記録ID: 7981212
全員に公開
ハイキング
京都・北摂
大原から仰木の花見と滝寺 大倉川桜並木 仰木の一本桜
2025年04月05日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:08
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,349m
- 下り
- 1,367m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 9:09
距離 19.6km
登り 1,349m
下り 1,367m
8:24
0分
大原バス停 京都市左京区大原来迎院町
8:40
90分
来迎院裏分岐・登山口
10:10
10:12
3分
主尾根道と林道出合
10:15
37分
関電巡視路標識・分岐から→地形図破線道探索開始
10:52
4分
関電巡視路標識(10:15地点)に戻る←地形図破線道探索終り
10:56
18分
分岐から→尾根道探索開始
11:14
2分
分岐(10:56地点)に戻る←尾根道探索終り
11:16
40分
分岐から作業道に
11:56
11:58
4分
送電鉄塔
12:02
12:05
18分
林道横断
12:23
12:25
5分
林道上田上逢坂線起点(注意:林道に進まない)
12:30
12:47
42分
虚空蔵菩薩広場でお弁当・その後大倉川の桜並木
13:29
13:33
16分
仰木の一本桜(棚田の一本桜)
13:49
42分
岡本川の桜並木(ここからしばらく)
14:31
14:33
26分
歓喜院
14:59
15:00
20分
林道上田上逢坂線出合
15:20
62分
分岐 林道前谷線へ
16:22
7分
分岐 奥山峠作業道へ
16:29
16:32
3分
奥山峠休憩所で非常食を食べてしまった
16:46
24分
分岐 京一のボーイスカウト道尾根の1つ南の尾根へ
17:10
23分
京一合流
17:33
戸寺バス停 京都市左京区大原戸寺町
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
スタート地点:大原バス停 復路 ゴール地点:戸寺バス停 いずれも京都バスの大原方面・均一運賃区間外 京都駅⇔四条河原町⇔大原 京都駅⇔四条河原町⇔国際会館駅前⇔大原 四条河原町⇔国際会館駅前⇔大原 国際会館駅前⇔大原 国際会館駅前⇔大原⇔小出石 国際会館駅前⇔大原⇔小出石⇔朽木(季節運行) |
コース状況/ 危険箇所等 |
大原発 仰木の里の桜見物と滝寺(歓喜院) 大原バス停>大倉川の桜並木>大倉川虚空蔵菩薩広場でお弁当>仰木の一本桜>岡本川の桜並木>滝寺>戸寺バス停 *9時間かかってますが、2ケ所のルート探索を除くと実質8時間程度です。 *岡本川の桜並木(短い並木)や滝寺をカットしたらもっと短くなると思う。 追記∶仰木の一本桜と滝寺を抜いて、虚空蔵菩薩広場と大倉川だけにすると6時間になるが、一本桜まで行くと滝寺を抜いてもあまり時短にならない。 大原付近から仰木の大倉川方面へのルートに関して、気になっていた2か所を探索に行った。1か所目は成果なし。2か所目は予定ルートの通りには通れなかったが、一部を修正して今日の山行になった。良いルートだった。 探索の説明は後ろのコメント欄に回して、探索を除いた花見遊山のルートとして説明する。 京都の観光地とは違った雰囲気が心地よく、毎年仰木の桜を見に行く。仰木は行き慣れたら遠くない。尾根を越えればまた違った世界がある。 危険個所なし。道標ほとんどなし。 ▶「大倉川桜並木」地図を見る際の注意!!!! この山行記録で「大倉川」と書いている川(仰木町平尾の川)は、現時点の国土地理院の地形図やそれを元とする一般的な地図では、「天神川」と表示されている。ヤマレコの地図でも天神川だ。 今までにヤマレコで読んだすべての山行記録でも、大津市の資料でも、仰木越の大津側の道沿いの川(仰木町上仰木の川)を「天神川」と呼んでいるので、わたしもそうしている。 この相違のため、初めて大倉川沿いの桜並木の方へ行こうとしたとき、ルートが判らなくなった。 今日訪れた桜並木のある川(仰木町平尾の川)は、大津市の資料に合わせて「大倉川」と書いている。わたしが読んだ他の方の山行記録でも「大倉川沿いの桜並木」と書かれている。しかし、この川に架かる古い橋の欄干には「天神川」と表示されている物がある。 と言う訳で、地図も欄干などの現地の表示も鵜吞みに出来ない。GPSの足跡を確かめるしかない。 1.大原→主尾根道・林道出合(比叡山地北主尾根P662の少し南) わたしは音無滝ルートの鎖やロープの部分が怖くて通れないので、いつもその南側の尾根を歩いている。 来迎院の裏の尾根をただ上るだけ。中央に溝のある区間では主に溝を歩くが、落葉が多いので坂の急な所ではやや滑る。その場合は向って左側(北側)の土手(尾根?)に上って歩いている。 