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Yamareco

記録ID: 8022681
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

裸足で砂利の河原を歩いた雨乞岳周回

2025年04月17日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:01
距離
14.9km
登り
1,300m
下り
1,298m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:25
休憩
1:37
合計
11:02
距離 14.9km 登り 1,300m 下り 1,298m
7:00
2
スタート地点
7:09
7:10
23
7:33
24
7:57
7:58
35
8:33
8:34
38
9:12
9:13
19
9:32
9:51
14
10:05
10:08
105
11:53
22
12:15
12:17
3
12:20
12:21
39
13:00
13:02
7
13:09
13:10
13
13:23
18
13:48
13:49
45
14:34
15:25
84
16:49
13
17:02
17:03
48
18:02
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ナビだとなぜか鈴鹿スカイラインが季節通行止めになってると出て焦ったけど普通に通れたし、全線駐車出来る場所も全て開いてた。
コース状況/
危険箇所等
尾根から奥ノ畑谷源頭に下りる場所は小さく広い尾根の一番上の急傾斜を一下りした所の木に小さくテープあり。
上りならともかく、下る場合はここを外さないよう注意。
コクイ谷出合いあたりを通る場合は万が一に供えてサンダル必携。
コクイ谷は通りにくい所が多いながらも全て道はある。
そしてテープもしっかりあるので、茂みや木の幹や岩に隠されたものをちゃんと見つけ出して行ければこういう場所の経験者なら楽しめるが、初心者にはやはりちょっとお勧め出来ないかも。
最後沢谷峠から武平峠への下りは延々高く狭いトラバース道。
疲れて通るには精神的にしんどいので、傾斜はきつくて足には堪えるだろうけど茨谷登山口に降りる方が気は楽かも。
武平トンネル西駐車場というのか。
メインの広場に駐めたが、他にも隣接して数台分、トータルで15〜20台は駐めれるのか。
この時点ですでに5台くらいの車がおり、さすが鈴鹿というのかさすが雨乞というのか、ウィークディで六甲や金剛山ほど人口密集地でもないのにちょっとびっくり。
2025年04月17日 07:01撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 7:01
武平トンネル西駐車場というのか。
メインの広場に駐めたが、他にも隣接して数台分、トータルで15〜20台は駐めれるのか。
この時点ですでに5台くらいの車がおり、さすが鈴鹿というのかさすが雨乞というのか、ウィークディで六甲や金剛山ほど人口密集地でもないのにちょっとびっくり。
表から見る限り標識もテープも無いけどアプリはここが登山口だと告げている。
鈴鹿は登山道で見る限り統一された標識で整備されていると思ってたからちょっと戸惑った。
2025年04月17日 07:09撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 7:09
表から見る限り標識もテープも無いけどアプリはここが登山口だと告げている。
鈴鹿は登山道で見る限り統一された標識で整備されていると思ってたからちょっと戸惑った。
何かの施設の裏に入ってみるとすぐ小さい流れがあり、その手前に上っていく道があったので最初それかと思ったが、よくよく見回すと流れを渡った先のちょっと上にピンテ発見。
そこまで上ってから見下ろすと流れのところにも気が付かなかったテープが。
2025年04月17日 07:10撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 7:10
何かの施設の裏に入ってみるとすぐ小さい流れがあり、その手前に上っていく道があったので最初それかと思ったが、よくよく見回すと流れを渡った先のちょっと上にピンテ発見。
そこまで上ってから見下ろすと流れのところにも気が付かなかったテープが。
なんかいきなり結構な急登を上って三人山。
ここまでのところ鈴鹿名物の怖い痩せ尾根やザレもなく、ただきついだけなので気は楽。
2025年04月17日 08:31撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 8:31
