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Yamareco

記録ID: 7631622
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

イグルー泊で御在所岳・雨乞岳

2024年12月28日(土) 〜 2024年12月29日(日)
情報量の目安: A
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:26
距離
14.5km
登り
1,836m
下り
1,829m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:20
休憩
0:46
合計
6:06
距離 6.8km 登り 1,178m 下り 616m
8:40
26
9:06
9:07
6
9:13
9:19
35
9:54
10:00
4
10:04
10:10
3
10:27
10:28
1
10:29
10:33
28
11:01
11:02
58
12:00
12:10
89
13:39
13:45
3
13:48
29
14:17
宿泊地
2日目
山行
5:53
休憩
0:27
合計
6:20
距離 7.7km 登り 658m 下り 1,212m
7:17
23
宿泊地
7:40
7:41
17
7:58
19
8:17
46
9:03
9:04
30
9:34
9:35
24
9:59
10:00
6
10:06
76
11:22
11:23
20
11:43
11:51
2
12:18
12:24
26
12:50
8
12:58
13:05
9
13:14
13:15
8
13:35
2
13:37
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
五合目より御在所岳、まだ雪は少ない
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五合目より御在所岳、まだ雪は少ない
定番の地蔵岩。まだ小さかった子供たちと良く登ったことを思い出す。
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定番の地蔵岩。まだ小さかった子供たちと良く登ったことを思い出す。
西尾根を下る。トレースはなく、積雪があるところはツボ足で膝下くらいあり。一方で風の強い尾根では吹き飛ばされ地面が露出しているところも。
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西尾根を下る。トレースはなく、積雪があるところはツボ足で膝下くらいあり。一方で風の強い尾根では吹き飛ばされ地面が露出しているところも。
七人山まではスノーシューのトレースが2名分。この辺りもツボ足で膝下くらいの積雪で、存分にラッセルを楽しむ。
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七人山まではスノーシューのトレースが2名分。この辺りもツボ足で膝下くらいの積雪で、存分にラッセルを楽しむ。
七人山のコルを過ぎふと目をやるとかっこいい鎌ヶ岳がお目見え。ここも悪くはないが、イグルー適地を求めてもう少し登ってみる。
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七人山のコルを過ぎふと目をやるとかっこいい鎌ヶ岳がお目見え。ここも悪くはないが、イグルー適地を求めてもう少し登ってみる。
イグルー設営地より、夕日に染まる御在所岳と鎌ヶ岳。
樹林帯に入る手前の開けた場所で、適度に締まった雪があったのが決め手。
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イグルー設営地より、夕日に染まる御在所岳と鎌ヶ岳。
樹林帯に入る手前の開けた場所で、適度に締まった雪があったのが決め手。
四日市の夜景とイグルー
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四日市の夜景とイグルー
夕食はキムチ鍋&うどん
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夕食はキムチ鍋&うどん
朝焼けの御在所岳
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朝焼けの御在所岳
改めてみるとガンダムっぽい顔つきのイグルー、幅80cm、奥行250cmの楕円型である。奥がキッチン、真ん中が寝床、入り口が荷物、という配置でなかなか使い勝手が良かった。
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改めてみるとガンダムっぽい顔つきのイグルー、幅80cm、奥行250cmの楕円型である。奥がキッチン、真ん中が寝床、入り口が荷物、という配置でなかなか使い勝手が良かった。
朝日が昇る
イグルーもちょっと焼けた
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イグルーもちょっと焼けた
東雨乞岳はなかなかの強風。ガスに包まれがちだが、見え隠れする雨乞岳に向かって進む。
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東雨乞岳はなかなかの強風。ガスに包まれがちだが、見え隠れする雨乞岳に向かって進む。
ふと南に目を向けると、鎌ヶ岳に天使の階段がかかっていた
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ふと南に目を向けると、鎌ヶ岳に天使の階段がかかっていた
群界尾根から御嶽大権現へと続く尾根。今日歩くルートを確かめる。
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群界尾根から御嶽大権現へと続く尾根。今日歩くルートを確かめる。
群界尾根も雪深い。下りなので思う存分まっさらな雪面に飛び込んで、もふもふの雪で遊ぶ。スノーシューの足跡が2名分、3名の方とすれ違う。割と人が入っていそうだ。
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群界尾根も雪深い。下りなので思う存分まっさらな雪面に飛び込んで、もふもふの雪で遊ぶ。スノーシューの足跡が2名分、3名の方とすれ違う。割と人が入っていそうだ。
群界尾根は鎌ヶ岳の眺望が良い
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群界尾根は鎌ヶ岳の眺望が良い
御嶽大権現が見えてきた。途中灌木と深い雪にてこずったが、全体的には歩きやすかった。
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御嶽大権現が見えてきた。途中灌木と深い雪にてこずったが、全体的には歩きやすかった。
一年の感謝と来年の誓いを立て、神社をあとにする
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一年の感謝と来年の誓いを立て、神社をあとにする
雲に浮かぶ城のようだ
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雲に浮かぶ城のようだ
再び望湖台へ。西尾根に、七人山から雨乞岳。ビバーク地点を目でたどり、今回の山行を振り返った。
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再び望湖台へ。西尾根に、七人山から雨乞岳。ビバーク地点を目でたどり、今回の山行を振り返った。
お気に入りの7合目の岩場であるが、ここまで5名とすれ違い全員スパイクなし。おぼつかない足取りに、見ているこちらがヒヤヒヤした。初心者おそるべし。。
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お気に入りの7合目の岩場であるが、ここまで5名とすれ違い全員スパイクなし。おぼつかない足取りに、見ているこちらがヒヤヒヤした。初心者おそるべし。。

