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Yamareco

記録ID: 8066916
全員に公開
ハイキング
奥秩父

大菩薩嶺とダブル雁ヶ腹摺山

2025年04月26日(土) 〜 2025年04月27日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
12:29
距離
31.1km
登り
2,177m
下り
2,803m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:37
休憩
1:10
合計
7:47
距離 16.1km 登り 1,313m 下り 1,354m
8:49
19
9:08
9:10
45
9:56
7
10:03
10:05
6
10:10
5
10:16
12
10:28
4
10:31
10:32
10
10:41
10:43
18
11:00
6
11:07
8
11:15
10
11:25
44
12:09
32
12:41
12:42
13
12:54
25
13:20
64
14:24
17
14:40
15:36
1
15:37
23
16:00
16:04
4
16:08
16:11
5
16:16
18
16:34
16:35
1
2日目
山行
5:27
休憩
0:04
合計
5:31
距離 15.0km 登り 864m 下り 1,449m
7:36
44
8:20
10
8:39
29
9:09
7
9:40
9:43
22
10:06
25
10:31
13
10:44
48
11:32
34
12:06
14
12:22
1
12:23
12
12:40
ゴール地点
天候 初日:曇というか雲の中 二日目:晴天
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス 0740 JR甲斐大和駅から 0810 栄和交通 大菩薩線のバスにて上日川峠へ
上日川峠の登山開始ポイント。がんばるぞー。
2025年04月26日 08:48撮影 by  moto g24, motorola
4/26 8:48
上日川峠の登山開始ポイント。がんばるぞー。
開始直後にあった謎の植物。なんだろうこれ?
2025年04月26日 08:56撮影 by  moto g24, motorola
1
4/26 8:56
開始直後にあった謎の植物。なんだろうこれ?
笹に囲まれた歩きやすい道。
2025年04月26日 09:00撮影 by  moto g24, motorola
4/26 9:00
笹に囲まれた歩きやすい道。
登山口からすぐの福ちゃん荘。今回は素通り。
2025年04月26日 09:09撮影 by  moto g24, motorola
4/26 9:09
登山口からすぐの福ちゃん荘。今回は素通り。
福ちゃん荘を反対側から。こんな感じでお土産やお食事を楽しめるようです。
2025年04月26日 09:10撮影 by  moto g24, motorola
1
4/26 9:10
福ちゃん荘を反対側から。こんな感じでお土産やお食事を楽しめるようです。
でかい岩があればとりあえず撮る。
2025年04月26日 09:21撮影 by  moto g24, motorola
4/26 9:21
でかい岩があればとりあえず撮る。
眼下に広がる市街地。ちょろっと開けた視界からパシャリ。
2025年04月26日 09:26撮影 by  moto g24, motorola
4/26 9:26
眼下に広がる市街地。ちょろっと開けた視界からパシャリ。
笹と苔の競演。
2025年04月26日 09:36撮影 by  moto g24, motorola
4/26 9:36
笹と苔の競演。
今日は基本的に、こんな感じの白さとつきあっていくことになりました。
2025年04月26日 09:53撮影 by  moto g24, motorola
4/26 9:53
今日は基本的に、こんな感じの白さとつきあっていくことになりました。
名前はやけにかっこいい、雷岩。
2025年04月26日 09:55撮影 by  moto g24, motorola
4/26 9:55
名前はやけにかっこいい、雷岩。
雷岩の隣に巨大ケルン。せっかくなので私もひとつ石を積んでおきました。
2025年04月26日 09:56撮影 by  moto g24, motorola
4/26 9:56
雷岩の隣に巨大ケルン。せっかくなので私もひとつ石を積んでおきました。
雷岩から大菩薩嶺への道は、やけに苔むしてるので眼福。
2025年04月26日 09:58撮影 by  moto g24, motorola
4/26 9:58
雷岩から大菩薩嶺への道は、やけに苔むしてるので眼福。
視界に広がる苔。よき。
2025年04月26日 09:59撮影 by  moto g24, motorola
4/26 9:59
視界に広がる苔。よき。
日本百名山!ちなみに展望はないです。残念。
2025年04月26日 10:04撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 10:04
日本百名山!ちなみに展望はないです。残念。
雲が出てるおかげで、なんとなく幻想的な雰囲気に。
2025年04月26日 10:05撮影 by  moto g24, motorola
4/26 10:05
雲が出てるおかげで、なんとなく幻想的な雰囲気に。
もっと白く。
2025年04月26日 10:05撮影 by  moto g24, motorola
4/26 10:05
もっと白く。
大菩薩峠に向かう途中に見えた上日川ダム。
2025年04月26日 10:15撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 10:15
大菩薩峠に向かう途中に見えた上日川ダム。
左側がもう絶望的に雲の図。
2025年04月26日 10:17撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 10:17
左側がもう絶望的に雲の図。
右側はまだなんとか写真が撮られる程度を維持してくれている…良いダム。
2025年04月26日 10:18撮影 by  moto g24, motorola
4/26 10:18
右側はまだなんとか写真が撮られる程度を維持してくれている…良いダム。
なぜか派手に風化している岩。他に比べて、この子だけ妙にボロボロなのはなんでだろ。
2025年04月26日 10:20撮影 by  moto g24, motorola
4/26 10:20
なぜか派手に風化している岩。他に比べて、この子だけ妙にボロボロなのはなんでだろ。
うすぼんやりと市街地。
2025年04月26日 10:24撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 10:24
うすぼんやりと市街地。
大菩薩嶺周辺は足元にほどよい石が多いせいか、こういうケルンっぽいのがそこかしこにあります。
2025年04月26日 10:26撮影 by  moto g24, motorola
4/26 10:26
大菩薩嶺周辺は足元にほどよい石が多いせいか、こういうケルンっぽいのがそこかしこにあります。
その最たるものがここ、賽の河原。斜面に数え切れないほどの石積み。
2025年04月26日 10:27撮影 by  moto g24, motorola
4/26 10:27
その最たるものがここ、賽の河原。斜面に数え切れないほどの石積み。
みんな石を積み過ぎたせいで、この名前になった?
2025年04月26日 10:28撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 10:28
みんな石を積み過ぎたせいで、この名前になった?
親不知といえば、通行困難地のお約束地名だけど…ここは全然おそんなことはなく、ダム方面にきれいな見通しがある景勝地だったり。
2025年04月26日 10:31撮影 by  moto g24, motorola
4/26 10:31
