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Yamareco

記録ID: 7983915
全員に公開
雪山ハイキング
東北

三角岳・大毛無山縦走-2025

2025年04月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:03
距離
13.1km
登り
935m
下り
937m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
0:54
合計
7:04
距離 13.1km 登り 935m 下り 937m
8:26
117
スタート地点
10:23
37
林道分かれ
11:00
46
標高628
11:46
12:15
47
13:02
13:13
25
13:38
13:46
55
標高734
14:41
14:47
43
標高465
15:30
ゴール地点
天候 晴れ時々薄曇り
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
みちのく有料道路手前の駐車スペースまで自家用車で移動して登山後は自家用車で帰宅
コース状況/
危険箇所等
積雪は例年に比べて全般的に多いですが一部で既に土が露出している所もありました。
ルート上の大半は残雪歩きが可能ですが2箇所で少しヤブ歩きがあります。
1箇所は三角岳に向かう628〜693の途中で、もう1箇所は最後にみちのく有料料金所に下る箇所です。最初の方のヤブは少し手間取りますが最後の方のヤブはほとんど手間取りません。
大毛無山からの下山途中に通過する734ピークは過去4回の縦走のうち3回は迂回して1回だけ直接通過しましたが樹木の上に残る残雪を辿ります。
今回は何とか樹木上を通過できましたが樹木上に残る残雪は崩落が気になります。
みちのく有料料金所手前からスタート
2025年04月05日 08:27撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 8:27
みちのく有料料金所手前からスタート
橋を過ぎ除雪道路脇の雪山に左折
2025年04月05日 08:31撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 8:31
橋を過ぎ除雪道路脇の雪山に左折
積雪1mほどの雪の上を歩く
2025年04月05日 08:33撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 8:33
積雪1mほどの雪の上を歩く
所々で沢からの流水箇所では下り上りする
2025年04月05日 08:35撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 8:35
所々で沢からの流水箇所では下り上りする
橋下を潜る所でも下り上りする
2025年04月05日 09:04撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 9:04
橋下を潜る所でも下り上りする
進路転換して沢を横切る
2025年04月05日 09:23撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 9:23
進路転換して沢を横切る
林道分岐では左側の林道を進む
2025年04月05日 09:29撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 9:29
林道分岐では左側の林道を進む
毎年ほぼ同一地点で見る熊の足跡?
2025年04月05日 09:35撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 9:35
毎年ほぼ同一地点で見る熊の足跡?
また進路転換し沢を横切る
2025年04月05日 10:01撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 10:01
また進路転換し沢を横切る
カモシカの足跡風?
2025年04月05日 10:08撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 10:08
カモシカの足跡風?
林道を分かれ右進し尾根を目指す
2025年04月05日 10:21撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 10:21
林道を分かれ右進し尾根を目指す
少し新雪のある斜面を進む
2025年04月05日 10:27撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 10:27
少し新雪のある斜面を進む
土の見える尾根を避け残雪のある所を登る。
カモシカ2頭目撃
2025年04月05日 10:43撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 10:43
土の見える尾根を避け残雪のある所を登る。
カモシカ2頭目撃
登った尾根を振り返る。遠くに八甲田連峰
2025年04月05日 10:54撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 10:54
登った尾根を振り返る。遠くに八甲田連峰
行く手の稜線を見るとカモシカ一頭目撃
2025年04月05日 11:03撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 11:03
行く手の稜線を見るとカモシカ一頭目撃
カモシカのいた崩落気味の稜線を振り返る
2025年04月05日 11:15撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 11:15
カモシカのいた崩落気味の稜線を振り返る
小ピークの右奥に三角岳を望む
2025年04月05日 11:20撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 11:20
小ピークの右奥に三角岳を望む
右の小ピークを巻いて三角岳を目指す
2025年04月05日 11:25撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 11:25
右の小ピークを巻いて三角岳を目指す
三角岳直下の樹木に付着するミニ雪庇
2025年04月05日 11:43撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 11:43
三角岳直下の樹木に付着するミニ雪庇
三角岳山頂の反射板と八甲田連峰
2025年04月05日 11:47撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 11:47
三角岳山頂の反射板と八甲田連峰
三角岳から大毛無山(右奥)への縦走路
2025年04月05日 12:19撮影 by  XQ-DE44, Sony
1
4/5 12:19
三角岳から大毛無山(右奥)への縦走路
大毛無山へ向かう縦走路
2025年04月05日 12:31撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 12:31
大毛無山へ向かう縦走路
大毛無山山頂から北西の眺望
2025年04月05日 13:05撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 13:05
大毛無山山頂から北西の眺望
大毛無山山頂から北東の眺望
2025年04月05日 13:05撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 13:05
大毛無山山頂から北東の眺望
大毛無山から南西へ向かう
2025年04月05日 13:14撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 13:14
大毛無山から南西へ向かう
734ピークは樹木上に何とか残雪あり
2025年04月05日 13:31撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 13:31
734ピークは樹木上に何とか残雪あり
734ピークの雪の上を這いつくばり進む
2025年04月05日 13:40撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 13:40
734ピークの雪の上を這いつくばり進む
734ピークを過ぎホッとして振り返る
2025年04月05日 13:56撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 13:56
734ピークを過ぎホッとして振り返る
八幡岳方面を眺めながら尾根道を進む
2025年04月05日 14:06撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 14:06
八幡岳方面を眺めながら尾根道を進む
所々に小クラックが見られる
2025年04月05日 14:21撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 14:21
所々に小クラックが見られる
縦走して来た稜線道を振り返る
2025年04月05日 14:29撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 14:29
縦走して来た稜線道を振り返る
進行方向を眺める
2025年04月05日 14:34撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 14:34
進行方向を眺める
進行方向を少し右に変える
2025年04月05日 14:39撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 14:39
進行方向を少し右に変える
徐々に地面が見え始める
2025年04月05日 14:51撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 14:51
徐々に地面が見え始める
最後の鉄塔地点では残雪は僅かになる
2025年04月05日 15:05撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 15:05
最後の鉄塔地点では残雪は僅かになる
鉄塔保守の右折標識を無視し尾根を下る
2025年04月05日 15:08撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 15:08
鉄塔保守の右折標識を無視し尾根を下る
尾根の終点には残雪が現れる
2025年04月05日 15:18撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 15:18
尾根の終点には残雪が現れる
下りてきた尾根を振り返る(右側を下りた)
2025年04月05日 15:21撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 15:21
下りてきた尾根を振り返る(右側を下りた)
みちのく料金所裏手の残雪を進んで車に戻る
2025年04月05日 15:23撮影 by  XQ-DE44, Sony
4/5 15:23
みちのく料金所裏手の残雪を進んで車に戻る
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 帽子 雨具 長靴 ザック 昼食 行動食 水筒 スマホ スマート時計 携帯バッテリー ストック

