今年の山初めは黒斑山。諦めずに待って大正解


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 525m
- 下り
- 525m
コースタイム
天候 | 晴れ(山頂ガス) →快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(復路は16:19同BS発の一本のみなので、スケジュール注意!) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から完全に雪道でした。稜線の日向で一部、雪がなく岩が露出している箇所がありましたが、土の部分はほとんどなし。積雪5〜10cm程度でトレース明瞭、氷になってる場所なし。 |
その他周辺情報 | 高峰高原ホテルで日帰り入浴可。高峰温泉への林道はスキー場ゲレンデと交差しており横断不可、たどり着けませんでした。(別ルートがあるのかも知れませんが・・・) |
写真
感想
2016年の初登り。暖冬で雪が少ない中、雪山目指して黒斑山へ。
初心者におすすめという評判も安心材料です。一応、ピッケルもって行きましたが使いませんでしたね・・・雪の急斜面はありましたから10本爪以上のアイゼンがあると歩きやすいと思います。
登り初めの車坂峠からは市街地が望め、雲海も広がる好天だったのですが、西から厚い雲が流れているのが不安材料でした。
案の定、登っている間に雲が空を覆い、外輪山の尾根に出る地点・槍ヶ鞘からは完全にガスに覆われた真っ白い光景が広がるのみ。祈るように黒斑山頂に向かうも、なかなか好転せず、ときおり浅間山の裾のカーブが視認できる程度という状態。
仕方なく山頂で昼食がてら回復待ちの作戦に。一緒にいる登山者諸氏と「あっ、見えてきた」「ダメだ、また雲が来た」「頂上の雲はずっと取れないね」などと一喜一憂する。なんか観戦みたいで楽しくなってきたぞ。
4,50分待つと、さすがに山頂に人が多くなってきましたし、ここが限界かなと山頂をあとにした直後、さっと頭上の雲が流れて陽射しが。これは、と思ってその先の展望が開けた場所に向かうと、あの浅間山の雲が、先ほどどうしても取れなかったあの雲が、今まさに全て吹き流されたというところで。ええもう大興奮でシャッターを切りました。またいつ雲に覆われるかと思っていましたし、これが最初で最後のチャンスのつもりでした。
結果としてはその後、ガスはすっかり晴れ。浅間山も見えっぱなし、北アルプスや富士山まで見えちゃう好天になったのですが、あの、待ちに待った後にとうとう姿を現したという瞬間は、何物にも替えがたいものがありますね。もし山頂で早々に諦めて下ってたら、全くこれらを見られなかったわけで、じっくり待って良かったと実感します。2016の山はじめ、幸先のいい山となりました。
そういえば新年のおみくじでも「焦っても益なし、じっくりやれ(意訳)」って書かれてましたね。
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