親不知といえば、通行困難地のお約束地名だけど…ここは全然おそんなことはなく、ダム方面にきれいな見通しがある景勝地だったり。
このあたりは、どこを撮っても楽しいゾーン。
2025年04月26日 10:31撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 10:31
このあたりは、どこを撮っても楽しいゾーン。
あのケルン、頂上部はどうやってバランスとってるんだ…?
2025年04月26日 10:31撮影 by  moto g24, motorola
4/26 10:31
あのケルン、頂上部はどうやってバランスとってるんだ…?
自然石でない石積み。
2025年04月26日 10:36撮影 by  moto g24, motorola
4/26 10:36
自然石でない石積み。
この石碑曰く、昭和60年建立とのこと。書いてあることは…よくわかりません。
2025年04月26日 10:37撮影 by  moto g24, motorola
4/26 10:37
この石碑曰く、昭和60年建立とのこと。書いてあることは…よくわかりません。
大菩薩峠に建てられている、妙に立派で高さのある看板。
2025年04月26日 10:38撮影 by  moto g24, motorola
4/26 10:38
大菩薩峠に建てられている、妙に立派で高さのある看板。
大菩薩峠の介山荘。ここも福ちゃん荘同様にお土産など充実しており、今回はここで赤ワインをお土産に購入。
2025年04月26日 10:38撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 10:38
大菩薩峠の介山荘。ここも福ちゃん荘同様にお土産など充実しており、今回はここで赤ワインをお土産に購入。
ここから大菩薩嶺周遊コースを外れ、南下コース。道の状況が、百名山らしい整備から一般的な登山道にクラスチェンジ。アガるぜ!
2025年04月26日 10:49撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 10:49
ここから大菩薩嶺周遊コースを外れ、南下コース。道の状況が、百名山らしい整備から一般的な登山道にクラスチェンジ。アガるぜ!
この付近はやたら湿度がたかいせいか、全体が苔まみれ。幸せ。
2025年04月26日 10:51撮影 by  moto g24, motorola
4/26 10:51
この付近はやたら湿度がたかいせいか、全体が苔まみれ。幸せ。
ちょっとした開けたところにある石丸峠。
2025年04月26日 11:06撮影 by  moto g24, motorola
4/26 11:06
ちょっとした開けたところにある石丸峠。
少しずつフェードしていく峰々の感じがかなり好み。
2025年04月26日 11:07撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 11:07
少しずつフェードしていく峰々の感じがかなり好み。
上日川ダムはこの角度からがいい感じ?
2025年04月26日 11:15撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 11:15
上日川ダムはこの角度からがいい感じ?
ちょっと遠景に。上氷川峠まで登ってきた道も見えてます。
2025年04月26日 11:17撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 11:17
ちょっと遠景に。上氷川峠まで登ってきた道も見えてます。
歩いてきた方面。
2025年04月26日 11:17撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 11:17
歩いてきた方面。
なぜか登山道からかなり外れたところにある看板 with 大木。昔はあっち側に登山道があったのかな。
2025年04月26日 11:24撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 11:24
なぜか登山道からかなり外れたところにある看板 with 大木。昔はあっち側に登山道があったのかな。
ひと呼吸ずつに苔むした森の空気が美味しい。
2025年04月26日 11:45撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 11:45
ひと呼吸ずつに苔むした森の空気が美味しい。
祝!JR中央線グリーン車導入!と山も祝っているようです。
2025年04月26日 11:51撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 11:51
祝!JR中央線グリーン車導入!と山も祝っているようです。
日陰側の斜面は、もうずっとこんな感じです。
2025年04月26日 11:52撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 11:52
日陰側の斜面は、もうずっとこんな感じです。
梅花黄連(ばいかおうれん)のお花。たまたま近くにいたハイカーさんが教えてくれました。ありがとう名も知らないハイカーさん!
2025年04月26日 12:04撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 12:04
梅花黄連(ばいかおうれん)のお花。たまたま近くにいたハイカーさんが教えてくれました。ありがとう名も知らないハイカーさん!
梅花黄連は苔とも共生できるようです。かわいい。
2025年04月26日 12:06撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 12:06
梅花黄連は苔とも共生できるようです。かわいい。
小金沢山頂。秀麗富嶽の山ですが、今日は見ての通り。とほほー。
2025年04月26日 12:08撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 12:08
小金沢山頂。秀麗富嶽の山ですが、今日は見ての通り。とほほー。
牛奥ノ鴈ヶ腹摺山頂。秀麗富嶽の山ですが、今日は見ての通り。とほほほー。
2025年04月26日 12:40撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 12:40
牛奥ノ鴈ヶ腹摺山頂。秀麗富嶽の山ですが、今日は見ての通り。とほほほー。
あまりの名前の長さに、自治体から勝手に名前を短縮されるの図。がんばら…
2025年04月26日 12:41撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 12:41
あまりの名前の長さに、自治体から勝手に名前を短縮されるの図。がんばら…
マイナーピーク。視界は…いやここは晴れててもたぶんなさそう。
2025年04月26日 13:19撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 13:19
マイナーピーク。視界は…いやここは晴れててもたぶんなさそう。
かなりまん丸に近い苔群生。よきよき。
2025年04月26日 13:24撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 13:24
かなりまん丸に近い苔群生。よきよき。
自然に還りつつある切り株。内部まで苔いっぱい。ノームとかの住処になってそう。
2025年04月26日 13:59撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 13:59
自然に還りつつある切り株。内部まで苔いっぱい。ノームとかの住処になってそう。
大峠近くの水場。雁ヶ腹摺山の登山道に入ってすぐ。
2025年04月26日 15:37撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 15:37
大峠近くの水場。雁ヶ腹摺山の登山道に入ってすぐ。
御硯水という名前があるみたい。ググったら日本中に同じ名前の水があるんですな。
