記録ID: 7816735
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
芦別・夕張
富良野オートルート(北の峰~富良野西岳~松籟山~御茶々岳~槙柏山)
2025年02月14日(金) 〜
2025年02月17日(月)


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 73:08
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 996m
- 下り
- 1,766m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:14
距離 3.0km
登り 328m
下り 145m
2日目
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 8:04
距離 5.8km
登り 344m
下り 421m
3日目
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 7:15
距離 5.4km
登り 308m
下り 393m
4日目
- 山行
- 2:09
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 2:34
距離 6.0km
登り 19m
下り 796m
7:30
75分
槙柏コル東
8:45
9:10
54分
490二股
10:04
温水池横
遅め。1,2,3,4年目一人ずつのパーティー。
1,2日目はラッセル多いところで膝。3,4日目はラッセル少ない。
1,2日目はラッセル多いところで膝。3,4日目はラッセル少ない。
天候 | 14日 吹雪 波4m 15日 吹雪、夕方から夜にかけて晴れ間 波3mのち1.5m 16日 曇り 波1m 17日 曇りと雪 波1mのち2m |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
14日: スキーパトロールに登山届を提出。富良野ロープウェイと第3ダウンヒルリフトを乗り継ぎ、リフト終点へ。コンパス切って北の峰。トレースが入り乱れているので、注意。北の峰からは東に雪庇。稜線自体は緩いので判断や通過には困らない。大きさは50cm~1mくらいだが、東側から見ると高さがあって雪壁みたい。尾根上は雪が段差になっていて歩きにくいので、東側斜面の雪庇の下を歩く。膝ラッセルで極い。基本木は生えているが、一箇所白かったので人と人を離して通過。1124も登らずに東側をトラバース。1124先で尾根に復帰し、今度は西側斜面を歩く。雪が飛ばされている影響で、雪面固くラッセルない。西か尾根上か東かどこでも行けるので一番楽なルートを選べば良いと思う。稜線終わって富良野西岳北西コルへ向け歩いていると、団体さんに追い抜かれる。せっかくなので、団体のトレースを利用する。トレースは途中からそれていくので、北西コルの少し北からコンパス切って富良野西岳谷間コルへ。1250は思ったよりタラい。1250から谷間コルは微沢っぽくなっており、そこを登る。風が強い地帯なのか、こういった微沢にも吹きだまりが出来ている。谷間コルに着き稜線の様子を見る。P方面は想像とは異なり全く雪堤になっていなかったので、尾根の西側のブッシュ中を歩きPへ向かう。P手前20mくらいからは尾根広く雪堤みたくなっていたので、ブッシュ際を歩いた。ここの雪庇は50cmないくらい。Pには三角点とボッコ。sLのカメラでP写撮る、ありがとう。引き返し。Mがさっきからお尻をずっと触っていると思ったら、サスペンダーの調子が悪くズボンがズレてくるらしい。普通によろしくないので、直させる。谷間コルから頂稜の南ポコへ向かうと思ったが、尾根上は雪の段差で歩けないし、東側は雪庇出ている。仕方なく西側斜面から行こうとしたが、ブッシュ濃すぎて歩けず全く進めないので、来た道を一度1250あたりまで戻って、尾根のもっと下の方をトラバースすることにする。このブッシュとの闘いで時間が無くなったので、今日は1250にテン場入り。西風が吹き上げとなり寒い。 15日: トラバっていくが、下の方に行きすぎて結局西岳北西コル~1190コルのまきルートに合流した。1190コル手前は微地形多くて地形確認しづらい。1190コル先の1210は尾根が広くなり沢型が潰れるのでしっかり確認できた。上手くトラバって1214沼へ。視界悪くて、布部岳が見えない。風も少しある。この天気で行くのは極いので、泣く泣くカット。1168ポコ北西コルに向けトラバース。1168ポコは登らず北をまく。1168からずっと北東or東に吹きだまり。1168先の尾根曲がりまで北東斜面歩いて、尾根曲がりからは西側斜面。1180くらいには、昔の記録通り、上に木が生えた岩が3つほどある。1221先のコルで強風。1221台地ではほぼ無風。1221手前のコルもそうだが、コルでは風が強いらしい。松籟北西ポコに着き、コースタイムはかかり気味ではあるが想定内であること、天気も回復傾向にあることを確認し乗越。そのまま尾根伝いに松籟山へ向かう。1221先のコルから松籟山北西コルへショートカットすることもできるが、尾根近くは雪庇&白抜けなので、やるなら尾根からガッツリ下ろしたところをトラバースした方がよさそう。松籟北西コル手前の尾根は北側に吹きだまっていた。コルで要らない荷物をデポってアタックへ。コルから進んですぐにスキー外してツボ。少し南から回り込んで登る。斜度はそんなにない。