郡界尾根その1／嵯峨・小鋸・鋸山(大崩BS〜浜金谷駅)
千葉県
Barklay
体力度について
- GPS
- 08:23
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,068m
- 下り
- 1,208m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 8:24
| 天候 | 晴れ？曇り？ 強霞 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
船
→遅延により木更津着08:01：本来の計画より遅い便 木更津 08:03-08:28 上総湊 内房線(上総湊)￥682 上総湊 09:00-09:14 保田 内房線(安房鴨川) 道の駅保田小学校 10:00-10:19 大崩バス停 鋸南循環バス(青) →保田駅からは09:34(赤) or 09:56(青)発 [帰]金谷港 19:20-20:00 久里浜港￥1000 久里浜港バス停 20:12-20:22 京急久里浜駅￥240 京急久里浜 20:27-21:04 横浜 京急本線特急(羽田空港)￥455 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
[大崩峠〜横根峠] ほぼ道なし、横根峠付近藪漕ぎ 正解の道でないとひどい急登 植物の棘が痛いのでストック必須 [横根峠〜群界尾根取り付き] 道がわかりにくく場所によってはザレ急登 みんなの足跡が太い線を行くこと [白狐峠〜小鋸山〜林道保田線] 道は明瞭だが細尾根、ナイフリッジ、岩場など 基本的に道幅細めで切れ落ちてるいつもの房総の山道 |
| その他周辺情報 | 道の駅保田小学校 フェリー乗り場周辺の食事屋は18:30LO 群界尾根〜津森山に拘りがなければ湯沢バス停下車の方がオススメ |
写真
スイセン(畑を管理している人が注意書きを置いている)ピーク。この石柱は水○富士嶽神社？みたいな感じでなに書いてるか読めませんでした。巨頭オ
2
一気に景色が開けました。目の前の台地、なんか上の方にいくつかピンクテープ見えるんですけど何あれ…。※小鋸方面へはここを登る必要はありません。
1
逆側。さっき見たグランドキャニオンとはまるで印象が違いますね。ついでに北側の展望もありますが、なんかよくわからなかったので割愛しました。
2
右側に登ります。足の踏ん張りどころがなくて非常に登りづらいです。ところで真ん前に縦一直線のロープが張ってあるの見えますかね？
1
ようやく辿り着いた…てかこれ鋸南町の通行止めであったんですね。横にある保田駅・道の駅保田の看板が虚しい。ちなみに嵯峨山・小鋸山のかわいい案内板も普通にありました。
2
あそこの道路通ってみたいなぁ…と思いを馳せていたのですが、地図をよく見たら小鋸から通行規制区間を避けてあそこを通り保田に降りれるんですかね？ 私有地立入禁止はどうなんでしょう？
2
千葉の端っこ見えないとかどんだけ霞んでるねん…。それはそうと左の山はもしかして富山でしょうか？ 現地ではまったく意識してなかったんですが、双耳峰なのがそれっぽい。
4
感想
気温 26.2〜18.8〜21.4〜17.7℃
湿度 46〜61〜51〜78〜68%
風 快風〜中風〜無風
消費水量 1700ml
コロナ明け、意外と早く行けそうだったのでとりあえずとばかりに15km累計標高1000m程度…と、見かけ上は軽めのコースを選択しました。いやVRでハードなの分かりきってたんですけどね。房総のバスもどんどん少なくなっているので、早めに郡界尾根に取り掛かりたかったのもあります。どのみち霞むのがわかってたので、あんまり展望ない山で済まそうと思ってたのもあります。ちょっとは富士山見たかったですけど。
しかし計画が甘かったか、いきなり高速バスが渋滞で30分遅延。少し考えりゃわかりそうなことですけどね…。おかげで帰りのバスの時間がヤバそうなので急遽別コースを探るも、代替でちょうどよさそうなのが木更津駅からバスに乗りサンラポールバス停で降りて郡界尾根その2を行くルート。既に内房線に乗ってしまったためアウト。あとは鹿野山の自然歩道…だけども下調べゼロでコースよくわからないのでアウト。結局先に循環バスに乗る逆ルートにしました。鋸山付近なら安全ですし、ゴールが駅なら融通効きますからね。ついでに道の駅保田小学校も行きましたが、売り場がだいぶ変わったような？
大崩集落にて空気輸送のバスに別れを告げ(赤は一人乗ってたみたいです)、てくてく大崩峠まで歩きます。このあたり花も豊富でカエルも鳴いており、長閑でユガテあたりの桃源郷を思い起こさせました。ただそこからがいきなり地獄でした。さすがに足跡も薄めなルートなだけあり、まず道がわからずザレ急登を尾根に向け登っていき、時には藪(しかも棘がついてたり)を跳ね返し無名ピークへ。即切り返すもそこからの道も不明瞭。建物は現役ぽい感じでしたが、その前の車道は降りずにピークへ登り……そこからが本当に道が分かりづらい…おまけにすぐそこに見える道路に出る道も藪だらけです。ここだけで相当時間を食いました。もう昼前だったので気になっていた蕎麦屋も空いており、寄ろうか迷ったのですが…お腹が空いてなかったのでパスしました。
ところが横根峠からの登り口もわかりにくく、左の尾根道を選択しましたがこれが失敗でした。プチ沢登りからの谷登りザレ登りとこれまた時間のかかるコース取り。結局郡界尾根に乗るまで、相当タイムロスしてしまいました。小保田峠あたりで下山しようかなとも考えましたが、そこからは想像と違い超快適な道です。ピンテこそありませんが、程々の広さで道迷いするような要素もほぼなく、あっという間に舗装路まで来てしまいました。その後すぐまた郡界尾根は山道に入りますが、今度はピンテありの至れり尽くせり。嵯峨山あたりは急登でやや不安定でしたが、結局登り返しも大したことなく来てしまいました。その後は道を間違えるもすぐ戻り激下り。スイセン(畑を管理している人たちが注意書きを立てた)ピークを超えるといよいよ小鋸が見え始めます。このあたり登り下りはややキツめですが、道自体は房総にあるまじき平易さです。よっぽど愛されて手入れされてるんだなと感じました。
そうこうしているうちに房総のグランドキャニオンです。前日雨が降ったからか沼もできており、なかなかいい感じの景色でした。壮大でトムラウシのゴーロ岩地帯を思い出しましたが、やっぱりスケールは敵わないかな…。このあたり独自ピークがいくつかあり気になりましたが、時間が押していたのでスルー。小鋸周辺は途端に道が狭く急になり、突如房総の山らしさを呈してきます。それでもさすがの展望なので少し休憩。もう半分過ぎたとはいえこの先エスケープないですからね…。ここから先は本当に房総らしい険しさを感じられるルートで、休んどいてよかったと思いました。同時に大崩〜横根と同じく楽しめました。林道まで来ればもう安心、あとは時間と体力との戦いです。最終的に日は暮れてしまいましたが、計画とはそこまで乖離することもなく下山できました。帰りは行きの反省を活かし、アクアラインの渋滞を見越してフェリーにて帰還しました。
冬の定番だった藤野15名山が終わったのもあり、ついに群界尾根に手を出し始めました。場所によっては想像通りひどい道ですが、それでも鋸山が近いためか、大半は整備されてて歩きやすい道でした。こういう愛されてる山っていいですよねぇ。
ちなみに思ったより登録したい画像が削れず再びプレミアム入りしました。一回780円は痛い…。
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