感想

今シーズンの冬山トレーニング第2弾として雨乞岳でイグルー泊をしてきました。アルプス縦走を想定した装備で22kg。
12月の鈴鹿でできるか不安はありましたが、40cm程度の積雪と鉱脈を見つければ問題なく作成でき、いい経験となりました。厳冬期アルプスのイグルー泊山行に向けて弾みがつき、いい形で今年の山納を迎えることができました。

■イグルー泊
東雨乞岳の東側1100m地点、林に入る手前でイグルーを設営。西風を林が防ぎ、東を見れば御在所岳と鎌ヶ岳を望み、四日市の街並みも見下ろせる好立地。積雪は40cm程度だが、軽く締まっていて良好な雪質。
軽いけど少し脆い雪、厚さ30cm、長さ60cmくらいの良質の材が簡単に切出せた。ただし屋根を作ろうと10~15cmくらいの薄い材を切ろうとすると崩れてしまい、屋根づくりで難航。厚さ20cmくらいなら折れず、安定した屋根を作ることができた。

予報では最低気温-4度、風速3m程度と温かい夜という事もあったが、イグルーの中は非常に暖かく、静かで快適に眠ることができた。


■中道登山口~御在所岳
中道は裏道分岐辺りから雪が現れ始め、キレットを過ぎた辺りから雪がつながる程度の積雪。踏み固められているので滑りやすい。が、そんな中、アイゼンの類を装着せずに登ってくる人の多いことに驚いた。7合目の岩場より上ですれ違った5名全員、である。いずれも初心者風ないし軽装外国人で、滑ったりおぼつかない足取りにこちらがヒヤヒヤ。事故が起きないことを祈るばかりだ。

■御在所岳西尾根
にぎやかな御在所岳を後にして西尾根へ。先行者はなく、積雪があるところはツボ足で膝下くらい。その一方で、尾根の細いところは雪が飛ばされ地面がむき出しのところも多い。

■コクイ谷出合い~七人山
スノーシューのトレースが2名分あり、七人山の手前で雨乞岳まで行ってきた先行者とすれ違う。ここもツボ足だと膝下くらいの積雪でラッセルを楽しむ。

■東雨乞岳の東側1100mでイグルー泊
林に入る手前でビバーグすることにした。西風を林が防ぎ、東を見れば御在所岳と鎌ヶ岳を望み、四日市の街並みも見下ろせる好立地。
七人山の登りはモナカ雪で、10㎝程度の固い層の下はサラサラの粉雪で絶望していたが、ここは踏み抜いた下まで固い雪だったことが決め手だった。

■雨乞岳~群界尾根
翌朝の雨乞岳は予報通りのガス。一方で東の空は晴れており、きれいな朝焼けと日の出を迎えることができた。
吹き曝しの東雨乞岳はまあまあの強風。神々しい天使の階段が下りる鎌ヶ岳を横目で見ながら雨乞岳を往復。
群界尾根も雪深い。登りは大変そうだが、下りはお構いなしで新雪に飛び込んで存分に楽しんだ。2名分のトレースがあり、3名の方とすれ違った。

■大権現ルート
トレースなし。1か所灌木と深い雪に阻まれ苦労したが、他は特筆する箇所なし。快適でした。

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技術レベル
2/5
体力レベル
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利用交通機関:
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2/5
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