恵庭岳-支笏湖(敗退)


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 785m
- 下り
- 1,070m
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
恵庭峠の路側帯(5:45)恵庭岳(9:15)オコタン崎西側湖畔(11:20-12:10)美笛キャンプ場(15:30)支笏トンネル北側・280(17:00)
ポロピナイでC0。湖に星の散るなり。冬ルートの駐車場に車停めて一番乗りで入山。うっすらトレースでラッセルすね。スキーで問題なくピーク直下まで。EPにしてピークへ。ルンゼは雪が詰まってていい感じの雰囲気。シール解除して湖畔へ。一箇所5mほどスキー脱いでツボで対処した他は問題なし。最初と最後は我慢のスキーだが、中間部のカンバ林のツリーランは最高。最後は細い沢型から湖畔へ、知床オキッチウシの河口に似た雰囲気にちょい感動。50分くらいかかって水上モードに変身して出艇。
この日は南東からの風。はじめは微風でほぼ凪。何があっても泳いで岸にたどり着ける距離を保ちつつ漕ぐ。はじめはいい気分だったが、荷物が多いせいかスピードが出ない。その上距離感もあまり掴めず進んでいる感がなくちょっと退屈。南南東位に進路を向けている頃からうねりが強くなる。風が湖面を走る距離が長くなるほどうねりが大きくなるのか、風力のわりにうねりが高い。つまり西風では東側で、北風では南側でうねりが高いという理屈。ちょくちょく水が入ってくるのでヤバくなる前に一旦上陸。スキーを履いてソリっぴきスタイルに変えて距離を稼ぐ。ちょっとした段差が登りにくかったり、ササで穴を開けないか気を使ったりと馴れない動きが多い。やってみないと想像できない不便さ。勉強になる。千歳川をラフトに再乗艇して越え、再度そりをひいて歩く。スケールこそ違えどどこか極地探検に通じるものを感じた。キャンプ場南端くらいでうねりが弱まってきたので再乗艇。沢足袋が凍っていて冷たい。岸の形なのか風なのか、45分位で再びうねりが強烈になり、このまま漕ぐのは危険と判断。下半身を濡らしながら強引に上陸。
ここで完全にスイッチが切れた。このまま路肩を歩いて苔の洞門までスキーで歩けばなんとかならないこともないが、もうそこに意味を見出せない。いろいろと濡らした罪を償うため、一晩ツエルトを張って寝るという罰を受けることを選ぶ。
翌朝、バキバキに凍った装備の氷を落としてザックに詰め込み、高い授業料を払ってフィットまで。朝の空は晴れて湖面は再び凪いでいた。(計画では苔の洞門からコルに上がって樽前一周して風不死岳北尾根下山)
支笏湖冬の感謝祭のルール:
①恵庭岳と樽前風不死を繋ぐ
②ノンデポノンサポ
③道路(横断のみ可)と動力を用いない
④その他自分のセンスに嘘をつくカッコ悪いことはしない
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