2025年04月26日 15:37撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 15:37
御硯水という名前があるみたい。ググったら日本中に同じ名前の水があるんですな。
ただのヒビの入った自然岩のはずなのに、形とかのせいで軍事的な拠点のように見える…
2025年04月26日 16:05撮影 by  moto g24, motorola
1
4/26 16:05
ただのヒビの入った自然岩のはずなのに、形とかのせいで軍事的な拠点のように見える…
雲の中レベルがだいぶ上がってきたの図。
2025年04月26日 16:06撮影 by  moto g24, motorola
2
4/26 16:06
雲の中レベルがだいぶ上がってきたの図。
本日最後のピーク到着!
2025年04月26日 16:09撮影 by  moto g24, motorola
2
4/26 16:09
本日最後のピーク到着!
秀麗富嶽の一番!
2025年04月26日 16:09撮影 by  moto g24, motorola
2
4/26 16:09
秀麗富嶽の一番!
これが一番の景色だっ!
2025年04月26日 16:09撮影 by  moto g24, motorola
4/26 16:09
これが一番の景色だっ!
山梨県の山頂看板も、心なしか誇らしげだ!
2025年04月26日 16:09撮影 by  moto g24, motorola
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4/26 16:09
山梨県の山頂看板も、心なしか誇らしげだ!
なんたって、旧五百円札の撮影ポイントですからね。
2025年04月26日 16:10撮影 by  moto g24, motorola
4/26 16:10
なんたって、旧五百円札の撮影ポイントですからね。
これが、その旧五百円札の構図だ!
2025年04月26日 16:10撮影 by  moto g24, motorola
4/26 16:10
これが、その旧五百円札の構図だ!
明けて 2 日目、大峠より。この天気が昨日欲しかった…!
2025年04月27日 07:05撮影 by  moto g24, motorola
2
4/27 7:05
明けて 2 日目、大峠より。この天気が昨日欲しかった…!
大峠からアップ。ここからでもかなり美麗な富士が楽しめます。
2025年04月27日 07:05撮影 by  moto g24, motorola
4
4/27 7:05
大峠からアップ。ここからでもかなり美麗な富士が楽しめます。
直径 60cm はありそうな巨大倒木。圧巻。
2025年04月27日 07:32撮影 by  moto g24, motorola
2
4/27 7:32
直径 60cm はありそうな巨大倒木。圧巻。
1日目の下りでは気づかなかった看板。ここ名前付きのピークだったのか…
2025年04月27日 07:36撮影 by  moto g24, motorola
1
4/27 7:36
1日目の下りでは気づかなかった看板。ここ名前付きのピークだったのか…
個人的にベストな切り株。素晴らしい自然への還りっぷりに100点あげちゃう。
2025年04月27日 07:44撮影 by  moto g24, motorola
4/27 7:44
個人的にベストな切り株。素晴らしい自然への還りっぷりに100点あげちゃう。
こんな根っこを持つ大木も、根っこごと根こそぎ倒れてしまっている。見える範囲だけでも畳1.5畳分くらいはあるのに、どんな風が吹いてるんだ…
2025年04月27日 07:47撮影 by  moto g24, motorola
4/27 7:47
こんな根っこを持つ大木も、根っこごと根こそぎ倒れてしまっている。見える範囲だけでも畳1.5畳分くらいはあるのに、どんな風が吹いてるんだ…
倒木パラダイスクイズ!どこに正しい道があるか探してみよう!
2025年04月27日 07:50撮影 by  moto g24, motorola
4/27 7:50
倒木パラダイスクイズ!どこに正しい道があるか探してみよう!
倒木パラダイスクイズ2!どこに正しい道があるか探してみよう!
2025年04月27日 07:52撮影 by  moto g24, motorola
4/27 7:52
倒木パラダイスクイズ2!どこに正しい道があるか探してみよう!
このルートは、梅花黄連がそれなりに出現してくれるので、眼福です。
2025年04月27日 07:55撮影 by  moto g24, motorola
3
4/27 7:55
このルートは、梅花黄連がそれなりに出現してくれるので、眼福です。
こんな感じで、複数が群生…とまではいかなくとも、まとまって咲いている場面も。
2025年04月27日 08:00撮影 by  moto g24, motorola
4/27 8:00
こんな感じで、複数が群生…とまではいかなくとも、まとまって咲いている場面も。
意識すると、白さが映えるので目につきやすいかも?
2025年04月27日 08:01撮影 by  moto g24, motorola
4/27 8:01
意識すると、白さが映えるので目につきやすいかも?
可憐に寄り添う2輪。夫婦梅花黄連と勝手に命名。
2025年04月27日 08:02撮影 by  moto g24, motorola
3
4/27 8:02
可憐に寄り添う2輪。夫婦梅花黄連と勝手に命名。
今回の倒木パラダイスの中で、ずっこけさせられて2度も土をつけてくれやがったのがこちらになります。
2025年04月27日 08:13撮影 by  moto g24, motorola
1
4/27 8:13
今回の倒木パラダイスの中で、ずっこけさせられて2度も土をつけてくれやがったのがこちらになります。
黒岳山頂、本日の最高峰。
2025年04月27日 08:20撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 8:20
黒岳山頂、本日の最高峰。
これまた良い風味の切り株。
2025年04月27日 08:28撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 8:28
これまた良い風味の切り株。
白谷ノ丸。この画像見るまで、しろたにのまる、って読んでた…山の名前は難読なのが多くない?
2025年04月27日 08:34撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 8:34
白谷ノ丸。この画像見るまで、しろたにのまる、って読んでた…山の名前は難読なのが多くない?
ここからの富士山はかなり別嬪さん!眼下に他の峰々を侍らせてる感がグッド。
2025年04月27日 08:37撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 8:37
ここからの富士山はかなり別嬪さん!眼下に他の峰々を侍らせてる感がグッド。
南アルプスもこの見晴らし。麓の市街地と併せて、すごい好き。
2025年04月27日 08:38撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 8:38
南アルプスもこの見晴らし。麓の市街地と併せて、すごい好き。
反対側も反対側で、低い山がどこまでも連なっており、これまた日本の原風景だなぁ。
2025年04月27日 08:38撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 8:38
反対側も反対側で、低い山がどこまでも連なっており、これまた日本の原風景だなぁ。
松の木と富士山の組み合わせ、エモい。
2025年04月27日 08:47撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 8:47
松の木と富士山の組み合わせ、エモい。
時たま道に転がってる特徴的な…種?なんだろ。
2025年04月27日 08:48撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 8:48