なんかいきなり結構な急登を上って三人山。
ここまでのところ鈴鹿名物の怖い痩せ尾根やザレもなく、ただきついだけなので気は楽。
その後もザレの逆にちょっと濡れて滑るような急傾斜を上り続けると唐突に傾斜が落ちてなだらかに開けたと思ったらすぐに東雨乞岳。
ちょっとお腹空いてきててここで食べようかとも思ったけど、あまりに何も無く吹きっ晒しだったし東側から上ってきたらしき人も何人もいたので来ましたよを撮ってすぐ雨乞岳に。
2025年04月17日 09:13撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 9:13
その後もザレの逆にちょっと濡れて滑るような急傾斜を上り続けると唐突に傾斜が落ちてなだらかに開けたと思ったらすぐに東雨乞岳。
ちょっとお腹空いてきててここで食べようかとも思ったけど、あまりに何も無く吹きっ晒しだったし東側から上ってきたらしき人も何人もいたので来ましたよを撮ってすぐ雨乞岳に。
こちらにも何人かおられたが、笹の茂みや座れるような石もあったのでこちらまで来て正解かと思いながらまずは来ましたよを1枚。
2025年04月17日 09:26撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 9:26
こちらにも何人かおられたが、笹の茂みや座れるような石もあったのでこちらまで来て正解かと思いながらまずは来ましたよを1枚。
山頂標識の裏側の笹の茂みのちょっとした空き地に隠れるようにして飯。
でも眺望の方向はさっき越えてきた東雨乞からその向こうに御在所、そして前の週登ってた鎌ヶ岳と素晴らしかった。
2025年04月17日 09:42撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 9:42
山頂標識の裏側の笹の茂みのちょっとした空き地に隠れるようにして飯。
でも眺望の方向はさっき越えてきた東雨乞からその向こうに御在所、そして前の週登ってた鎌ヶ岳と素晴らしかった。
雨乞岳で飯のあと、何人もの人が東雨乞にUターンしていき、おそらく2〜3人の方が北に行って誰もいなくなった雨乞岳から南に。
その初っぱな、南雨乞の方から黒っぽい格好の人が来るなと思いながら笹原に踏み跡を見失い、人が来てた方向に笹を踏み分けながら下りていって割とすぐに踏み跡に出たが、見えてた人とはすれ違わず、周り見回しても影も形もなかった。
笹はせいぜい腿から腰くらいまででそんな高くなかったのになんで消えてしまったのか全く分からなかった。
その後南雨乞の上りにかかるところで下りてくる方がいたので下で待っててちょっと話をして分かれて南雨乞の頂上に。
2025年04月17日 10:06撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 10:06
雨乞岳で飯のあと、何人もの人が東雨乞にUターンしていき、おそらく2〜3人の方が北に行って誰もいなくなった雨乞岳から南に。
その初っぱな、南雨乞の方から黒っぽい格好の人が来るなと思いながら笹原に踏み跡を見失い、人が来てた方向に笹を踏み分けながら下りていって割とすぐに踏み跡に出たが、見えてた人とはすれ違わず、周り見回しても影も形もなかった。
笹はせいぜい腿から腰くらいまででそんな高くなかったのになんで消えてしまったのか全く分からなかった。
その後南雨乞の上りにかかるところで下りてくる方がいたので下で待っててちょっと話をして分かれて南雨乞の頂上に。
越えてきた東雨乞から雨乞、そしてその下りの笹原。
なんでここで人を見失ったのかマジで分からず。
2025年04月17日 10:07撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 10:07
越えてきた東雨乞から雨乞、そしてその下りの笹原。
なんでここで人を見失ったのかマジで分からず。
南雨乞を越えると道は北斜面になり、しばらく前まで雪が残ってたのか下がヌメって滑ってびっくり。
ここから先は人も少ないだろうと思うと転んで動けなくなったりしたくないので慎重になる。
そして飛び出したのがまた眺めの素晴らしそうな稜線。
その前にちょっと岩岩したところがあったが行ってみれば岩の間に道はあってなんということもなく広くなだらかな尾根に着地。
でもこの日のメインはここから。
2025年04月17日 10:20撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 10:20
南雨乞を越えると道は北斜面になり、しばらく前まで雪が残ってたのか下がヌメって滑ってびっくり。
ここから先は人も少ないだろうと思うと転んで動けなくなったりしたくないので慎重になる。
