富士山 精進口登山道〜スバルライン五合目から精進湖へ


- GPS
- 04:26
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 16m
- 下り
- 1,406m
コースタイム
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 3:54
・昭文社 山と高原地図 「31 富士山」(2012年版)
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
![]() ![]() ![]() 起点:富士スバルライン五合目 終点:赤池バス停 ![]() ![]() ![]() ![]() |
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険個所なし。全てにおいて大きな段差も急斜面も全くない、歩きやすい道。 ・三合目あたりまではあっという間な感じだったが、そこから先が長い・・・ 道が平坦な分標高がなかなか下がらないので、とても長く感じる。 ・細い枝道がそれなりにあるが、難しい分岐はなかった。要所に道標はある。 ・雪があったのは五合目から標高2100mくらいまで。多いところでも2〜3センチ程度だった。軽アイゼンを用意していたが、使わずに済んだ。 |
写真
感想
快晴の富士山日和。
前々から歩いてみたかった、富士山の精進口登山道を歩いた。
登りではなく下りで;;;
富士スバルライン五合目から、青木ヶ原の樹海を抜けて精進湖まで。
ここ数日一気に寒くなって、木曜日と金曜日、富士スバルラインは四合目までの営業だった模様。
土曜日もダメかも・・・と思って、前日に代替案も考えておいた。
精進口登山道は三合目でもスバルラインと接しているので、もし五合目まで行けないときは三合目を起点にするつもりでいた。
で、当日。
朝、富士山駅のバスの切符売り場で聞くと、やっぱりバスは四合目まで。
仕方ないので三合目までの切符を買おうとすると「次のバスは五合目まで行きますよ」と。
次のバスは1時間後。
三合目から歩くか、ただでさえ遅めのスタート時間がさらに1時間遅れることになるけど五合目から歩くか。
迷った結果、後者を選択。
コースタイム通りだと、ゴールが日没ぎりぎりになってしまいそうだが、夜装備は常備しているし。(でも夜の青木ヶ原樹海など歩きたくはないが・・・)
結果的にはこの選択は当たり。
快晴だったので、五合目からの展望は素晴らしかった。
逆に五合目以外では展望はほとんどなかったので、もし三合目から歩いていると、富士山が見られない富士山歩きになっていた。
で、精進口登山道。
前述の通り展望はほとんどない。
その代わり、道は驚くほど歩きやすい道で、急斜面も全くないのは意外だった。
コースタイムは5時間半を見込んでいたが、4時間くらいで歩けた。
(おかげで暗くならないうちに下りてこられた。)
それでいて、距離は18kmほど、標高差は1300m以上もある。
平地並みのペースで歩けてしまうくらい、歩きやすい道。
このコースは溶岩の上に広がる森、という独特の景観を眺めながら歩けて、まさに富士の樹海を楽しむコース、といった感じ。
めまぐるしく変わる植生が見どころ。
紅葉は少しくらい残っているかと思っていたが、すっかり終ってしまっていたのが惜しかった。
富士山の噴火によって一面溶岩の焼け野原になる。
その後植物が芽生え、葉を落とし土になり、そこから植物が芽生え、葉を落とし土になる。
これを途方もなく長い年月をかけて繰り返し、溶岩を覆い隠すほどの森になる。
植物のチカラ。
森を壊してヒトが建物を作っても、ヒトが居なくなればまた森に返る。
地球を支配しているのは植物ではなかろうか、とかそんなことを考えながら歩いていた。
さて、次の富士山は・・・
河口湖からの船津口登山道とか、富士山駅からの吉田口登山道とか、五合目より下にも、まだまだ歩いてみたいコースは多い。
〜〜〜関連〜〜〜
○全ての写真(Googleフォト:ちょっとだけ画質がいい)
https://goo.gl/photos/LRexPSd9FVsfgFbq6
○過去の富士山五合目下
・2015年9月 須山口登山歩道
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-709916.html
・2013年10月 奥庭と大沢崩れ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-362492.html
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