時たま道に転がってる特徴的な…種?なんだろ。
こんな感じの成り方をしてるみたい。
2025年04月27日 08:49撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 8:49
こんな感じの成り方をしてるみたい。
ここからしばらくゲート多発地帯…って、これ鍵代わりに使われてるの境界標やんけ!管理者さん早く鍵を修理してくだされー。
2025年04月27日 09:12撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 9:12
ここからしばらくゲート多発地帯…って、これ鍵代わりに使われてるの境界標やんけ!管理者さん早く鍵を修理してくだされー。
二つ目のゲート。
2025年04月27日 09:15撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 9:15
二つ目のゲート。
三つ目のゲート。
2025年04月27日 09:15撮影 by  moto g24, motorola
4/27 9:15
三つ目のゲート。
あーっ、山頂付近だけ白化粧している南アルプスが綺麗すぎる!
2025年04月27日 09:16撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 9:16
あーっ、山頂付近だけ白化粧している南アルプスが綺麗すぎる!
拡大でも撮影せねば!
2025年04月27日 09:16撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 9:16
拡大でも撮影せねば!
こっち側も!
2025年04月27日 09:16撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 9:16
こっち側も!
この素敵撮影スポットはこういう名前なんだそうです。
2025年04月27日 09:16撮影 by  moto g24, motorola
4/27 9:16
この素敵撮影スポットはこういう名前なんだそうです。
こっちは八ヶ岳かな?権現からの下りで通った編笠山はきつかった…
2025年04月27日 09:17撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 9:17
こっちは八ヶ岳かな?権現からの下りで通った編笠山はきつかった…
四つ目のゲート。
2025年04月27日 09:19撮影 by  moto g24, motorola
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四つ目のゲート。
大倉高丸。こっちからの富士山もめんこいねぇ。
2025年04月27日 09:42撮影 by  moto g24, motorola
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大倉高丸。こっちからの富士山もめんこいねぇ。
他の山頂看板が富士山しか見てないのに対し、大和十二景の看板は三角形になっているから、南アルプスもばっちりカバー。やるな!
2025年04月27日 09:43撮影 by  moto g24, motorola
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他の山頂看板が富士山しか見てないのに対し、大和十二景の看板は三角形になっているから、南アルプスもばっちりカバー。やるな!
拡大写真でもパシャリ。
2025年04月27日 09:43撮影 by  moto g24, motorola
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拡大写真でもパシャリ。
五つ目のゲート。そろそろゲート内にいるのか、外にいるのか、よくわからなくなってくるころ。
2025年04月27日 09:55撮影 by  moto g24, motorola
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五つ目のゲート。そろそろゲート内にいるのか、外にいるのか、よくわからなくなってくるころ。
ああ…美しい…体力と時間とお金と技術と根性があれば縦走したい…
2025年04月27日 09:56撮影 by  moto g24, motorola
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ああ…美しい…体力と時間とお金と技術と根性があれば縦走したい…
保護区域にたくさん生えてた子。ちょうど境界線ロープに寄り添う位置にいたのでうまく撮れたぜ。
2025年04月27日 09:58撮影 by  moto g24, motorola
4/27 9:58
保護区域にたくさん生えてた子。ちょうど境界線ロープに寄り添う位置にいたのでうまく撮れたぜ。
六つ目のゲート。
2025年04月27日 09:58撮影 by  moto g24, motorola
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六つ目のゲート。
ハマイバ丸山頂。ハマイバって、漢字があったのか。
2025年04月27日 10:06撮影 by  moto g24, motorola
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ハマイバ丸山頂。ハマイバって、漢字があったのか。
ちなみに展望はないです。
2025年04月27日 10:06撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 10:06
ちなみに展望はないです。
と見せかけて、わずか10mも降りると富士山ばっちりビューポイント。
2025年04月27日 10:07撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 10:07
と見せかけて、わずか10mも降りると富士山ばっちりビューポイント。
さらに20m降りれば、今度は南アルプスビューポイント。にくい仕事するぜ。
2025年04月27日 10:07撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 10:07
さらに20m降りれば、今度は南アルプスビューポイント。にくい仕事するぜ。
さらにもうちょい降りると、今度は松とマリアージュできるのだ。すごいぞハマイバ。
2025年04月27日 10:09撮影 by  moto g24, motorola
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さらにもうちょい降りると、今度は松とマリアージュできるのだ。すごいぞハマイバ。
さらにさらに、富士山の手前のど真ん中に、三つ峠山が入ります。しかしこの山は山座同定がめちゃ簡単だなぁ…
2025年04月27日 10:13撮影 by  moto g24, motorola
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さらにさらに、富士山の手前のど真ん中に、三つ峠山が入ります。しかしこの山は山座同定がめちゃ簡単だなぁ…
光の反射で山の名前が読み取れない写真。岩にフォーカスしすぎてしまった。
2025年04月27日 10:30撮影 by  moto g24, motorola
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光の反射で山の名前が読み取れない写真。岩にフォーカスしすぎてしまった。
残雪!?と思ったら、崩れすぎて白光りするようになった花崗岩?の崖。斜度70度はありそうだから、ここで足を滑らせたら地獄への片道切符だぁ。
2025年04月27日 10:42撮影 by  moto g24, motorola