そして飛び出したのがまた眺めの素晴らしそうな稜線。
その前にちょっと岩岩したところがあったが行ってみれば岩の間に道はあってなんということもなく広くなだらかな尾根に着地。
でもこの日のメインはここから。
その名前に惹かれた奥ノ畑谷への下降点を探すが、どこもそれなりな傾斜でマジでこのあたりから下りれるのかって感じ。
少し先まで見て回ってこれ以上先ではないだろうと戻ってきたところで小さい尾根の下にテープ発見。
マジかと思いながらストック頼りに横向きに下り始めてみたら土が結構軟らかく踏み込めたため、ゆっくりではあるが傾斜の割に苦労なく下りて行けて助かった。
2025年04月17日 10:30撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 10:30
その名前に惹かれた奥ノ畑谷への下降点を探すが、どこもそれなりな傾斜でマジでこのあたりから下りれるのかって感じ。
少し先まで見て回ってこれ以上先ではないだろうと戻ってきたところで小さい尾根の下にテープ発見。
マジかと思いながらストック頼りに横向きに下り始めてみたら土が結構軟らかく踏み込めたため、ゆっくりではあるが傾斜の割に苦労なく下りて行けて助かった。
傾斜が落ちたあたりにはまだ雪も。
石ごろごろで踏み跡も幾筋もあるように見えてよく分からず。
とりあえず流れに沿って下りていく。
2025年04月17日 10:41撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 10:41
傾斜が落ちたあたりにはまだ雪も。
石ごろごろで踏み跡も幾筋もあるように見えてよく分からず。
とりあえず流れに沿って下りていく。
なんかよく分からんものがあるなと思ったら鹿らしき足。
蹄の上にまだ毛も生々しく残ってて血の色も分かるのでまだここ数日か。
他はと思ったらすぐ先にも肋と足。
頭蓋骨は見回しても見当たらなかった。
2025年04月17日 10:45撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 10:45
なんかよく分からんものがあるなと思ったら鹿らしき足。
蹄の上にまだ毛も生々しく残ってて血の色も分かるのでまだここ数日か。
他はと思ったらすぐ先にも肋と足。
頭蓋骨は見回しても見当たらなかった。
テープはある。
道は何回かの渡渉以外ほぼ流れから少し離れた林の中で、幅広い谷なので踏み跡は分かるところと分かりにくいところが。
テープは全く分からなくなる前に必ずあるので、とにかく一つのテープにたどり着く度に一度止まって立ち位置変えて木の陰にならないようこちらかなと思う所を透かし見ながら進むので歩きやすい割に速度は上がらない。
2025年04月17日 10:50撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 10:50
テープはある。
道は何回かの渡渉以外ほぼ流れから少し離れた林の中で、幅広い谷なので踏み跡は分かるところと分かりにくいところが。
テープは全く分からなくなる前に必ずあるので、とにかく一つのテープにたどり着く度に一度止まって立ち位置変えて木の陰にならないようこちらかなと思う所を透かし見ながら進むので歩きやすい割に速度は上がらない。
何回かある渡渉点もテープはっきり。
初めての場所なので水量多いのかどうかは分からないけど、綺麗で緩やかで名前通りのんびりしたい系の谷だった。
2025年04月17日 11:06撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 11:06
何回かある渡渉点もテープはっきり。
初めての場所なので水量多いのかどうかは分からないけど、綺麗で緩やかで名前通りのんびりしたい系の谷だった。
もしかするとここが昔ほんとに畑だったのか。
横の水線は何メートルか下になった場所だけど、もっと上から引いてくれば水の問題も無くマジで畑に出来そう。
今だったら雪とヒルの季節の間、春と秋の1〜2ヶ月ずつはテント張りに来る人がいそうな場所だった。
2025年04月17日 11:21撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 11:21
もしかするとここが昔ほんとに畑だったのか。
横の水線は何メートルか下になった場所だけど、もっと上から引いてくれば水の問題も無くマジで畑に出来そう。
今だったら雪とヒルの季節の間、春と秋の1〜2ヶ月ずつはテント張りに来る人がいそうな場所だった。
最後は高いトラバースで下りてきた出合い。
一応今回の一番の目的の谷を気持ち良く下れ、ここからの上りは千種街道なんて名前あるほどだからきっと昔からの整備された安心安全な道、体力的にはどうか分からんけど怖いトラバースとかはなくて気分的には楽な道と思い込んで気が緩んでた。
