記録ID: 7768796
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
愛宕山、難台山、吾国山、前山縦走
2025年02月05日(水) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:14
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,185m
- 下り
- 1,168m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:13
距離 19.6km
登り 1,185m
下り 1,168m
13:09
笠間アルプスともいわれる、笠間・吾国愛宕ハイキングコースの部分は、ピークごとに急坂を上り下りしなければなりませんが、分かりやすく安心してタイムを刻めます。吾国山から後のルートは、他の方々のログから、踏み跡がほとんどない場所があることを覚悟していましたが、その通りでした。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
自転車
帰りは、福原駅から岩間駅まで電車移動の予定でしたが、電車が出たばかりで40分ほど時間がありました(昼の時間は1時間に1本しか走っていません)。ふと見ると、駅にドコモのシェアサイクルのポートが有り、2台利用可能だったので、少し先の笠間駅までサイクリングを楽しみました。笠間駅からは当初福原駅から乗るつもりだった電車で岩間駅まで移動しましたが、体力がもっと残ってたら、常磐線に接続する友部駅まで行きたかったところです(岩間駅にはポートは無いので、直接行くことは出来ません)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
低山の縦走で標高は高くはないのですが、各ピークがとがっている感じで急登が多く、ガイドロープに助けられる部分も多かったです。 笠間・吾国愛宕ハイキングコースはよく整備されていて、危険な個所や迷いそうなところなどはほとんどありません。所々で眺望の良い場所や見どころとなる巨岩などがあり、楽しめました。 一方で、吾国山から分かれて進んだ前山、福原富士へと進むコースは、踏み跡のほとんどない藪の中を進むことが嫌いな方にはお勧めできません。「かつて登山道として整備を頑張ってくれた方がいたんだろうな。」というように、心の余裕を持って楽しむのが正解です。 特に不明瞭だったのは、吾国山から林道今泉吾国線に降りるまでと、前山から北関東自動車道の南側の農道へ出るまでの斜面です(林道から前山までは、ピンクテープもあり踏み跡も良く判別出来ました)。それぞれ、GPSを頼って方向を見定め、降りるしかありませんでした。一部で、かつては登山道だった部分を進むことが出来ますが、完全に廃道状態です。それぞれを逆方向で登ることと、暗い時間に通過しようとすることは、恐らく危険性も疲れも倍増しますのでお勧めできません。 福原富士(183.2m)の登山道もかなり荒れている状態ですが、GPSを時々確認するくらいで進めました。 |
その他周辺情報 | 3分100円のコインシャワーが駅近くの地域交流センターいわま「あたご」で使えることを調べていたのですが、やはり癒しが欲しかったので、帰り道の日帰り入浴施設湯楽の里土浦店を利用しました。 地域交流センターいわま「あたご」 https://www.city.kasama.lg.jp/page/page009162.html 湯楽の里土浦店 https://www.yurakirari.com/yura/tsuchiura/ |
写真
今日のスタートは明るくなってから。
看板の笠間・吾国愛宕ハイキングコースを吾国山まで進み、そこから分かれて前山(地図にはない)、富士山(標高200mに満たない山なのに地図に載っている!)へと進みます。
看板の笠間・吾国愛宕ハイキングコースを吾国山まで進み、そこから分かれて前山(地図にはない)、富士山(標高200mに満たない山なのに地図に載っている!)へと進みます。
愛宕山を登ってきた岩間側と反対方向に降りると大鳥居や大駐車場があり、周辺が「あたご天狗の森」として整備されています。ATAGO FOREST HOUSEというおしゃれなカフェ兼会議室、シャワー室もありました。反対からのコースで来るなら、ここの景色を楽しめるシャワーでリフレッシュして帰るのもいいかもしれないと思いました。
https://www.kasama-kankou.jp/page/page000310.html
https://www.kasama-kankou.jp/page/page000310.html
洗心館跡地から、土浦市方面。右端に筑波山が写っています。
この場所は、「旧洗心館キャンプ場」として、予約の取りやすいキャンプ場となっているようです。
www.nap-camp.com/ibaraki/15004
この場所は、「旧洗心館キャンプ場」として、予約の取りやすいキャンプ場となっているようです。
www.nap-camp.com/ibaraki/15004
吾国山山頂近くまで来て、おそらくこれが前山方向に降りる分岐点というところを見つけました。難台山方向に振り返って撮っていますので、右の太い道がハイキングコースで、中央の細い木の左側が前山方向となります。この先、道はすぐになくなりますが。
こちらが山頂の田上神社。昔は我国山神社(吾国山神社)と呼ばれていたということで、言い伝えでは、かつて日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征した時、この山頂からの景色を「これは他国にあらず、実に我国なり」と絶賛したという、実に歴史的に由緒ある場所のようです。
ベンチもあったので、風は冷たかったですが、ここでお昼休憩を取りました。
ベンチもあったので、風は冷たかったですが、ここでお昼休憩を取りました。
林道に出る前の残り1/4くらいは、登山道の跡が残っていました。
スマホのバッテリー残量が20%を切り、この先でスマホの電源を落として進んだところがあり(前山を下りるまでと、ショートカット後から富士山まで)、軌跡を手入力しています。
スマホのバッテリー残量が20%を切り、この先でスマホの電源を落として進んだところがあり(前山を下りるまでと、ショートカット後から富士山まで)、軌跡を手入力しています。
里に降りてきました。害獣用の罠がしかけてありました。この先で舗装路に出ました。すぐに線路を超え、それからは淡々と線路わきの田んぼの中を歩いて進みました。
バッテリーがほとんどなかったので、ゴールの福原駅の写真はありません。
バッテリーがほとんどなかったので、ゴールの福原駅の写真はありません。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
笛
コンパス
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
スマートフォン
モバイルバッテリー
時計
サングラス
タオル
ストック
ハイドレーションキット
水筒
|
---|---|
備考 | バッテリーは持っていたが、充電ケーブルを入れ忘れて使えず、最後は途中でスマホの電源を何度かoffにして、節約する必要があった。スマートウォッチに地図をダウンロードしていたので良かったが、反省。 |
感想
日本海側は寒波が来て大雪のニュースが流れる中、関東の低山は快晴で楽しめました。笠間・吾国愛宕ハイキングコースは、筑波連山の縦走とセットで攻略すると、両方からの景色や地形、岩の種類、修験道の歴史等も楽しめる、面白いコースです。ただコースタイムは6.5時間で、通常の自分のペースなら5時間程度で行けてしまうかもと考え、他の方のログを読み漁ってルートを決めました。
吾国山から先の前山と福原富士をまわるコースは、オリエンテーリング感覚でGPSを片手に進むのが正解です。特に道が不明瞭だったのは吾国山から林道今泉吾国線に降りるまでと、前山から北関東自動車道の南側の農道へ出るまでの斜面でしたが、両方とも、下った先に必ず舗装路があるという安心感があったので、私は楽しむことが出来ました。
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