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残雪!?と思ったら、崩れすぎて白光りするようになった花崗岩?の崖。斜度70度はありそうだから、ここで足を滑らせたら地獄への片道切符だぁ。
水が流れる景色は良いものです。
2025年04月27日 10:59撮影 by  moto g24, motorola
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水が流れる景色は良いものです。
渡渉ポイントのミニミニ滝。綺麗で冷たい水で手を洗ってリフレッシュ!
2025年04月27日 11:01撮影 by  moto g24, motorola
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渡渉ポイントのミニミニ滝。綺麗で冷たい水で手を洗ってリフレッシュ!
名前がわからないけどかわいい花。
2025年04月27日 11:06撮影 by  moto g24, motorola
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名前がわからないけどかわいい花。
米背負峠から降りていくにつれ、この花の密度とサイズがもりもり増えていきました。
2025年04月27日 11:09撮影 by  moto g24, motorola
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米背負峠から降りていくにつれ、この花の密度とサイズがもりもり増えていきました。
段々になっている滝。見てて飽きないぜ。
2025年04月27日 11:10撮影 by  moto g24, motorola
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段々になっている滝。見てて飽きないぜ。
派手に崖。足元に見える崩壊痕から、まだまだ崩れ続けそう。
2025年04月27日 11:12撮影 by  moto g24, motorola
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派手に崖。足元に見える崩壊痕から、まだまだ崩れ続けそう。
段々の滝。大きな岩の上をすべる流れも添えて。
2025年04月27日 11:16撮影 by  moto g24, motorola
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段々の滝。大きな岩の上をすべる流れも添えて。
なんかもう限界っぽい木橋。左隣にある石を渡ったほうが良いです。
2025年04月27日 11:21撮影 by  moto g24, motorola
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なんかもう限界っぽい木橋。左隣にある石を渡ったほうが良いです。
枝打ち間引きされた後の枝幹がたくさん転がされている場所。ここは特に杉の香りが濃厚で素晴らしいエリアでした。
2025年04月27日 11:26撮影 by  moto g24, motorola
4/27 11:26
枝打ち間引きされた後の枝幹がたくさん転がされている場所。ここは特に杉の香りが濃厚で素晴らしいエリアでした。
名も知らない小さな花。よき。
2025年04月27日 11:29撮影 by  moto g24, motorola
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名も知らない小さな花。よき。
現代土木パゥワー炸裂。道ができる前までは、今立ってる場所も岩の中だったんだろうなぁ。
2025年04月27日 11:34撮影 by  moto g24, motorola
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現代土木パゥワー炸裂。道ができる前までは、今立ってる場所も岩の中だったんだろうなぁ。
道の7割がたを埋め立てる土砂崩れ。ギリギリ崖側に迂回道があるけど…
2025年04月27日 11:37撮影 by  moto g24, motorola
4/27 11:37
道の7割がたを埋め立てる土砂崩れ。ギリギリ崖側に迂回道があるけど…
落石ごろごろ。現代土木は万能ではないのです。
2025年04月27日 11:40撮影 by  moto g24, motorola
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落石ごろごろ。現代土木は万能ではないのです。
道の一部が破壊されてます。左側の切り立った崖が、原因を物語っている…
2025年04月27日 11:42撮影 by  moto g24, motorola
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道の一部が破壊されてます。左側の切り立った崖が、原因を物語っている…
こっそり顔を出す富士山。チラ見せの美。
2025年04月27日 11:46撮影 by  moto g24, motorola
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こっそり顔を出す富士山。チラ見せの美。
ここは歩いてるときに、何かが崩れてパラパラ落ちてくる音がしました。通行する人はご注意を。
2025年04月27日 11:47撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 11:47
ここは歩いてるときに、何かが崩れてパラパラ落ちてくる音がしました。通行する人はご注意を。
崖と森。
2025年04月27日 11:48撮影 by  moto g24, motorola
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崖と森。
工事用道路の分岐点でも、富士山がちらり。
2025年04月27日 11:52撮影 by  moto g24, motorola
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工事用道路の分岐点でも、富士山がちらり。
富士山だけでなく、南アルプスもちらり。
2025年04月27日 11:54撮影 by  moto g24, motorola
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富士山だけでなく、南アルプスもちらり。
2025年04月27日 11:55撮影 by  moto g24, motorola
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伐採された木材の集積場にて、でかめのキノコ発見。直径 15cm はありそう。
2025年04月27日 12:02撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 12:02
伐採された木材の集積場にて、でかめのキノコ発見。直径 15cm はありそう。
シイタケ!?シイタケじゃないか!
2025年04月27日 12:02撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 12:02
シイタケ!?シイタケじゃないか!
林道の終盤戦を告げるトンネル…でもなぜか通行止め表示。反対側はライト点灯せよ看板だったから、こっちは撤去し忘れなのかな。
2025年04月27日 12:21撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 12:21
林道の終盤戦を告げるトンネル…でもなぜか通行止め表示。反対側はライト点灯せよ看板だったから、こっちは撤去し忘れなのかな。
ゴールのやまと天目山温泉。よき温泉。
2025年04月27日 12:40撮影 by  moto g24, motorola
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4/27 12:40
ゴールのやまと天目山温泉。よき温泉。
撮影機器:

感想

今回の山行は、テント泊の練習を主目的として、どこか1泊山行でいいところはないか…
というわけで、以前から行ってみたかったものの、(公共交通機関だと)一泊前提でないといけないので見送ってた雁ヶ腹摺山に行ってみることに。
笹子雁腹は前に登ったので、残る牛奥雁腹と無印雁腹に到達することで 3 雁腹制覇といこう!

【JR甲斐大和駅〜上氷川峠】
今回はオーソドックスに、甲斐大和駅から栄和交通さんの大菩薩線バスで上日川峠へ向かうルートを選定。
甲斐大和駅では、駅の階段に一番近い5両目の 2 つめのドア前にみんな集まってました。
そして到着し次第バス停までダッシュ競争するのもこの季節の風物詩っぽい?

といっても、栄和交通さんもそのあたりはわかっているようで、臨時便をたくさん用意してくれています。
7時40分には、すでにバス停には 3 台のバスが登山者を待っててくれました。
そして補助席含めてバスが満員になり次第、ダイヤを待たずに次々と発車する、ガチ登山者対応をしてくれていました。ありがてぇ…!

【上日川峠〜大菩薩嶺】
まずは百名山に向かう主要な道を登っていきます。
ここは斜度もゆるやかで、しかも福ちゃん荘までは並走して軽トラ幅の舗装道まで整備されてます。
登山道が苦手な人も安心?

といっても、当たり前ですが福ちゃん荘からは普通に登山道オンリーになります。
この辺りからその先の大菩薩峠までは道幅が広く、余裕をもってすれ違いや追い越しができるほどです。
なので安心して自分のペースで登っていけます。

そして雷岩に到着すると、目立つ巨大な岩がお出迎え。
そしてここは広場になっており、数多くの人が腰を下ろして休んでいる様子でした。
そこからちょびっと進むと、大菩薩嶺に到着です。
残念ながら山頂からの展望は全然ありません…が、道中は苔むした森林が広がっており、雰囲気は抜群。
自分に純真な心が残っていれば、森の木々の影から妖精さんでも見えそうなくらいのファンタジー風味でした。

【大菩薩嶺〜大菩薩峠】
雷岩まで戻り、今度は峠のほうへ。
この時点で、左手側は完全に雲に包まれており、まったくと言っていいほど何も見えません。
幸い右手側は「まだ」無事で、少し開けたところからは上日川ダムなどが見渡せたりしました。

加えてここらはあまりアップダウンもきつくありません。
足元はちょっと石ごろごろではあるものの、歩くのに全く支障なし。
そしてあっという間に峠に到着!
ここに建っている介山荘は売店の売り物が充実しており、山梨ワインまでおいてありました。
ので、テント泊のお供に一本購入させていただきました。
液体入りの瓶とか重量的にきついけど、山梨ワインとみて我慢できなかったんや…!

【大菩薩峠〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山】
ここからは大菩薩周遊ルートから外れ、縦走ルートに突入。
その途端、人口密度が激減しました、体感で 1/10〜15 くらい?
改めて、日本百名山のネームバリューのでかさを実感。

道もお手盛り整備から、いわゆる普通の登山道にクラスチェンジ。
今回の登山はここからが本番だぜ!
この辺りから、陽の当たる側は笹の原っぱ、当たらない側は苔天国、といった具合にはっきりと分かれるようです。
どちらにも違った良さがある!…んだけど、今回はもう雲の中に突入状態で視界がない都合上、苔天国のほうが雰囲気グンバツでしたね。

あ、道中はもう白っ白の白だったので、特筆すべきこともなし。
この区間で秀麗富嶽の二番山頂の小金沢山と牛奥ノ雁ヶ腹摺山の双方に到達はしたものの、完全に雲の中なおかげでどの方角でも視界は 100m もなく。
景観としては何も楽しめませんでした…無念。

【牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜大峠】
あとはテン泊予定地まで降りていくだけ…
の簡単ルートになると思いきや、ここら辺りは異常に倒木だらけ。
登山道内外問わず、いたるところで木が倒れ伏しています。
それも、どれもこれも同じ方向に倒れており、さらにかなりの数が根こそぎ倒れているものが見られます。
それこそ、直径が 60-70cm、根こそがれた根っこの面積が畳 2-3 畳はありそうなクラスの大木が珍しくなく。
これだけの根っこごと引っぺがしてしまうとは、どれだけここは強風銀座なんだろう…?