2025年04月17日 11:50撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 11:50
最後は高いトラバースで下りてきた出合い。
一応今回の一番の目的の谷を気持ち良く下れ、ここからの上りは千種街道なんて名前あるほどだからきっと昔からの整備された安心安全な道、体力的にはどうか分からんけど怖いトラバースとかはなくて気分的には楽な道と思い込んで気が緩んでた。
えらく長くて広そうだなと思ってのぞき込んだら奥半分はなんか倉庫なのか何かが祭られてるのか薄暗くてよく分からんかったけど、ベンチが置かれて休めるのは手前半分ないくらいだった。
2025年04月17日 11:52撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 11:52
えらく長くて広そうだなと思ってのぞき込んだら奥半分はなんか倉庫なのか何かが祭られてるのか薄暗くてよく分からんかったけど、ベンチが置かれて休めるのは手前半分ないくらいだった。
出だし早々にロープで下りる渡渉があったり、思ったより疲れる道でちょっとお腹空いてしまったし、峠までまだどのくらい上るのか分からんかったからゼリー飲みに休憩。
ここまで何百メートルかが古木の道と標識があって昔は古い大木がたくさんあったようだけど、今ではもうほとんどが枯れて倒れてしまってて面影もあまり無かった。
2025年04月17日 12:54撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 12:54
出だし早々にロープで下りる渡渉があったり、思ったより疲れる道でちょっとお腹空いてしまったし、峠までまだどのくらい上るのか分からんかったからゼリー飲みに休憩。
ここまで何百メートルかが古木の道と標識があって昔は古い大木がたくさんあったようだけど、今ではもうほとんどが枯れて倒れてしまってて面影もあまり無かった。
上の方にはまだ雪がべったりだったせいか水量豊富。
でもやはりヒルがいる地域だと思うとそのまま飲む気にはなれない。
2025年04月17日 13:16撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 13:16
上の方にはまだ雪がべったりだったせいか水量豊富。
でもやはりヒルがいる地域だと思うとそのまま飲む気にはなれない。
昔は旅人が目標にする杉の大木があったってあの枯れた一本の木のことなんだろうか。
ちょっとお腹減ってたのでここで飯にしようかと思ってたが、ゼリー休憩から程なくで上って来れてしまったし、風が通って寒いのでこのまま反対側に下りることに。
雨乞岳方向の斜面にはまだべったり雪が残ってた。
2025年04月17日 13:22撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 13:22
昔は旅人が目標にする杉の大木があったってあの枯れた一本の木のことなんだろうか。
ちょっとお腹減ってたのでここで飯にしようかと思ってたが、ゼリー休憩から程なくで上って来れてしまったし、風が通って寒いのでこのまま反対側に下りることに。
雨乞岳方向の斜面にはまだべったり雪が残ってた。
峠からの下り、高く怖いトラバースがやっと終わったと思ったらなんとこんな所に昔神社どころか小学校まであったって。
ほんと日本人って昔は山に依存して暮らしてたし、それが当たり前だったんだなとあらためてびっくり。
2025年04月17日 13:48撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 13:48
峠からの下り、高く怖いトラバースがやっと終わったと思ったらなんとこんな所に昔神社どころか小学校まであったって。
ほんと日本人って昔は山に依存して暮らしてたし、それが当たり前だったんだなとあらためてびっくり。
幾つもの小さい流れを跨いで長く感じるトラバースを歩いてきたが、ついに川が見えてきてロープもあるのでここがコクイ谷出合への降り口と思われ、やっとこの日最後の課題と思ってるコクイ谷に入る前に河原で飯食べようと楽しみに下りていったらなんと、水量多い。
とてもじゃないがローカットの中濡らさずに渡れる状態ではない。
慌てて上り返して少し上流まで探してみたが、石がちょっと離れてるけど飛べるかなと思って見に行ったら流れが深く速くて落ちたら全身濡れそうで飛べない。
2025年04月17日 14:32撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 14:32
