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Yamareco

記録ID: 7716805
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

11歳児とめぐる和同開珎の遺跡と早春の蓑山(美の山)

2025年01月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 シューP その他2人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:19
距離
4.1km
登り
372m
下り
372m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:48
休憩
1:31
合計
3:19
距離 4.1km 登り 372m 下り 372m
11:18
6
スタート地点
11:24
11:30
70
12:40
14:05
32
14:37
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
和同開珎遺跡見学者用駐車場
コース状況/
危険箇所等
落ち葉多めで少しすべりやすい
その他周辺情報 ・阿左美冷蔵
関東でトップクラスに有名なかき氷のお店。夏は行列だけど冬ならわりとすぐ入れる

・秩父川端温泉梵の湯
よい温泉でした、食事もちょっと変化があってよかった
駐車場から道をくだる
妻と息子においてかれた
2025年01月19日 11:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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駐車場から道をくだる
妻と息子においてかれた
いい景色
険しい山が見える
これは両神山だろうか
2025年01月19日 11:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/19 11:19
いい景色
険しい山が見える
これは両神山だろうか
ここが入り口
2025年01月19日 11:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ここが入り口
日本で初めて銅が発見された、和銅。この歴史を学びに来ました
2025年01月19日 11:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/19 11:22
日本で初めて銅が発見された、和銅。この歴史を学びに来ました
気持ちいい散歩道
2025年01月19日 11:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/19 11:22
気持ちいい散歩道
でっかい和同開珎モニュメント!
2025年01月19日 11:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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でっかい和同開珎モニュメント!
ここがその、銅を掘ったあとなのだそうな
平城京より前の話ってなんだかすごいよね
2025年01月19日 11:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ここがその、銅を掘ったあとなのだそうな
平城京より前の話ってなんだかすごいよね
さて登るよ
2025年01月19日 11:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/19 11:34
さて登るよ
ホトケノザがひと足早く春を告げてる
2025年01月19日 11:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ホトケノザがひと足早く春を告げてる
いい感じの里の道
2025年01月19日 11:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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いい感じの里の道
いったん道路
このへんのおうちで暮らすと気持ちよさそう
2025年01月19日 11:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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いったん道路
このへんのおうちで暮らすと気持ちよさそう
景色は雄大
2025年01月19日 11:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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景色は雄大
売れ残ったカラスウリたちが色褪せて並ぶ
2025年01月19日 11:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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売れ残ったカラスウリたちが色褪せて並ぶ
さてここから山登りスタート
2025年01月19日 11:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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さてここから山登りスタート
風化してポロポロ崩れる岩
2025年01月19日 11:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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風化してポロポロ崩れる岩
珪化木に見えなくもないけど
2025年01月19日 11:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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珪化木に見えなくもないけど
さらに珪化木っぽい
違うと思うけど
2025年01月19日 11:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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さらに珪化木っぽい
違うと思うけど
冬の山道
落ち葉がふかふか
2025年01月19日 11:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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冬の山道
落ち葉がふかふか
山頂はこっち
2025年01月19日 11:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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山頂はこっち
そこそこ斜度があるのね
2025年01月19日 12:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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そこそこ斜度があるのね
ヤママユがぽつんと
2025年01月19日 12:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ヤママユがぽつんと
道路が見えてきた
2025年01月19日 12:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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道路が見えてきた
こんなところに登山者カウンター
押しときます
2025年01月19日 12:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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こんなところに登山者カウンター
押しときます
ほぼ公園だね
2025年01月19日 12:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ほぼ公園だね
立派な展望台だ
2025年01月19日 12:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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立派な展望台だ
展望台から
秩父のまちを一望
きれいな三角は武甲山
2025年01月19日 12:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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展望台から
秩父のまちを一望
きれいな三角は武甲山
頂上はもうちょい奥
2025年01月19日 12:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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頂上はもうちょい奥
美の山に登ったよ
蓑山ともいうよ
2025年01月19日 12:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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美の山に登ったよ
蓑山ともいうよ
展望広場から秩父と逆サイドを見る
2025年01月19日 12:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/19 12:53
展望広場から秩父と逆サイドを見る
いろんな山が並んでる
って男体山とか赤城山見えてるの??
2025年01月19日 12:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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いろんな山が並んでる
って男体山とか赤城山見えてるの??
おにぎりいただきます
真冬だけど陽だまりでぽかぽか
2025年01月19日 13:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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おにぎりいただきます
真冬だけど陽だまりでぽかぽか
モチとしるこを別々でもってきておしるこ!
これはうまくできた!
2025年01月19日 13:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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モチとしるこを別々でもってきておしるこ!
これはうまくできた!
あまりに気持ちいい陽射しなのでおひるね
2025年01月19日 13:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/19 13:48
あまりに気持ちいい陽射しなのでおひるね
遠くのぞむ雪をかぶったおやま
あれが男体山とかなんだろうか
2025年01月19日 13:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/19 13:48
遠くのぞむ雪をかぶったおやま
あれが男体山とかなんだろうか
これが赤城山?
2025年01月19日 13:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/19 13:48
これが赤城山?
人もぜんぜんいなくて素敵な広場でした
2025年01月19日 14:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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人もぜんぜんいなくて素敵な広場でした
さておりよう
秩父の街がキラキラしてる
2025年01月19日 14:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/19 14:04
さておりよう
秩父の街がキラキラしてる
走れ!!!!
2025年01月19日 14:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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走れ!!!!
あっという間に登山口
2025年01月19日 14:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/19 14:30
あっという間に登山口
気持ちよかったねー
2025年01月19日 14:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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気持ちよかったねー
里におりて
2025年01月19日 14:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/19 14:35
里におりて
おつかれさまでした
2025年01月19日 14:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/19 14:37
おつかれさまでした
阿左美冷蔵で息子念願のかき氷
冬はわりあい空いてるのだ
2025年01月19日 15:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
1/19 15:10
阿左美冷蔵で息子念願のかき氷
冬はわりあい空いてるのだ