そして重い荷物に苦労しつつも、15時頃には大峠に到着。
ここでテントを組み立て、近場の水場で補給。
そして身軽になって気分がアゲアゲになったので、よせばいいのに雁ヶ腹摺山に突撃。

【大峠〜雁ヶ腹摺山〜大峠】
テン泊荷物を背負わなくてよい解放感から、半分くらい走りながら弾丸ピストン!
ごく一部を除き、かなり歩きやすい道になっているのも幸いして、さっと登って降りられました。
なお完全な真っ白状態での登攀なので、雁ヶ腹摺山名物の「山頂から望む旧五百円札」の景色は…

この後は夕食&コーヒータイムを楽しみ、陽が落ちる前に就寝。zzz...

【大峠〜黒岳】
翌日は 6 時前に起床。
テントを出てみると…雲一つない快晴!
ぐ、ぐわああ…大峠から完璧な富士山を望める…が、こんなに完璧に晴れるなら、雁ヶ腹摺山は今日に回せばよかったぁっ!
天気予報さんが今日もどうせ曇りやで、って言ってたのに…!
といっても、昨日登ることを決断したのは自分であるわけで、結局のところ誰かのせいにしたくとも、自分の顔しか思い浮かばないのである。

というわけで、きっと今日の雁ヶ腹摺山は酸っぱいに違いない、と自分を説得して、南下ルートに戻る。
黒岳までは昨日降りてきたルートの逆をたどるだけなのですが、雲の中で歩くのと、快晴の下で歩くのでは(当たり前ですが)表情が全く違う。
具体的に言うと、下ってる最中には全く気付かなかった小ピークの山頂看板に気づくなど。
看板を見落とすくらいのホワイトアウトだったんか…と驚愕。
それでも、朝日にきらめく木々の梢や群生苔などが今日の門出を祈ってくれているかのよう。
おかげで携帯カメラのシャッターを切る指も軽くなるってもんです。

【黒岳〜米背負峠】
ここからは、今回の山行のフィーバータイム。
ずっと山の稜線沿いに、小さなアップダウンを繰り返しながら進んでいくわけですが、少し木々が切れる度に富士山、南アルプス、そして八ヶ岳がその美麗な姿を私に見せてくれるのです!
これまた写真フォルダの容量増加が止まらない。

そしてこの区間で特筆すべきは、途中にある湯ノ沢峠からわずか数百メートルで到達する「湯ノ沢峠のお花畑」。
狭い稜線や尾根伝いが多いこのルートの中では、数少ない開けた平場になっています。
そしてこのシーズンは、名前に反してただ枯れた笹が広がっているだけ…
ですが、その代わりに 360 度どちらを見渡しても素晴らしいパノラマが楽しめるスイートスポットなのです!
ここの何が良いかって、湯ノ沢峠には駐車場も併設されています。
つまり、山登りが苦手な人でも、わずか数百メールも歩くだけで、2000m 近い天空からの山岳展望を簡単にほしいままにできてしまうのです。
体力に不安がある人にこそ、ここへ訪れてほしいなぁ。

他にこの区域の特徴として、やたら植生保護に力が入っている点。
ここを抜けるのに、都合 6 つもゲートを経由しなくてはなりません。
また道の大半は両脇に植生保護用のロープが張られており、絶対に登山道以外は歩かせない、野生動物も一歩も踏み込ませない、という環境保護に対する強い意志を感じます。
ただ…6つのゲートのうち、ゲートのロック機構が壊れてるのが 1 つだけあったんですが、その壊れた機構の代替として使われているのが、プラスチックの境界標がつかれていました。
いやこれ、誰がやったかは知らんが境界損壊罪か不動産侵奪罪の疑いがないか…?
山梨県さん、ここのゲートの修理を、何卒、なにとぞー。

そうこうしているうちに、大蔵高丸を越えてハマイバ丸へ。
そして現地に建っている「破魔射場丸」の立て札で、初めて漢字の表記を知る。
面白いことに、ハマイバ丸自体は展望はないのですが、10m も降れば富士山の展望が現れるんです。
つまり、ここでは悪しき魔を射かけて退治した…
そしてその射撃から逃れようとしても、すぐに姿を現す霊峰富士の御威光に、魔物は逃げること能わず…
みたいな脳内妄想劇場を繰り広げて楽しんだりしてしまいました。

あ、どうでもいいことだけど、ヤマレコプレミアムに入ってると、10分おきのアナウンス以外にも、ランドマークに近づくと「まもなく〇〇です」みたいな案内もしてくれるんですが。
ハマイバ丸の時は、「まもなくは、マイバ丸です」と、ハマイバ丸のハが助詞として認識されてしまっていました。
ヤマレコアプリのエンジニアさん、たぶんこれバグっぽいので修正お願いしまーす、単純に固有名詞は分割されないようにフィックスするだけでよさそうです。

【米背負峠〜大倉沢橋】
米背負峠到着時点で、地味に体力と足腰には余裕がある。
さて、ここでちょっと逡巡。足を延ばして笹子雁ヶ腹摺山に行き、3 雁腹制覇すべきか?

