【南木曽岳】修行のような雪山山行の1日(^^;(蘭登山道〜山頂〜上の原登山道)

- GPS
- 07:56
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,029m
- 下り
- 1,292m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:57
○蘭登山口付近 : 2cm程度
○登山道 : 5〜10cm程度
○山頂 : 多いところで20cm程度
○上の原登山道 : 5〜10cm程度(標高下がるとほとんど積雪なし)
| 天候 | くもりのち小雪チラチラ (山頂微風、山頂気温 : -5℃) 積雪あり |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
行き : おんたけ交通バス(保神線) : 南木曽駅→尾越(おこし)下車→蘭(あららぎ)登山口まで徒歩(概ね1時間歩き) 帰り : 上の原登山口から南木曽駅まで徒歩(概ね35分歩き) ☆南木曽駅では、ICカードは使えません。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
【登り】 [蘭(あららぎ)登山口〜登山道/下山道分岐] ○木製梯子や木歩道の多い樹林帯であり、コース上に花崗岩質の岩や岩場も多く存在するため、足場・足元に注意。 ○痛んでいる木製梯子等があるため、痛みの程度を確認して登り下りすること。 [分岐〜登山道にて山頂〜避難小屋] ○上記に加え、急登の岩場があり注意を要しますが、迂回用の木歩道が設置されてますので、そちらを利用すれば安全。 ○全般的に急登が続きます。 ○山頂から避難小屋間は、アップダウンはさほどなく平行移動な感じです。 【下り】 [上の原登山道] ○登山道部分の笹藪が山頂付近から麓まで幅広く伐採されていますので登山道は明瞭です。藪こぎの心配はありませんが、足元に注意。 ○落葉がかなり堆積しているのでスリップ・転倒に注意。 □■【積雪時(少量)】■□ ○木歩道や梯子は滑りやすく、痛み具合がわかりませんので慎重に。 ○岩を越えるときは滑りやすいので慎重に。 ○上の原登山道では、落葉の面から滑るので慎重に。 ※ 蘭登山口側からのピストンの場合、登山道と下山道が設定され一方通行となっているので注意のこと。(左[西]が登山道、右[東]が下山道) |
| その他周辺情報 | ○登山口脇(蘭、上の原共に)に登山者日誌があり、ここに記入するか登山計画書を提出することとなってます。 (上の原側は、麓[最初の]の鉄塔送電線直下登山道付近にあり) ○環境整備協力金200円(蘭登山口側にポストあり) ○蘭登山口に避難小屋及びトイレあり(トイレ冬期利用可) ○上の原/下山道分岐付近(展望広場脇)に、南木曽岳避難小屋及び綺麗なトイレあり(トイレ冬期使用禁止) |
写真
感想
鈴鹿にまだ雪がほとんどないので、日帰り公共交通利用で行ける雪のあるとこないかなぁ。。。と考えていたところ。。。そうだ!南木曽岳!
前に1度登ったことあるし、伊吹山より標高あるから雪が多少はあるだろう、ということで決まり〜♪
ルートは、蘭(あららぎ)登山道〜山頂〜上の原登山道です。
雪が積もってて時間かかるから、何処にもよりちみせずにのルートです。
南木曽駅に着き、尾越(おこし)のバス停まで移動し、ここからいつもの余計な(笑)登山口までの歩きが始まりま〜す(--;)
途中から車道にも積雪がみられ、登山口付近は2cm程度の積雪。
昨晩降ったのでしょうか、キレイに積もってます(^.^)
あるのは、小動物のあしあと、そして私のあしあとのみ♪
例年山頂付近はラッセル祭りwらしいですが、今年の積雪は少しだけ。
まぁ、少ないから練習をここで出来るんですけどね、私の場合は(^^;
とりあえずは、積雪が少なかろうが雪山に慣れることから、なのです♪
んで、登山口で準備して、さぁ出発〜(´∀`)
このときから小雪がチラチラ降り始めました♪
本日は先日好○山荘のセールで買った冬靴の試し&慣らしを兼ねての雪山歩きです♪
一応保温材入りのだから暖かいのかな〜(^.^)
積雪も少ないし、ここは木歩道や梯子が多いし、急登がたくさんあるからアイゼンは登りでは使わずに、つぼ足&ダブルストックのみで登ります。
でも。。。雪が少しだと木歩道はちょっと怖いですね(>_<)
たまにツルッとして( ̄▽ ̄;)ドキドキする。
も少し積雪あると歩きやすいのかもですが、そんなことも言ってられませんので、先に進んで岩を越えたり急登を登ったりと。。。(^.^)
ちょっとイヤなのが登山道が意外と狭くてですね〜、両側から飛び出ている笹の葉に雪が乗っかっていて、それに体が触れると雪が落ちてきて。。。ひどい時は首筋から雪が入り込んできて、冷た〜っ!( ; ゜Д゜)てなるので、進む前に笹の葉の雪をストックで落としてから進むという。。。( ̄▽ ̄;)
まぁ、なんて手間なのでしょう( ̄▽ ̄;)
ず〜っとストック降って笹の葉の雪を落としながら、急登も登り、滑る木歩道や梯子を登り。。。orz
雪を楽しむために南木曽に来たのに、何かそれどころではなくなる(汗)
無雪期より確実に修行レベルが上がってます( ̄▽ ̄;)
蘭登山道最大の難所の岩場も。。。岩岩好きな私だけど今日はパス、脇の木歩道から登ります〜f(^^;
急登を登り詰め、やっとこさで山頂に到着〜(´∀`)♪
ここから避難小屋までは比較的水平移動ですし、積雪も増えて来てますので、雪の感触を味わいながらホッコリ歩きです♪
そして、避難小屋に到着して、ここでお昼にします〜
最初使っていたウィンドストッパーのグローブもけっこう湿ってしまったので、替えのグローブを用意。
しばらくしてから触ってみたら。。。グローブ凍ってる( ; ゜Д゜)
そいえばここは氷点下の世界だったので、濡れたものは身体から離すと凍ってしまうんですね〜(>_<)当たり前なことですが。
周囲の眺望はといえば。。。ガスガスで眺望はゼロ(ToT)
霧氷も少しだけかな〜
雪はといえば、積雪はたくさんはありませんがフカフカな新雪で人の踏みあとは一切なく、これって気持ちいいですね〜♪
よし、帰りも時間かかるからそろそろ下ろうかな。
帰りは上の原登山道で、アイゼン装備で下ります♪
一応展望台覗くも。。。ヤッパリ眺望はゼロ(ToT)
展望台滞在時間10秒w。。。さぁ下ろう!
