両神山(日向大谷往復)

- GPS
- 06:47
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,409m
- 下り
- 1,408m
コースタイム
| 天候 | 午前 7時 快晴 午前11時 少し雲 午後 3時 小粒の雨がぱらつく |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7時過ぎで第一は満車(10台くらい)、第二は7割程度(十数台) ・帰り(15時半頃)の国道140号線は渋滞していました。皆野寄居バイパス(410円)にすれば良かった。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
・会所〜清滝小屋までの沢筋を横断するところで登山道が見つけ難くなります。 赤いテープが張ってあるので、落ち着いて周囲をよくみましょう。 ・両神神社から頂上までに崩落個所が2ヶ所あります。 ロープが張ってありますが、結構怖いです。 |
写真
感想
両神山は交通の便が悪く、公共交通機関では日帰りが無理。ということで今日は車で行くことにする。今時珍しくナビがついてない車だ。しかも私は方向音痴ときている。前夜にWebから地図を印刷して道順を調べると、花園ICから登山口までの道が結構ややこしい。不安を抱えながら運転していくと案の定道に迷った。何とか20分くらいのロスで登山口にたどり着く。意外と今日は勘が冴えていた。両神山の神様に感謝。7時過ぎにもかかわらず第一駐車場は満車。第二も6割程度埋まっていた。
身支度を整え、バス亭横の階段を昇り登山口へ。ヤマレコで有名な犬を見つけて嬉しくなる。一緒に登山できるのかと思いきや、欠伸をしてどこかに消えてしまった。残念。登山ポストは登山口にあり、備え付けの用紙もある。今日は快晴で両神山の頂上が綺麗に見える。写真を撮っていると60〜70歳くらいの登山者が「良い天気ですね」と声をかけてくれる。計画書をポストに入れ「いざ出発!」。
登山道の左下に沢が流れており、水の音が気持ちよく響いている。天気に恵まれた今日は絶好の登山日和だ。木々の間から差し込む光が清んでいる。本当に清々しい。会所までは軽いアップダウンが続く。お地蔵様や石碑があるところで軽く目礼をする。「今日の登山も安全でありますように!」
会所から先は沢を何度か横断しながら清滝小屋まで進む。登山口に先に入って行った年配の方をどこかで抜くだろうと思いながら歩いていたが、何時までたっても後ろ姿さえ見えない。元気なお爺さんだ、というか私の歩くペースが遅すぎるのだろうか。清滝小屋に着くころには大分息があがってくる。自分では何時もより速いペースで歩いていると思っていたが、ガイドブックのコースタイムどおりだった。健脚と言われるくらい速く歩けるようになりたいなぁ。
清滝小屋(休業中)の休憩所で10分ほど休む。裏にある滝の水場でペットボトルに水を補給。冷たくて美味しい。滝の右横から鎖がぶら下っているのを発見。そう言えば両神山は鎖場が何カ所かあると聞いていた。「これがその鎖なのだろうか?」と思い登ろうとするも、どう考えても初心者には難しすぎる岩だ。このまま撤退?と暗い気持ちになったが、水場に来る手前で道が分岐していたのを思いだす。その道に戻ると上から夫婦の登山者がおりてくる。「あの鎖場でなくて良かった」とほっとする。
両神神社までは断続的に鎖場が続く。ガイド本には「3点確保で行けば難しいことはない」と書いてあったが、下りは難しそうに見える。下りのことは下りに考えることにして登る。今日もダブルストックで歩いているが、鎖場や岩場にくるとストックの扱いに何時も困る。ストックをしまうと鎖場が途切れ、ストックを出すとすぐ鎖場や岩場になる。簡単に出し入れできる工夫はないものだろうか。
そうこうするうちに両神神社に。先ほどの滝で補給した水を飲む。ここまでのタイムもやはりコースタイムどおり。もう少し早く歩けないものかなぁ。ここまでくれば残りわずかだが、どうも崩落個所が2ヶ所あるらしい。先を歩く年配の女性が同行者に注意するよう声をかけている。崩落個所に来てみると、その部分はガケになっており結構怖い。というか今まで歩いてきた山道で一番怖い。ロープは張ってあるが、これに体重をかけるのは危険。足元に注意しながら足早に危険個所を抜ける。遠くで雷が鳴っているような音が聞こえる。
最後の鎖場を抜けやっと頂上に到着。結構人がおり、写真を撮るのも一苦労。少し雲がでており、富士山は見えない。でも眺望はなかなか素晴らしい。登ってきた甲斐があった。
天気予報では午後3時過ぎから雨と言っていた。途中で雷のような音も遠くで聞こえたのを思い出し、急いで下ることにする。自分では「下は早い」と少し自信を持っていたが、またまたコースタイムどおり。岩場で膝を深く曲げて下りたせいか、両膝に少し痛みが出る。以前右膝を痛めたことがあるので少し心配になる。結局それほど大した痛みにはならず無事下山。途中「山道」と書かれた標識を見つけ、居合わせたグループの方々と「山の道はどこでも山道ですよね」とほほ笑みあった。
今日も無事に下山できた。両神山の神様に感謝。








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