感想

近場でさっと登れる山をひたすら探し続けて数ヶ月。今回は秩父の山に目をつけた。

社会科で習う(富本銭を別にすると)最古の通貨、和同開珎。その鋳造のきっかけになった銅を産出したのが秩父の黒谷地区、ということでまずはそれを見学しに。ついでにそこにある山に登ろう、という計画。

秩父の入り口、花園インターで関越道を下りる。そのまま秩父へ、、、と思いつつ、道の駅はなぞのに寄って野菜を買い込んでしまう。このあたりに来るとどうしてもここには引きずりこまれる。

和銅遺跡見学者用駐車場に車をとめて、さあ出発。谷におりて少し森を歩くと、でっかい和同開珎のモニュメントが登場。近づいてみると、ちょっと笑ってしまうくらいでっかい。顔を出してひっこめて遊ぶ息子さん。

遊歩道をたどった奥のほう、谷が少し崩れたようになっているところがある。それこそが和銅遺跡、古代の銅採掘跡だという。

時は708年、奈良の平城京に都を定める2年前のこと。ここで採れた自然銅は精錬を必要としない品位だったそう。日本でも銅が採れるとわかり、時の元明天皇は多いに喜んで元号を「和銅」としたそうな。

まだ奈良の都すらなかった時代の、銅の露天掘り跡。あまり「跡」らしいものは見えなかったけれど、ここが日本の歴史の大きなターニングポイントを作り出したのだと思うと感慨深い。

このあたりは他にも遊歩道が整備されていたようだけれど、この時は崩落かなにかのせいで不通。蓑山に向かうことにする。

駐車場のあたりに戻り、集落の中の道を道しるべどおりに進む。秩父を見下ろすなかなかの景色、こんなところで生活するのは気持ちよさそう。

集落のはずれに登山口があった。山登りスタート。最初はつづら折りに高度を上げる。足元の岩がいい感じに風化していて珪化木のよう。

真冬ゆえに、落ち葉が厚く積もって道はふわふわ。心地よくもあるし、すべりもする。意外と斜度があるので、やや歩きづらい。でも、思っていたよりも登山感があってうれしいのだ。ここの上は車で来ることができる公園、ともすれば遊歩道のような登山道かもしれないと思っていたから。