アイゼン効果で下りでも滑らない〜♪
でも、油断すると木の根に爪が引っかかりバランス崩す場面もあり。。。足上げる高さも意識しつつ。
積雪も少なくなってきたから、そろそろアイゼン外して歩こうかなと、外して歩いたところツルツル滑る( ̄▽ ̄;)
そいや、雪の下は落葉の絨毯だもんなぁ
そして、目の前に激下りチックな斜面が現れた。。。躊躇せずにアイゼン再装着〜!
これで安心♪もうしばらくは外さないぞー(笑)
ここも雪と落葉のコラボで油断できませんなぁ
黙々とゆっくり下ってたら。。。段々足の親指の爪が痛くなってきた(>_<)
下りが長く続いて足が靴の前に動いてるのだなと、途中靴紐をきつく結んで見るも。。。変わらず痛い(ToT)前にずれてる〜
これは靴がまだ馴染んでいないせいのか、冬靴で固いせいなのか、紐の結びがまだ甘いのかわかりませんが、これから検証と対策が必要なのが今回わかりました。
保温性は3シーズンのよりはあるかな♪
そんなこんなで無事に下山〜♪
積雪は少なめでしたが、登りは夏山以上に修行のようになり、下りは足指が痛くなったりとでしたが、誰とも会わず、登りから下りまで誰のあしあともないお山を独り占めして、自分だけのあしあとを残し、有意義な山遊び(修行?w)でした♪
コメント
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雪山、霧氷、アイゼン、修行山行お疲れ様でした。
晴れていたら霧氷とのコントラスト最高だったけど、独り占めの南木曽岳だから”良し”ですよ。
コース状況など詳しく書かれて、これも良かったです。
足指大丈夫ですか?
寅より
toradoshiさん、こんばんは
コメントありがとうございます!
鈴鹿方面はほとんど雪がないですし、伊吹山は低いとこグチャクチャらしいので南木曽岳まで足を伸ばしてみたのですが、生憎な天候でしたが、雪山を独り占めというのは中々出来ないことなのだなと思いながら、何の跡もないキレイな雪面を楽しみました!
登りきるまでは修行でしたが(笑)
今シーズンの雪山レコが少なめでしたので、ちょっと詳しく書いてみました〜
足指は一夜明けて痛みは治まりつつあります。
新しい冬靴でしたので、靴のクセをつかまないとです。
心配していただきありがとうございます!
いやぁ・・・
なんと、ソロで・・・積雪が少ないとはいえ、南木曽チャレンジとはびっくりぽんです!
なんだかんだと雪山デビューできていない私にはまだ想像がつきませんが・・・
このくらいの積雪なら割といけるのかしら(^^;
足が痛くなってしまったのは大丈夫ですか?
冬靴は硬いので、足が前に出てると辛いですよね(^^;
足首のところの締まりの問題でしょうか・・・
ちょっと検証が必要ですね(^^;
ちなみに・・・グローブは雪山行くにはウィンドストッパーより防水の雪山用のがオススメです!
びっくりぽんでしたかw
1度登ったことのある山で雪山探していたところ、南木曽を思いついたのです。
数日前のレコで積雪状況を確認したところ、前回登った恵那山よりは少ない感じでしたので。
暖冬で積雪の少ないこの時期だったら行けるとの判断でした。
凍結や圧雪部分も全くなく、積雪の少ない柔らかい雪でしたので滑るのに注意しながら慎重に進みました。
ただ。。。夏場より修行指数は高かったですけど( ̄▽ ̄;)
足指の痛みは段々治まりつつあります。
ご心配おかけしました〜(^^;
今までの靴で痛んだことのない箇所でしたので。
冬靴。。。硬いせいなのか?
血流の妨げにならないよう、甲部分の締め付けを少し緩くしていたせいなのか?冬用の靴下のせいなのか?定かではありませんが、下りで前に足がずれていたのは確かですので、1つづつ検証していこうかなですね〜(^^;
腕に降りかかる雪をしょっちゅうはらっていたので、こんなにも湿るとは、
冬用も持って行ってたのに〜(>_<)。反省ですorz
雪山やるには、新たな発見や問題が色々ですね〜
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