結論は…No!
まず今日は暑かったせいで、大峠の水場で補充した水がほぼ枯渇している。この先に水場があった記憶はない。
次に、笹子雁ヶ腹摺山から笹子駅まで急な斜面があったはず、くたくたの足で降りるのは避けたい。
そして、牛奥と無印の雁ヶ腹摺山は今回真っ白だったので、いずれリベンジする。3 制覇はその時でよい。
最後に、2日分の活動の結果、汗たっぷりのわがままボディになってしまっている。
笹子駅付近は温泉/銭湯がないので、そちらに抜けると帰りの電車で爆臭テロの実行犯になってしまう。

ということで、予定通りやまと天目山温泉へ向けて下山開始。

これがまた結果的には正解!
このルートは前半は沢沿いの道を、後半はアスファルト敷きの林道を進むのですが、この前半が好み直撃。
沢筋ということで、水のせせらぎがそこかしこにあり、五感のうちの耳を楽しませてくれます。
その沢の水は冷えており、手を浸すとその清冽さで、火照った気持ちをリフレッシュしてくれることで、五感のうちの肌を楽しませてくれます。
更に水が常に充実したエリアということで私好みの苔むした景色が一面に広がり、五感のうちの目を楽しませてくれます。
とどめに、道中には枝打ちや間引きされた杉林があったのですが、そのあたりは濃密な木の香りが充満!五感のうちの鼻を楽しませてくれます。

いやはや、以前笹子駅からここを通った時は、疲労困憊がヤバすぎて良い記憶が何も残ってなかったけど、これは望外でした。
とはいえ、五感のうち、舌はいろんな意味で無理だからコンプリートはできないだろう…

【大倉沢橋〜やまと天目山温泉】
大倉沢橋を渡ると、そこからはゴールまでアスファルト道。
アスファルトは楽しくないけど、まあやむを得ないか…
と後ろ向きに踏み出したのですが、これまた思いのほか楽しめてしまったのです。

この林道は、途中の工事用道路への分岐を境に、表情が変わってきます。
スタート側、すなわち分岐からこちらまでは、どうもまともな車の往来が途絶えて久しい様子。
もとい、倒木、落石、そして土砂崩れや路肩崩壊と、道が廃になる過程が見事に描かれてしまっています。
今はまだなんとか軽車両程度なら通行可能に見えますが、この状況が続けば早晩…といった状況です。
なんたってこの林道は現代日本の土木工事パワー大炸裂で作られたおかげで、基本的に道は崖と崖に挟まれてます。
そんな人工的な空間は、自然さんの復元力の前には無力なんだなぁ…と見せつけられる思いです。

分岐から先は、しばしば工事用車両が通るおかげか、通行を阻害するレベルの道路落下物はほぼ見られず。
そしてここからは、時たま視界が開ける度に、頭の先だけちょろっとチラ見せしてくれる富士山さん&南アルプスさんがひょっこり現れてくるので、これが思いのほか飽きずに歩けたり。

そして、その途中で伐採された材木を集積しているスペースがありまして。
そこに転がっている木材から、立派なきのこが成っているではありませんか!
キノコ好きとして、秋以外にこんな立派なものにお目にかかれるなんて…!
と喜び勇んで木材に近づき、カメラをパシャリパシャリ。
そこで気づく…あれ、ここに生えてるの、シイタケじゃないか!?
これは…まさか実現不可能と思われていた、五感のうち味が達成できるのでは!?

と考えた瞬間、脳内の自分からメッセージ。
「キノコ狩り鉄則!キノコ狩りの狩りは紅葉狩りの狩り!見るだけにせよ!きのこは素人判断で絶対に、絶対に、絶対に採取するな!食べるな!」
サンキュー自分。
というわけで、立派なシイタケには手を触れずに、その場を立ち去る。
元気に育つんだぞ…!

そんなこんなで、後はやまと天目山温泉にたどり着き、1時間以上湯につかり、酒と飯をかっ喰らってからお土産と共に帰宅の途に。
こんな素敵な山を楽しませてくれた甲州市&大月市、ならびに山梨県に少しでも感謝と恩返しするため、お金を一杯落とすんだ…!

===

まとめると、初日のがっつり雲の中をのぞいて、極めて楽しめた旅程でありました!
初のテント泊も実施できて、良い経験を積むこともできました。
アライテントのオニ・ドームは、建てる時に支柱になる2本のポールを伸ばす必要があるから一時的にかなり広いスペースが要る(ので、場所確保だけでなく混んでるサイトの場合は他の人との接触に注意が特に必要)とか、風が強いと建てるのも撤収するのも大変とか、サンダルをはくと足の指先がめちゃ寒いとか。
ともかく、これで来週の会社メンツとの1泊縦走への備えは成ったぜ!

あと、今回はハイドレーションを実践投入したんですが…これ控えめに言って最高や!
確かに、使い終わった後に洗って乾かすのがちょっと手間だけど、その代わりに山行中の水分補給難易度が限りなく0になる。
飲むために、いちいちサイドポケットに手を伸ばしたり、バッグ自体をあけてボトルの交換をしたり、みたいなことをしなくてもいい。
ただ、肩のマグネットに留めてる給水口を口に運び、ロックを外し、飲む。
しかもこれ、ヤマレコの10分毎のアナウンスとの相乗効果が抜群で、10分おきに数口ずつ水を飲む、といった定期補給が簡単に実現できるのです。
どこで聞いたか忘れましたが、人間が一時間あたりに吸収できる水分量はそう多くないので、大休憩とかでまとめて水を飲むより、こうやってこまめに飲みまくるほうが身体にもよいわけです。
次回以降はもう手放せないマストアイテムと化しました。
こうやって、ちょっとずつギアが増えていくのも、善きものです。

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無雪期ピークハント/縦走 奥秩父 [日帰り]
牛奥ノ雁ヶ腹摺山(小屋平〜天目山温泉)
利用交通機関: 電車・バス
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体力レベル
3/5

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