感想

三角岳・大毛無山は近年の残雪期に毎年出かけています。
稜線歩きが気持ちの良いコースですが私の様な壺足歩きにとっては積雪状況によって登山の苦労度に大きな差が生じます。
今回は前日までの3日間で多少降雪があったと思われ少し足に負担がありました。
それでも大雪ではなかったため自分には許容範囲の苦労で何とか完歩できました。

最初は林道を約2時間歩きますが緩やかな登りが続き通常は歩き易いです。ただこの区間は冷え込み難いためか雪質が比較的軟弱です。今回は平均5cm前後雪に足が沈む程度の軟らかさがあり少し足取りが重く感じられました。
林道を分かれて尾根を目指す頃からは新雪が多少積もった様に思われました。
登山前の数日間の天気を推測すると林道区間は濡れ雪もしくは弱雨があり、尾根筋になる所では小雪が降ったのかもしれません。
尾根に新たに降ったと思われる雪も多くはなかった様で足への負担はそれほどキツくはなかったです。
この後は新雪の痕跡が山頂まで続きましたが量的には最大10cm弱と思います。

今回は林道分岐手前と稜線歩き途中の計3度野生動物の痕跡・遭遇がありました。
最初は林道の終盤地点で熊と思われる足跡を見つけました。
この区間では以前にも熊と思われる足跡を見ています。
また標高628の前後でカモシカを計3頭見かけました。
最初は628の手前を登攀中に2頭の連れカモシカ、次に628からヤブに入る時に単独1頭のカモシカを見つけ、1頭単独の方はカメラに収めました。
ここも数年前の通過時に今回同様カモシカを目撃し写真撮影した地点でした。
私の勝手な推測ですが熊もカモシカも寝床や食事場所がある程度決まった範囲で移動するため例年似た地点で痕跡や目撃するのかと感じました。

三角岳も大毛無山も過去の登山時と比較し積雪量は一番多いと思いました。
大毛無山からは稜線を歩いて標高734地点の通過が最大の難関になります。
標高734に立つ樹木上に残る残雪が豊富なら稜線通過できますが残雪が少ないと稜線の下を巻いて歩く必要があります。
過去4回のうち1回だけ残雪が多かった時に稜線を通過できましたが残り3回は稜線の下を巻いて移動しました。
今年は全般的に残雪が豊富なので稜線を歩ける事を期待していましたが実際には残雪量は結構少ない状態でした。
それでも一応歩けそうな程度の残雪があると判断し樹木上の残雪を進みました。
しかし残雪が傾斜状になって歩き難い上に残雪を踏み抜き樹木に足が落ちる気がして雪の上を這いつくばり安定と荷重分散を極力心掛けて進みました。
何とか樹木の上の残雪を歩き通せた時は心からホッとしました。
残雪の量は場所によって差が大きく樹木の上の残雪は消え易いと感じました。

標高734以後は特に大きな支障もなく下山出来ました。
下山の最終地点に近づくと残雪がほぼなくなりヤブ道になりましたがそれほど煩いヤブではないため歩行を妨げる事はありません。
雪のないヤブ道を下り終える直前にはまた大量の残雪が現れます。
標高678や734など西向き方向は雪が少ない傾向にある事を改めて実感しました。
一日を通し地形や方向などで残雪に様々な差がある事を色々考えさせられました。

この日は動物の生態や地形の変化で自然の影響に差が生じる実態に思いを巡らす事ができて毎年同時期に登山する事の面白さを感じる事ができました。

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