幾つもの小さい流れを跨いで長く感じるトラバースを歩いてきたが、ついに川が見えてきてロープもあるのでここがコクイ谷出合への降り口と思われ、やっとこの日最後の課題と思ってるコクイ谷に入る前に河原で飯食べようと楽しみに下りていったらなんと、水量多い。
とてもじゃないがローカットの中濡らさずに渡れる状態ではない。
慌てて上り返して少し上流まで探してみたが、石がちょっと離れてるけど飛べるかなと思って見に行ったら流れが深く速くて落ちたら全身濡れそうで飛べない。
結局靴脱いで渡ることに。
前の週は結局必要なかったサンダル担いで歩いたのにこんな時に持ってないなんて。
よく調べてこなかったのが悪かったが、もしかして前日前々日くらいに結構降ったんだろうか。
ここは出合いで向こうに渡るためにT字になった部分を一回では途中深い所もあって危なく、結局一度渡って少し河原歩いてもう一回渡るハメになったんだが、この河原の石は大きい面積あるのや玉砂利ばかりではない。
割れたばかりのような鋭利な小さい石もたくさんあり、少しでも足に体重かけないようダブルストックに乗りかかるように歩くけどとにかく足裏が痛い。
温泉にある足裏のツボ刺激するための玉砂利の道とは全く別物。
ほんとの自然界の流れであちこちぶち当たって割れて鋭利になったような小石が一面に。
とてもではないがさっさと歩ける状況ではなく、この渡渉でいったいどれだけ時間かかったのかもよく分からない。
2025年04月17日 14:49撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 14:49
結局靴脱いで渡ることに。
前の週は結局必要なかったサンダル担いで歩いたのにこんな時に持ってないなんて。
よく調べてこなかったのが悪かったが、もしかして前日前々日くらいに結構降ったんだろうか。
ここは出合いで向こうに渡るためにT字になった部分を一回では途中深い所もあって危なく、結局一度渡って少し河原歩いてもう一回渡るハメになったんだが、この河原の石は大きい面積あるのや玉砂利ばかりではない。
割れたばかりのような鋭利な小さい石もたくさんあり、少しでも足に体重かけないようダブルストックに乗りかかるように歩くけどとにかく足裏が痛い。
温泉にある足裏のツボ刺激するための玉砂利の道とは全く別物。
ほんとの自然界の流れであちこちぶち当たって割れて鋭利になったような小石が一面に。
とてもではないがさっさと歩ける状況ではなく、この渡渉でいったいどれだけ時間かかったのかもよく分からない。
向こうの斜面にぶら下がってるオレンジのロープが先ほど下りてきた正規のルート。
でも水量多くて深く早く、とてもローカットで濡れずに渡れる状態ではなかった。
ここ来る人は万が一のためにサンダル持ってくること推奨。
2025年04月17日 14:57撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 14:57
向こうの斜面にぶら下がってるオレンジのロープが先ほど下りてきた正規のルート。
でも水量多くて深く早く、とてもローカットで濡れずに渡れる状態ではなかった。
ここ来る人は万が一のためにサンダル持ってくること推奨。
渡渉終わって足拭いて靴履こうとしてたら右足付け根が攣ったりしてますます時間食い、なんか急に夕方になってしまった気がしてちょっと焦りながらそれでもコクイ谷出合いで飯食べてコクイ谷に入る。
すると普段は流れなど無いと思われる斜面のそこここに水の流れが。
やはりこのあたりは少し前に結構降ったよう。
前日から晴れ予報だったから大丈夫と思い込んでたが甘かった。
2025年04月17日 15:34撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 15:34
渡渉終わって足拭いて靴履こうとしてたら右足付け根が攣ったりしてますます時間食い、なんか急に夕方になってしまった気がしてちょっと焦りながらそれでもコクイ谷出合いで飯食べてコクイ谷に入る。
すると普段は流れなど無いと思われる斜面のそこここに水の流れが。
やはりこのあたりは少し前に結構降ったよう。
前日から晴れ予報だったから大丈夫と思い込んでたが甘かった。
道は基本巻き道で、時々渡渉があってやはり意を決して飛ばないと渡れない水量ばかりだったし、弱そうな木の枝など掴まないと通れないような狭く外傾したトラバースも何カ所かあったがテープはずっとあり、時々茂みに隠れるような場所も着実に見つけていけば道はずっとある。
でも暗くなったらテープそのものを見つけられない可能性もあり、ほんとはもっと早い時間に入るべき谷だったかも。
2025年04月17日 15:55撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 15:55
