しい
ふれあい公園に下山し、昼食。
〔黒かつ亭〕のヒレカツサンドです
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ふれあい公園に下山し、昼食。
〔黒かつ亭〕のヒレカツサンドです
巨人が歩いているかのような、岬の岩山
巨人が歩いているかのような、岬の岩山
鹿児島空港で反省会
鹿児島空港で反省会

装備

個人装備
雨具(レインウェア) 着替え スパッツ ポール 飲料
備考 手を使うので、グローブを装着するとよい

感想

 開聞岳は薩摩半島の南端に位置する火山で、綺麗な円錐形の山容から、別名・薩摩富士と称され、日本百名山にも選定されています。南西半分は海に面しており、海越しに見ると見事なまでの独立峰が海面に浮かんで見え、山と海が一体となったその秀麗で美しい光景には、思わず息を呑むほどです。
 我が低山トレッキング部の山行100回突破を記念し、はるばる九州最南端の地にやってきました。昨日までの雨もあがり、少し霞がかった曇り空ですが、問題なく登山ができそうでほっとします。
 指宿から国道226号線を西へ向かうとすぐに完璧に整った円錐形が姿を現しました。子どもが砂場で作る砂山はほぼこの開聞岳といってよい。O島部長が車内から何度もシャッターを切ります。今から約1,500年前の貞観の大噴火で山頂に溶岩円頂丘(溶岩ドーム)が噴出し、現在の美しい円錐形の山容となったそうです。
 かいもん山麓ふれあい公園から出発し、二合目登山口まで車道を歩きます。正面に迫る開聞岳を見上げると、コニーデ型の上にトロイデ型が乗った二重式火山となっている層のラインが確認できました。二合目登山口から山道に入ります。ニ.五合目までは、なだらかで歩きやすい道が続きますが、スコーリアという粒子の細かな火山灰の上に木々が生え、雨のたびに土砂が流されているせいか、道がどんどん削られてい、両壁からは木の根が飛び出してしまっています。鬱蒼とした森は、シダ系植物が多く見られ、南国を感じさせます。昨日中降り続いた雨で、地表は濡れていますが、水はけの良い軽石のような溶岩質の砂利によって泥濘はありません。四合目も越えると、少し汗ばんできました。樹林帯で見晴らしはありませんが、時々汽笛が聞こえてきて、海の近さを感じさせます。
 歩き始めて55分で五合目に到着。初めて展望が開け、広がる海が目に飛び込んできます。長崎鼻も確認できました。ここからは道幅が狭くなり、岩が多くなってきます。七合目を越えると、手を使って岩石をよじ登る格好になってきます。これは、トロイデとコニーデの境界で砂礫から安山岩に変わることによるものであろう。
 仙人洞を過ぎて八合目からは玄武岩の巨岩が多くなってきます。このあたりからは、足場を気にしながら慎重に進まざるを得ない。
 九合目を過ぎると、木々も低くなり景観が楽しめるようになってきます。山頂まで52mの標識を越え、御嶽神社の鳥居の前で参拝した後に、いよいよ山頂が見えてきました。岩だらけの中に、皇太子さま登頂記念碑とともに三角点がありました。イッシー伝説があるカルデラ湖の池田湖や、枕崎方面への綺麗な海岸線が見えました。
 狭い頂上に長くは居られません。すぐに下山します。幾組かのカップルハイカーとすれ違います。そう、ここはプロポーズ登山としても話題の山になっているようです。
 往復4時間半、あっという間でしたが、南国の名山を楽しむことが出来ました。

〔感想〕
 今や、カップル成立の山として人気のようだ。
 実際登ってみて、なるほど、と思った。最初は登りやすいが、徐々に道が険しくなり、七合目付近の岩場越えからは、彼氏は騎士(ナイト)に変身し、彼女の足元を気遣い、手を握り、優しい声で労わり、いっそう二人の距離は接近していく道理だ。やっと乗越えた先には、遥か彼方にまで広がる海原の絶景パノラマが待っている...。
 山頂から眼下に広大な海を望むのは、ハワイのダイヤモンドヘッド以来になるだろうか。(あの頃は若かったなア...)
 そんなことを考えながら、しばし景観を楽しんだ...。

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体力レベル
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