森を抜けて視界が広がる、少し上に車の道が見える。目指す山頂は近いらしい。こんなところになぜか登山者カウンターがあって、息子が楽しそうに押す。

やがて道は公園のそれになり、大きな展望台に到着。山頂はまだ少し先だけれど、まずはこれに乗ってみよう。大きなコンクリート製の展望台、階段を上がると秩父の街と守るようにそびえる武甲山がきれいに見えた。これはなかなかいいね。

展望台からおりて少し進むと、すぐに山頂。蓑山、または美の山。標高581メートル、秩父にしては珍しい独立峰なのだという。ただ山のほとんどは美の山公園として整備されていて、山頂そばの広場まで車で来ることができる(つまり山道で登る人はちょっとマニアック?)。電波施設が立っており、この山頂は特段居心地がいいわけではない。広場にむかっておりる。

広場には売店(冬季閉鎖中)や案内所(冬季閉鎖中)などがあって、暖かい季節にはそれなりに人がいるのだろうと思われる。桜やツツジ、あじさいや紅葉と、季節ごとの見どころも多いらしい。

しかしこの日はものすごく閑散としていて、広い広いこのエントランス広場にはほとんどうちの家族だけ。たまに散歩の人が通りかかるくらい。降り注ぐ冬のやわらかい陽差しはどこまでも心地よく、我々だけ世界から切り離されたような気分になった。

エントランス広場のそばには「東展望台」がある。秩父と逆の方向が見渡せるのだが、案内板によればとなりの連山、そのむこうに赤城山や男体山が見えるという。よーく目をこらすと、遠くに雪をかぶった高い山が見える。おー、あれが赤城山や男体山か。関東平野の奥まで見えるというのはなかなかすごい。

広場のベンチで、おにぎりをいただく。そのあとにおしるこ。今回はあんをスープジャーで、もちを別に包んで持ってきた。この別だて方式はかなりうまくいって、とてもおいしいおしるこをいただくことができた。これはまた冬になったらやることにしよう。

さて、あとは下山して温泉にでも行こう。と思っていたら息子がどうしてもかき氷を食べたいという。少し前に埼玉県立自然の博物館に来た時、阿左美冷蔵がすぐ近くにあることがわかっていながら、わずかの差で閉店時間を過ぎてしまいとても悲しい思いをした、そのことを覚えていたのだ(この時は温泉「星音の湯」に彼をつけて機嫌を直した)。

公園からくだりはじめるあたり、秩父とその向こうのおそらくは二子山?がきれいに見えて、ここはいいところだなと再実感。道はすぐに森に突入、ふわふわの落ち葉を舞い上げるように息子はふもとにむかってダッシュしていった。

20分もかからずに登山道を下りきり、集落へ。ここもやはり見晴らしがいい。のんびり歩いて車に到着、おつかれさまでした。

このあと息子おまちかねの阿左美冷蔵に移動、かき氷をオーダー。夏のあいだ大行列ができるこの店も、さすがに真冬ならばすぐに入ることができる。栗やキャラメルなど各種シロップ、お店の秘伝のみつなどさまざまな味を氷にかけていただいた。どうしてもシロップを使い切ることができず、もったいないなーと。

まわりの人たちが「あまりん」のかき氷を頼んでいて、このときは何かのアニメコラボか?と思ったが後で秩父のいちご品種だと知った。次回は頼みたい。

氷で体が冷えたので、温泉を目指す。荒川のほとりに日帰り温泉があるらしい、ということで「梵の湯」へ。重曹泉らしく、泉質が独特でかなり体があたたまった。併設のレストランで夕食、息子はわらじカツ丼ともつ煮込みをいただく。よくある併設レストランと違い、秩父っぽい食べ物がいくつもあってなかなかいいなと思った。

蓑山自体は軽い山だったけれど、それくらいのほうが秩父を楽しめてよかった。このあたりは気持ちのいい小さな山が多くあるので、また秩父のいろいろを楽しみつつ登りに来たいと思った。

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