道は基本巻き道で、時々渡渉があってやはり意を決して飛ばないと渡れない水量ばかりだったし、弱そうな木の枝など掴まないと通れないような狭く外傾したトラバースも何カ所かあったがテープはずっとあり、時々茂みに隠れるような場所も着実に見つけていけば道はずっとある。
でも暗くなったらテープそのものを見つけられない可能性もあり、ほんとはもっと早い時間に入るべき谷だったかも。
こういう所はこの谷の中では手足がたくさんあってホッと出来る感じ。
もっと上の方ではなんか滝の落ち口の岩場を渡るなんて場所もあったが、今回は水量は多かったが岩は乾いてたのでヌメリにさえ気をつければ通ることが出来た。
2025年04月17日 16:17撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 16:17
こういう所はこの谷の中では手足がたくさんあってホッと出来る感じ。
もっと上の方ではなんか滝の落ち口の岩場を渡るなんて場所もあったが、今回は水量は多かったが岩は乾いてたのでヌメリにさえ気をつければ通ることが出来た。
結局岩を何メートルも上るなんて所は無かったので最後までダブルストックのまま脱渓点に。
ここから斜面をだいぶ上るのかなと思ってたら上に見えてる標識看板のところがもう武平峠からの一般登山道でちょっと拍子抜け。
しかしもう疲れ切った足にここからが想像以上に厳しかった。
沢谷峠まではほんとのんびりした散歩道というべき雰囲気だったのに、峠越えた向こうはもう延々嫌いな高く狭いトラバース道。
これほんとに雨乞岳へメイン登路なのかと、これなら傾斜はきついけどこの日最初上った沢谷ノ頭経由の道の方が精神的によっぽど楽ではないかと、思わず泣きが入ってしまった。
2025年04月17日 16:46撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 16:46
結局岩を何メートルも上るなんて所は無かったので最後までダブルストックのまま脱渓点に。
ここから斜面をだいぶ上るのかなと思ってたら上に見えてる標識看板のところがもう武平峠からの一般登山道でちょっと拍子抜け。
しかしもう疲れ切った足にここからが想像以上に厳しかった。
沢谷峠まではほんとのんびりした散歩道というべき雰囲気だったのに、峠越えた向こうはもう延々嫌いな高く狭いトラバース道。
これほんとに雨乞岳へメイン登路なのかと、これなら傾斜はきついけどこの日最初上った沢谷ノ頭経由の道の方が精神的によっぽど楽ではないかと、思わず泣きが入ってしまった。
ここはマジで足場が狭く、ロープと上に渡してくれてある倒木両方掴むしか通りようがなかったが、このあたりでもすでに両足付け根は半分攣ってたのにこの先でついになぜか両足首の前が攣ってしまって慌てて芍薬甘草湯と塩分タブレットを飲む。
今回はほとんど前調べせずに来てしまい、想定外の状態や嫌いな高く狭いトラバース道も多く、筋力もだけど精神的に思った以上にきつかったのも原因かと思った。
2025年04月17日 17:05撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 17:05
ここはマジで足場が狭く、ロープと上に渡してくれてある倒木両方掴むしか通りようがなかったが、このあたりでもすでに両足付け根は半分攣ってたのにこの先でついになぜか両足首の前が攣ってしまって慌てて芍薬甘草湯と塩分タブレットを飲む。
今回はほとんど前調べせずに来てしまい、想定外の状態や嫌いな高く狭いトラバース道も多く、筋力もだけど精神的に思った以上にきつかったのも原因かと思った。
やっとなだらかなジグザグ道まで下りてきたが、もう陽は山の端に落ちそう。
この後も植林帯の中で分かりにくくてちょっと彷徨ったが、両足やばい状態でなんとか陽のあるうちにここまで下りて来れてホッとする。
2025年04月17日 17:49撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 17:49
やっとなだらかなジグザグ道まで下りてきたが、もう陽は山の端に落ちそう。
この後も植林帯の中で分かりにくくてちょっと彷徨ったが、両足やばい状態でなんとか陽のあるうちにここまで下りて来れてホッとする。
この日も駐車地に下りてきたのは自分が最後のよう。
メインのここ以外、側にある小さい駐車地も全て空になってた。
2025年04月17日 18:01撮影 by  iPhone 12, Apple
4/17 18:01
この日も駐車地に下りてきたのは自分が最後のよう。
メインのここ以外、側にある小さい駐車地も全て空になってた。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

