記録ID: 7697076
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰
鳴子周回
2025年01月13日(月) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:09
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 538m
- 下り
- 537m
コースタイム
天候 | 晴 時々 雪/雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
07:24 郡山 08:12 古川 JR陸羽東線 IC682円 09:19 古川 10:06 鳴子温泉 滝の湯 300円 14:50-15:20 JR陸羽東線 IC682円 15:40 鳴子温泉 16:26 古川 JR東北新幹線 6150円 17:08 古川 17:21 仙台 : 17:25 仙台 18:05 郡山 |
その他周辺情報 | 鳴子温泉 |
写真
@JR古川駅
仙台駅までの定期利用が多いことしか知らない古川駅で下車。乗り換えまで1時間あるので駅を出て街を散策しに行く。大きな銀色のアーチが気になり、西側に向かって歩いた。途中の案内板に「緒絶」という聞き馴染みのない単語に惹かれてより遠くへ行く。
仙台駅までの定期利用が多いことしか知らない古川駅で下車。乗り換えまで1時間あるので駅を出て街を散策しに行く。大きな銀色のアーチが気になり、西側に向かって歩いた。途中の案内板に「緒絶」という聞き馴染みのない単語に惹かれてより遠くへ行く。
@緒絶橋
その昔、荒雄川(江合川)は、玉造川と呼ばれていたが、この河道は現在の市街地の北部から南へ流れ、鳴瀬川と合流していた。この玉造川の流路は、七世紀頃から東へ流れを変え、現在の地形が形成されたと推定される。
玉造川の流路を変えた後には、川筋が残り、玉の緒(いのち)の絶えた川、即ち緒絶川と呼ばれ、この川の上に架けられた橋が緒絶の橋と呼ばれ現在に至った。
古川の地名は、この流れの絶えた川床の上に発達した名称によるものである。
緒絶の橋は初期万葉の時代から、「白玉之緒絶者信」(「しらたまのをだえのはし」・訓読は鎌倉時代初期成立の「万葉集佳詞」による)と詠まれ、源氏物語・藤待の巻では悲恋の心情を表現している。
(看板記載の内容を書き起こし)
その昔、荒雄川(江合川)は、玉造川と呼ばれていたが、この河道は現在の市街地の北部から南へ流れ、鳴瀬川と合流していた。この玉造川の流路は、七世紀頃から東へ流れを変え、現在の地形が形成されたと推定される。
玉造川の流路を変えた後には、川筋が残り、玉の緒(いのち)の絶えた川、即ち緒絶川と呼ばれ、この川の上に架けられた橋が緒絶の橋と呼ばれ現在に至った。
古川の地名は、この流れの絶えた川床の上に発達した名称によるものである。
緒絶の橋は初期万葉の時代から、「白玉之緒絶者信」(「しらたまのをだえのはし」・訓読は鎌倉時代初期成立の「万葉集佳詞」による)と詠まれ、源氏物語・藤待の巻では悲恋の心情を表現している。
(看板記載の内容を書き起こし)
@JR鳴子温泉駅
列車に揺られながら、鳴子温泉北部にある特別天然記念物「鬼首の雌釜および雄釜間歇温泉」に関する論文を読む。長らく活動が停止し調査もなされておらず謎多き特別天然記念物であったが、2023年の現地調査により熱水活動は一切認められない[1]と記載がある。
古川観光と鬼首の情報収集で満足感があるのだが、当初の予定である活火山・鳴子を登りに行く。
列車に揺られながら、鳴子温泉北部にある特別天然記念物「鬼首の雌釜および雄釜間歇温泉」に関する論文を読む。長らく活動が停止し調査もなされておらず謎多き特別天然記念物であったが、2023年の現地調査により熱水活動は一切認められない[1]と記載がある。
古川観光と鬼首の情報収集で満足感があるのだが、当初の予定である活火山・鳴子を登りに行く。
@鳴子温泉湯元→胡桃ヶ岳登山口
除雪はここのカーブまでされている。自動車2台程度の駐車スペースがある。
雪山の端を通り、つぼ足のトレースに従って行く。途中でスノーシューのトレースになったので、合わせて私も装着した。
除雪はここのカーブまでされている。自動車2台程度の駐車スペースがある。
雪山の端を通り、つぼ足のトレースに従って行く。途中でスノーシューのトレースになったので、合わせて私も装着した。
@胡桃ヶ岳登山口→胡桃ヶ岳
人工物発見。登山口からここまでのルートが全く判然としなかった。
ここからは道が見えるので安心ではあるが、スノーシューを履いていても斜面は膝下が埋まるラッセルを強いられる。辛かった。
人工物発見。登山口からここまでのルートが全く判然としなかった。
ここからは道が見えるので安心ではあるが、スノーシューを履いていても斜面は膝下が埋まるラッセルを強いられる。辛かった。
@尾ヶ岳
光がさし雪が煌めく中、尾ヶ岳に到着。
ヤマレコでログが残っているのは僅か3件。マイナーではあるが、大抵の奥羽山脈にある活火山を登っていて、ここだけ登らない訳にはいかなかった。
光がさし雪が煌めく中、尾ヶ岳に到着。
ヤマレコでログが残っているのは僅か3件。マイナーではあるが、大抵の奥羽山脈にある活火山を登っていて、ここだけ登らない訳にはいかなかった。
装備
個人装備 |
インナー(シャツ・Tシャツ・スウェット・タイツ)
アウター(ジャケット・ミッドジャケット)
ボトムス
長靴
スノーシュー
ゲイター
帽子
手袋
鞄(リュックサック)
熊よけ
笛
アクエリアス(500ml)×2
ゼリー飲料×2
スマホ(iPhone SE 3rd)
モバイルバッテリー
財布
|
---|
感想
論文にある座標を基に、山の地名「鬼首の雌釜および雄釜間歇温泉」を作成しました。訪れようとする奇特な方は、是非ログと写真と体験談を記して特別天然記念物の解除の可能性があるこの地の現状を発信して欲しいです。
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=77578
[1] 吉田靖志, 国指定特別天然記念物としての「雌釜・雄釜間欠泉」の現状評価, (2023), 温泉科学(J. Hot Spring Sci.),72,200-207
http://www.j-hss.org/journal/back_number/vol72_pdf/vol72no4_200_207.pdf
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