イグルー制作トレーニング@恐羅漢山


- GPS
- 25:01
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 445m
- 下り
- 445m
コースタイム
天候 | 15日 晴れ のち 小雪 16日 雲中 のち 薄日差す |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
圧雪路。下山時は多少踏み抜きあり。 ワカン持参するも使用せず。 |
写真
感想
イグルーを建てる練習をしに、恐羅漢山に行ってきました。
土曜日1軒、日曜日2軒建てることができ、だいぶ上達しました。
念のためテントも持って行きましたが、なんとか使わずに、人生初のイグルー泊をすることができました。
イグルスキー米山さんのYoutube動画でだいぶ勉強してから行きました。米山さんも動画の中で言っていますが、実際にやってみることで分かることが多いですね。
1人用なら1時間20分程度で中で落ち着ける体制にはなれるかな。2人用ならプラス20分くらい? テントだと整地+防風壁+テント設営だけど、それでも多少イグルーの方が時間かかるかも。その他もろもろ、メリットデメリットありますが、実用できなくもないレベルになったと思います。
以下、個人的備忘録です。
■テントに比べてのメリット
・風で揺らされることが無い。
・降雪で壁が押されて夜中に起きて外に出て除雪するということが無い。
・靴の雪を落とす作業が無い。
・液体ものはこぼし放題。
・水を作るための雪を取りに行く必要がない。
・壁に寄りかかることができる。
・テントを持ち運ばなくてよい(軽量化)
・テントの結露を気にしなくてよい。
・帰ってからテントを干す作業が無い。
■テントに比べてのデメリット
・すぐに建てて入って休むことができない。特に防風壁が不要な樹林帯などでは差が大きい。
・寝る直前まで銀マットを敷けない(結局雪が上に載ることになるので)
・寝る直前まで靴が脱げない(床が雪なのでテントシューズで長時間過ごすとおそらく濡れる)
・隙間塞ぎが甘いと隙間風で寒い&雪が吹き込む。
・ドカ雪の直後は作れない。
■建築要領
・一人用ならブロック1段目の内径は1.5m。
・全身防水。(雪洞ほどではないが、やはり濡れる)
・傾斜地では出入口は原則下側。
・先に出入口を掘り込んでおく(完成後の脱出&排雪のため)
・傾斜地ではブロックの切り出しも傾斜に合わせる。
・横幅のあるブロックが取れたら出入口トンネルの上に使用。
・斜面上側はブロック1段。下側は2段。
・ブロック積み(上部の長い部材を含む)は、隙間を開けず寄せて積む(隙間が減って安定感も増す)
・ノコギリの刃の入れる角度はブロックの取り出しが可能なように。
・2人用ではトレポは有効。3人が快適に過ごして寝れるものは多分作れない。(作れてもめっちゃ時間かかって実用的ではない)
・長い屋根材の切り出し(斜め切り込み)は強度に影響が出ない範囲でなるべく上から。(身体を伸ばして寝るだけの広さを確保するため)
・床面は丁寧に平坦に(傾斜してると銀マットが滑り落ちる。ゲイターを下に敷くと改善される)
・隙間はしっかり塞いだ方がよい(シュラフカバーも不要になると思われる)
■今後の検証
・ラストの室内床面整備での排雪を効率的にするには、最初に出入口を深めに掘り込んでおいた方が良さそう。
・今回は気温が高く(氷点下1〜2℃程度?)だったので、雪の断熱性の効果が未確認。
・2人以上用。
コメント
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イグルー建築家✨✨✨
お疲れ様でした!
そもそも こんな雪の中でテン泊したことないですが 降雪時だとテントも除雪せんばとですね💦💦
3匹の子豚なら どの子がイグルーハウス🏠を選ぶのかなぁと、しょうもない事を考えてしまいました笑
前からやってみたかったんですが、ついに建てました。
建てだすと夢中になって時間を忘れます。
テントだと夜雪が降ると壁を押してきて、室内が狭くなって、そのうち顔を押してきたりしますねー。イグルーならその心配は無いですね。
イグルーの家は・・・寒いのでどの子も選ばないかもですねー。
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