今までなんか遠いような気がして食わず嫌い的に来ることのなかった鈴鹿。
しかし所用で何度か新名神を通るうち、どうもここは武奈ヶ岳よりは遠いけど大峰よりは近いようだと気が付いたここ数年。
前の週鎌ヶ岳に行ってみて充実感があったことに手応えを得、ヒルも5月からとネットで書かれてるのにあとを押されて続けて行ってみることに。
場所は鎌尾根から結構でかく見えてた雨乞岳にしようかと山と高原地図眺めてたら気になる地名が。
奥ノ畑谷。
地図見る限り周りに村など無さそうだが昔はこんな山奥に畑開いたのか。
そこでもう一つ雨乞岳周辺で面白そうなコクイ谷と合わせて周回することに。
大変すぎた。
雨乞岳から南雨乞岳に向かって笹原を下りていく所で向こうから来る黒っぽい人となぜかすれ違わなかったのを除けば南雨乞岳を越えるまではまあ普通の山道で、最近まで雪が残っていたらしき所は下が泥濘んで滑ることもあったが、鎌ヶ岳のようにザレザレといった所もなく順調。
南雨乞岳から少し清水ノ頭向けて行った所から北に斜面を下りて奥ノ畑谷源頭部に下りる場所を探すのにちょっと手間取ったが、よくよく見ていくと最初の急傾斜を一下りした所にある木に小さくテープ発見。
無事源頭部に降り立ってからは滝場も無く傾斜も緩やかでテープは見え隠れにずっとあり、ほんとに広々した畑だったといわれても納得の場所もありで、途中3人グループとすれ違ったからそれなりに人は入ってるかも。
ただ、広い谷だけに逆に道は分かりにくく、テープも連打というほどではないので一つテープ見つけたらそこまで行って立ち止まって次のテープ探して位置変えながら透かし見るといった感じなのでペースは上がらなかった。
千種街道に入ってからはこっちの方が思ってたより橋が流された場所とやらの渡渉があったりトラバースがあったり上の方はザレてたりでよっぽど疲れたし、杉峠越えたら今度は苦手な高く狭いトラバースが続いてもうこの辺で心身ともにだいぶ疲れてた。
そしてこれもまたえらく長く感じた水平道が終わってやっとコクイ谷出合い渡渉点に降り立った時のこと。
なんでこんなに水量多くて流れ深く速いんだろ。
とてもではないがゴアテックスのローカット浸水させずに渡れる場所など無い。
今回はほんとよく調べもせず来てしまったけど、ここほどそれを後悔した所は無い。
ここで浸水させてしまうと帰りの車もその靴で2時間以上の運転になるので避けたく、意を決して靴脱ぐことに。
ところが出合いということは川がT字になってるわけで、水が少なければ一回の渡渉で一気に渡るところ、途中が深くなってそうで下手すると靴どころか転んで全身ずぶ濡れなんてのは避けたかったのでまず一つの流れを渡渉し、10メートルほど河原歩いて次の浅そうな所をもう一度渡渉という2段階になったんだが、この10メートルほどの河原歩きが痛すぎた。
ここの石は平たい大きいのや丸い玉砂利みたいなのばかりではなくまだ割れてあまり経ってなく角が丸く削られてない鋭利なものがたくさん。
おかげで普通に足に全体重かけてなんてとても歩けず、ダブルストックに重心預けてそろりそろりと足場確かめながら。
それでももう血が出るかと思うくらい辛い時間がどれだけ続いたか。
その上やっと渡り終えてまた靴履こうとした時右足付け根が攣った。
それでもこの日は暖かかったので水温もそこまで冷たくなかったのでなんとか渡れたが、もしもう少し早く雪がもっと残ってる時だったらどうなってたか。
まあトータルしてもせいぜい30分少々だったとは思うが、ここが強烈すぎた。
このあと飯休憩挟んで入ったコクイ谷も確かにテープはあるけど分かりにくい所、通りにくい所、危ない所、そして今回は水量多かったので渡りにくい所などそれなりに面倒な谷だったとは思うが、その直前の渡渉が強烈すぎてなんか楽に感じてしまうくらいだった。
クラ谷分岐で一般登山道に詰め上がってもそのあと沢谷峠からまた苦手な高く狭いトラバース道。
もうこのあたりでは心身ともに疲れ果ててたのか、ついにあと2〜30分かというあたりでとどめのように両臑から足首前面にかけてが攣ってしまい、慌てて芍薬甘草湯と塩分タブレット飲んだが、この辺からやっと道もだいぶ穏やかになってきたのでギリギリ助かった。
今回の反省は一にも二にもあまりに何も調べず出かけたこと。
極端に言えば雨乞岳っていう目標決めてあとは地図見て面白そうな地名だなとか破線ルートだから面白いかななどと興味本位でぐるっと周回コース決めただけ。
ここ数年は六甲や金剛山や武奈ヶ岳や大峰のすでに知ってる所を歩くのが増えてて下調べしないのが普通になってしまってたのが裏目に出てしまった。
特にほとんど行ったことない鈴鹿で全て初めてのコースとあってはあまりに準備不足としか言い様がなく、良い薬になりました。

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