記録ID: 7752182
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ハイキング
関東
荒幡富士~八国山緑地~将軍塚~志村けんの像~国立ハンセン病資料館~所沢航空記念公園
2025年01月30日(木) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 09:44
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 132m
- 下り
- 140m
コースタイム
天候 | 晴れ ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
ハンセン病は、末梢神経を犯し、知覚麻痺を起こす。
軽症者は、療養所で労働を強いられた。
作業中に傷を負っても、知覚麻痺のため、
傷に気が付かず、化膿して手足を切断したり、過酷な労働により、体力の消耗を来たし、病状が悪化し、失明する者もいた。
これを療養所と言ってもよいのだろうか❓
軽症者は、療養所で労働を強いられた。
作業中に傷を負っても、知覚麻痺のため、
傷に気が付かず、化膿して手足を切断したり、過酷な労働により、体力の消耗を来たし、病状が悪化し、失明する者もいた。
これを療養所と言ってもよいのだろうか❓
逆らって言う事を聞かない患者は、特別病室と言われる独房に入れられた。
光がほとんど入らないカビ臭い部屋。
おにぎりでいうと一個分しかないご飯と、朝は味噌汁が付いた食事が1日2回のみ。
栄養は不足し、冬は零下16度になり、凍死した患者が多くでた。
地獄以外の何物でもない。
光がほとんど入らないカビ臭い部屋。
おにぎりでいうと一個分しかないご飯と、朝は味噌汁が付いた食事が1日2回のみ。
栄養は不足し、冬は零下16度になり、凍死した患者が多くでた。
地獄以外の何物でもない。
感想
荒幡富士と将軍塚を見てから、所沢航空記念公園の蝋梅を見学するために考えたルート。
下山口駅から出発し、所沢周辺を色々歩き回り、見学したが、結局、一番印象に残ったのは、国立ハンセン病資料館でした。
▶︎国立ハンセン病資料館
ハンセン病は、神を信じなかった天罰とか、前世の報いでなった病気と考えられ、人々から忌み嫌われてきた。
子供がハンセン病になった家では、村八分になるのを恐れ、一家9人が自害した例もあったとか。
当資料館では、療養所と称する集団強制隔離部屋や
反抗者を収容する独房の実態、並びに過酷な労働の様子を知ることができる。
ハンセン病で思い出すのは、つくば市にある宝筐山の山頂で見た、ハンセン病患者を背負う忍性の銅像。
忍性は、鎌倉時代の僧侶である。
今では、ハンセン病は、多剤併用療法により、外来で完治が可能となったし、実際にはそんなにうつりやすい病気でないことも分かっている。
しかし、忍性の時代には、そんなクスリも存在しないし、もちろん病気に対する知識もない。
「らい予防法」(回復者を療養所に収監し続ける制度)でさえ、廃止されたのが1996年というのを考えると、
改めて、弱者を助けようとする忍性の固い決意と、菩薩のような慈悲の心には頭が下がるばかりである。
感染症は人類にとっては脅威のようで、例えば、567のような大したことない感染症でも、メディアの演出過剰報道によって、
人々の妄想は膨れ上がり、中身の分かっていないような液体に意図も容易く飛びついてしまうのは遺憾なことである。
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