ツボでも股~くるぶしくらいまでしか埋まらず割と楽。まあベストなのはスノーシューだろう。ゴリ押して登るのもたまには悪くないのかも。思ったより早くP着。すごい強風吹いたので一瞬で引き返し。帰りもツボストックで。コルは南の沢からの吹き上げが強すぎるので、北西へ進み、松籟北西ポコの東斜面にテン場入り。ここは風が強くないので安心。夜は富良野の街が綺麗に見えた。 16日: 朝起きるも、思ったより晴れなさそう。風はほぼない。松籟北西ポコに上がってから、稜線を進む。1248まで南に吹きだまり。途中尾根上進んだところもあったが、基本は吹きだまりから数m離れた南斜面を進んで行く。ここも稜線緩いので、判断には困らない。途中のポコも全部南からまく。極楽平は尾根上木が少ないが、東西の斜面はしっかり木が生えている。判断的には樹林内で良いと思うが、風が強いときや雷を警戒するときは注意。御茶々岳への登りの境界線の尾根は東側に雪庇。御茶々北西ポコ手前は尾根上も白く雪庇の切れ目見えづらかったのでしっかり西側のブッシュ中入って登る。御茶々北西ポコから直接1331へ向かいたかったが、北西ポコから西ポコにかけて東側一面雪庇で厳しそう。切れ目を探すため西ポコへ。一箇所切れ目あったのでそこから下りる。念のため一人ずつ&デポ旗4,5本ベタ打ち。部内の記録がないぶん難しいが、こうやって頭を使って自分たちで決めて対処するのも、ちゃんと一人の登山者らしくて良い。西ポコから1331ポコの間のコル50mくらいは何も確認物がない。P付近はチョロカンバ帯。Pは何もないし、何なら1331東ポコの方が若干標高高い気がする。帰りは一瞬2,300に落ち、雪庇の切れ目全く見えなかったのでデポ旗打っといてよかった。西ポコからは1196へ尾根上を下ろそうとしたが、急なのとブッシュ濃すぎるので西側斜面を下ろしてからトラバースする。尾根に復帰したところがちょうど雪庇なかったので、1196へは向かわずそこを下ろす。結構白いので一人ずつ。ここから見る槙柏山はいかつい。あとは槙柏コルへ向けてトラバっていく。途中大きな白抜け斜面があり、ドカ雪後は警戒すべきだろう。槙柏コルから北西に延びる尾根はブッシュ濃くて下ろしづらそうだったので、その尾根の南の微沢を下ろす。途中から尾根に向けてトラバっていき、槙柏コル着。要らない荷物デポって、アタック。真尾根は岩稜になっていて登れないので、尾根からそこそこ離れた北斜面を登っていく。急だがスキーで登れる範囲。雪質にもよるだろうが、滑落していく感じではなかった。1160にある岩峰が登るときの良い目印になる。岩峰は北から巻いて行く。岩峰から5~10m離れた緩いところをまいたのでスキーで行けた。やっとP着いたと思ったら偽Pだったようで、東側に少し高いポコがあったのでそちらへ。この本物のP手前はスキーで行くのが難しかったのでツボにした。この数m移動するのが割と大変だった。Pは少し風が吹いた。ここから松籟山を見ると、すごく白く抜けた斜面がいくつか見える。帰りはさっきツボにしたところでスキーに戻し、そのままシールスキーで下ろす。槙柏コルは北側に吹きだまりがあったり白かったりするので、ほぼ真コルから下ろしてテン場入り。 17日: シールを外して滑る。沢中は一面真っ白ってことはなく、時折白く抜けた斜面がある感じで良い具合に木が抜けておりスキーが楽しい。部外で行くならもっと早く下れるだろう。890や610の斜度変化はなんとなく分かった。微尾根や微沢が入り乱れているので、登りのときのルート選びは難しそう。途中でトレースと合流したので、それを見つつ下ろす。そのトレース通り490二股の渡渉点に着いたが、ストックが突けない激狭SB。沢まで高さがあり開削するのも大変そうなので周辺のSB探す。少し上流に良いSBあったのでそちらから。渡渉後の沢沿いは急な斜面になっていたので、斜面の緩いところをトラバり上がって下りて林道へ。林道はずっと下りではなく、所々微妙な登りがあって厄介。温水池の東に着。お疲れさまでした。 |
その他周辺情報 | 山部「ちいさなログカフェふらわ」のオムカレー |
写真
装備
個人装備 |
スキー
シール
ストック
シーアイゼン
兼用靴
ゲイター
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
厚手靴下
薄手靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
毛帽子
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
行動食
非常食
飲料
米4合
コッヘル
スプーン
ロールペーパー
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
針金
エマージェンシーシート
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
シュラフ
シュラフカバー
ジップロック
漬け物袋
ロールマット
テントマット
ポリタンク
|
---|---|
共同装備 |
テント(エスパース)
ドラゴンフライ
灯油
食計
ノコ
スノーソー
ファーストエイドキット
常備薬
ツェルト
デポ旗(竹デポ)
|
備考 | ・反省点 2日目の風の強さに関してはL-sLでもう少し話せばよかった。 ・EP、シーアイゼン 今回は不必要だった。 ・天気 樹林内雪庇の存在が表しているように、冬型のときは風がかなり強いので注意。 |
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