溝なのでもし滑っても危険はないので、今日は始めの方(9:15写真までの部分)は溝のまま詰めてみた。それも無理ではなかったが、やはり土手に上った方が歩き易い。 最後の方(9:03写真〜9:05写真)で左に巻いている部分は、今まで尾根芯を歩いていたと思う。この付近が荒れているのだが、左に巻いた結果荒れている部分を迂回する事ができたらしく、荒れている部分をほとんど通らずに済んだ。 その後、2か所の探索をしないとすると、林道出合から右へ行く。探索の説明はコメント欄に書く。 2.林道出合→虚空蔵菩薩広場・大倉川桜並木 林道出合から右へ100m余り(1分少々)進んだ所から、大津側へ作業道を下る。 作業道の終点からそのまま尾根を下る。溝もあり尾根ルートなので判り易い。11:42写真付近から地形図の破線の道に入っている。落葉が溝にたまっていてやや滑り易いが、必要なら溝の左右どちらかに少し外れると滑らない。尾根道の最後は送電鉄塔に出合い、巡視路プラ階段を少し降りると林道と交差する。 プラ階段を降りて、そのままの方向に林道を横断すると道の続きがある。はっきりした山道で、下って行くと昔の林道になり、最後は林道上田上逢坂線起点のある交差点に出る。そのまま坂を下ったら虚空蔵菩薩広場がある。お弁当に最適。この広場の前後にも小さい広場がある。季節になると、仰木の方が軽トラ、乗用車、バイク、徒歩などで三々五々上がってくる。それでも満員になっているのは見た事ない。虚空蔵菩薩広場の手前から広場の少し先迄が大倉川の桜並木だが、並木と言うより面で植えられているので、広場などから見下ろすのも良い。 本数の多さで言えば、京都の高野川の桜並木が勝っているが、あこは並木沿いが車の多い通りで雰囲気が良くないし、並木側には歩道もなく河川敷の遊歩道から見上げるしかないのが残念だ。 (大倉川桜並木の上端近くの虚空蔵菩薩のレプリカの様な物がある広場を、この記録では虚空蔵菩薩広場と書いた。) 3.虚空蔵菩薩広場→仰木の一本桜(別名:棚田の一本桜) 里道で、歩く上での問題はない。ルートはGPS軌跡で確認して下さい。 【注意!】大倉14‐北16電柱(13:20写真)で左折する。それまでに左に入る農地内の道のゲートが開いていても、出口側が閉じられていて抜けられない事が多いので、この電柱で左折する。 4.仰木の一本桜→岡本川の桜並木→歓喜院 里道で、歩く上での問題はない。ルートはGPS軌跡で確認してね。 岡本川の桜並木は短く、ついでに立ち寄った程度だが、仰木では一番咲き進んでいた。近くでもかなり違う。 【注意!】14:01写真地点は一番右の道です。真ん中の道が立派だが行止り。でも、ここは間違えてもじきに行止まると思うので、5分程度のロスかも知れない。 5.歓喜院→林道上田上逢坂線→林道前谷線→奥山峠作業道→仰木峠 一般的なルートなので、ルートはGPS軌跡で確認してください。 歓喜院〜林道上田上逢坂線まではやや荒れている。崩れてきている所もあるが、今の所は通行に問題ない。 奥山峠作業道経由は一般的なルートではないが歩き易いのでいつも通る。以前、すすきが繁殖していた部分も刈られていた。奥山峠作業道を経由しないでも大差ないので、好きな様にしてね。 6.仰木峠→ボーイスカウト道の尾根の一つ南の尾根→戸寺バス停 ボーイスカウト道(京都一周トレイルのルート)の尾根は石が多くて歩き難いので、その一つ南の尾根をいつも通る。ルートはGPS軌跡で確認して下さい。ボーイスカウト道でも大差ないので、好きな様にしてね。 |
その他周辺情報 | ▶歩くのに読む必要のない事柄 *高日山星林院跡と虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ、こくぞうぼさつ)について 高日山星林院は788年に比叡山を開いた伝教大師が、その前に修業した寺。その後、延暦寺中興の祖と言われる元三大師も、延暦寺の前にこの寺で修業した。 後に星林院は廃寺(注1)となり、星林院にあった虚空蔵菩薩像・観音菩薩像・薬師如来像(と後述の観音菩薩像もだろうか?)は1624年に小椋神社の神宮寺に移された。 その後、明治政府の神仏分離令により、これらの仏像は明治2年(1872年)に源満仲(みなもと の みつなか)(注2)の屋敷があった「御所の山」(注3)に移された。 源満仲の屋敷の老朽化に伴い、虚空蔵菩薩は仰木町平尾に、観音菩薩は仰木町下仰木に、地蔵菩薩(延命地蔵尊)は仰木町辻ケ下に、薬師如来像は仰木町上仰木に分散(注4)してお祀りされた。 現在、虚空蔵菩薩は仰木町平尾の華開寺飛び地境内に昭和になって建てられた虚空蔵堂に祀られている。 地蔵菩薩は仰木町辻ケ下(注5)の光明山眞迎寺(真迎寺)の飛地境内の地蔵堂に祀られる。 主な出典:伝教大師最澄1200年魅力交流コミュニケーションサイト「いろり」TOP > いろり端 > 滋賀県西部の仰木地区「華開寺 虚空蔵堂」を訪ねる: https://1200irori.jp/content/interview/detail/guests21 「脚注」 注1:大倉川(現在の地図では天神川と表示)上流にある桜並木〜広場の路傍に石段と井戸が残っていて「高日山星林院跡碑」が建てられている。(はずだが、見つからなかった) 注2:源満仲の弟の源満快の末裔に夏目漱石がいる。夏目漱石の小説「坊ちゃん」の主人公は源満仲の末裔。 注3:御所の山は、仰木4丁目2-50太鼓会館の北西にあたり、現在は御所の山公園となっている。 注4:仰木町はこの4地区からなるので、仏像の管理とご利益や信仰を全域に分配した感じだね。 注5:仰木町の大津市編入に伴い、仰木町辻ケ下は大津市仰木町の辻ケ下地域となっている。(大津市仰木町字大久保と書いている記事もある。) |
写真
現状。木製階段が二段たけあり、その先は左手から来た作業道と合流して広い道がある。
〜この後、作業道は破線とはかなり相違。左斜面に破線の道がある様な気がしたが、ほぼ消えていて危険な感じ。
〜この後、作業道は破線とはかなり相違。左斜面に破線の道がある様な気がしたが、ほぼ消えていて危険な感じ。
12:23〜12:25 林道上田上逢坂線起点標識。この交差点に出て来る。林道上田上逢坂線に入らない。坂を下る。
ここまで歩いた古い林道は、この交差点付近が開削された時に下端が切れて、車両は通れない細いカーブになっている。車が入っていたのは何十年も昔の事だろう。
ここまで歩いた古い林道は、この交差点付近が開削された時に下端が切れて、車両は通れない細いカーブになっている。車が入っていたのは何十年も昔の事だろう。
川向うの伏龍祠(ふくりゅうし)
伏龍祠の道側に電気柵があるが、伏龍祠の左右にスプリングの付いたグリップがあるので、グリップを掴んでフックを外して出入りして下さい。よく見たら分かると思う。
伏龍祠の道側に電気柵があるが、伏龍祠の左右にスプリングの付いたグリップがあるので、グリップを掴んでフックを外して出入りして下さい。よく見たら分かると思う。
!注意! 一番右の道へ。間違って中央に進んでも数分で行止まりになって気付くと思う。左に行くと 13:56地点に戻ってしまう。
!!訂正!!地図を見ると「中央に進んでも数分で行止まり」にならないかも知れない。とにかく一番右です。
!!訂正!!地図を見ると「中央に進んでも数分で行止まり」にならないかも知れない。とにかく一番右です。
右手の林道前谷線に入る。お腹が空いた。早く帰りたい。
この後、折りたたみ椅子でお茶を飲んでくつろいでる人がいた。大倉川の桜がまだだったのでここに来た、と言う話だった。その先に軽トラックが止めてあった。大倉川を上って行く軽トラックに2台出合ったが、その一台かも知れない。
この後、折りたたみ椅子でお茶を飲んでくつろいでる人がいた。大倉川の桜がまだだったのでここに来た、と言う話だった。その先に軽トラックが止めてあった。大倉川を上って行く軽トラックに2台出合ったが、その一台かも知れない。
深山片喰さん。もう店じまいしているのが多かったけと、沢山咲いていたわ。わたしの携帯じゃ上手く写らないんだね。
この後出会った人と話しながら歩いた。その人も岩倉から。
戸寺バス停で山行記録は終り。
この後出会った人と話しながら歩いた。その人も岩倉から。
戸寺バス停で山行記録は終り。
装備
個人装備 |
財布(お金/保険証/回数券)
長袖シャツ
長ズボン
縫付地下足袋12枚馳
(標準選択は貼付)
御弁当(小さな総菜パン1つ)
非常食(魚肉ソーセージ)
飲料(自家淹れ茶500ml)
腹掛(リュック)
携帯(スマホ)
カラー紐(PE)
ビニールテープ
標識テープ(PVCリボン)
油性ペン等
サングラス等
(紫外線防護眼鏡)
|
---|
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1.関電巡視路標識・分岐から→地形図破線道探索
以前にohmytoghterさんの山行記録がある。
*地形図破線の道はほとんどわからなかった。
*ohmytoghterさんの山行記録には、所々の階段の写真があり、関電巡視路に近いと思うが完全に同じではないと思う。
*関電のルートはかなり消失している様だ。
*作業道が縦横に走っている範囲内では他のルートはほぼ通れない。
*10:36地点から下に降りられなくはない様に思うが、どうかな。
2.分岐(10:56写真)から→尾根道探索
*今回の作業道ルート(11:16からのルート)に変更して解決済み。
大原→虚空蔵菩薩広場 175分
広場→大倉川桜並木一本桜 50分
一本桜→滝寺(歓喜院) 60分
滝寺→仰木峠→戸寺 175分
予想に反して、一本桜から滝寺を通って京都へ戻っても、所要時間は往路と同じ。戻りはほとんど林道歩きだったからか。
携帯の画面を見ながら暗算したので信用しないでね
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