越後駒ヶ岳 of the day
新潟県
alpine3B
体力度について
- GPS
- 09:05
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,591m
- 下り
- 1,592m
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- 山行
- 7:59
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 9:05
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
シルバーラインは6時よりも前から開いてる？！と思ったらGW期間は夜間通行止めはないらしい |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所は特にない、駒の小屋手前と前駒手前はやや急傾斜だが前向きで降りられるくらい 北ノ股川沿いの林道に雪切れ1ヶ所、道行山への登りの1150mくらいにそれなりに長い雪切れ1ヶ所、前駒と小屋の間にごく小さな雪切れ2ヶ所 |
写真
1ヶ月ぶりの山だけど脚力は大丈夫だろうか
アイゼンを外す（この後面倒なのでしばらくつぼ足で歩いていた）
広い雪原のようになっている
「百草の池」を過ぎ、前駒に近づくと傾斜がどんどん急になっていくその割に前方はずっと見えており全然進んでいる気がしない
ここが一番しんどかった
1
その割に前方はずっと見えており全然進んでいる気がしない
ここが一番しんどかった
ここ、今日は普通にキックステップできたがカチカチ斜面だと結構怖いだろうな
この標高差120mに30分もかかっているらしい
良い……（味はあんまり良くなかった）
対岸に建物がいっぱい見えてるだけにしんどい
感想
越後三山の中でも主峰たる面をしている越後駒ヶ岳、この山は新潟の山に登ればおよそどこかしらに顔を出しているようで、11月の八海山、3月の守門岳の山頂からは堂々とその姿を晒していた。もしかしたら五頭山とか平標あたりからも見えていたのかもしれない。その越後駒ヶ岳の積雪期アタックは奥只見シルバーロードが解禁されてから北ノ又川からアプローチするのが一般的なようで、4月にアタックする計画をずっと温めて過ごしていた（来年3月に新潟を去ってからだと来るのも大変だし）。
……のだが、異動のゴタゴタや風邪やらで気づけばもう残されたのは4月最後の週末のみ。てんくらオミクジはオールCと宣っているが、天気図やら何やらを見てるとどうにもそんな悪天候には見えないので勘を信じて突撃することにした。
シルバーラインの夜間通行止めは解除されているようで5時45分くらいに既に通ることができた。銀山平は泊まりで行っている人たちか、あるいは規制解除を知っていてもっと早くから来ている人たちかですでに路肩は車であふれていた。雲一つない青空にくっきりとエチコマは浮かび上がっていて、今日の判断は間違っていなかったとほくそ笑みながら林道歩きにとりかかる。やはりてんくらはオミクジに過ぎない。
急登にさしかかると既に暑く、快晴残雪期によくある半袖モードとなった。道行山に続く稜線に乗り上げる振り返ると銀山平が眼下に一望された。エチコマも再び姿を現し、道行山を超えると小倉山、前駒を経て続く稜線の全貌がついに拝めた。よーく見ると先を行く米粒のような人々がパラパラ点在している。
小倉山のトラバース、雪原の緩い登りを経ていよいよ「百草の池」から前駒への急登にさしかかる。地形図的にはそこまで急にも見えないのだが、いかんせん進む先が全部見えているので全然進んでいるように思えず非常にキツい登りであった。傾斜的にはその先、駒の小屋手前のほうが急なのだが、こっちは体感そんな長くは感じなかった（その割には100mちょい登るのに30分もかかっているが）。
駒の小屋に到着するといよいよエチコマが山頂直下に湛えるオツルミズ沢の真っ白い源頭が眼前に広がる。小屋前の雪解け水が流れる音を聞きながらエチコマと背後の山々を眺めて一息つく、無上の極楽空間であった。
オツルミズ沢源頭を登り、ついに到達した山頂からは偽りなく360°の景色が広がっていた。いつかエチコマを眺めた八海山、守門岳をこっち側から眺め返す最高の時間であった。
小屋に降りるとちょうどオツルミズ・ゲレンデを上手そうな人が滑り降りてくるところだった。その後も小屋直下の斜面やら前駒の下りやらをスキーヤーが数十秒でサーッと降りていくのを見て山スキー始めたい欲にさらに拍車がかかったのは言うまでもない（スノーシューで滑走もどきをしようとしていた登山者もいたがさすがに危ないと思うよ）。帰りの林道は1ヶ月間のダラダラと重荷がたたって亀の歩みになり、橋が俺を迎えに来い、などとほざいていたが、雪のエチコマ登頂に成功した帰り道なのでそれもまた至福の時間。
☆白山目附谷ほど恋い焦がれたわけではないが、待望の雪の越後駒ヶ岳登頂を果たせて大満足。あとはまあ……スキーを担いで登れば、もっと満足できるんだろうな。いつの日か。
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越駒しんどかったですねー😂
私の周りでもゼロからBC始めた人が数人います。リスクは上がるので簡単には勧められませんがもし始めるならブログ参考にしてみてください。
https://plus9log.net/backcountry-start
コメントありがとうございます。たぶん33枚目の写真のオツルミズ沢を滑ってこられた方でしょうか？いやはやしんどかったですね。スキーの人たちはこれに加えて登り返しまで……頭が下がる思いです。
記事拝見しました。ご友人の上達の過程、参考になります（とはいえ大分早いケースですね？ｗ）
自分の場合は�∋�間と��師匠がネックになりそうです。雪山も沢もだいたいの山をソロでやってきましたが、BCだけはソロでやる勇気が出ないんですよね。師匠と呼べそうな友人は一人いますが
遠方なので毎週のようにというわけにはいかないですね……。まあ、その友人にも言われていますがさっさと板を買ってゲレンデ練習を始めた方が良いんだろうな、とは思っています。
装備を調える際にはまた参考にさせていただきます。ありがとうございます！
そうですねー、記事の例はだいぶ早い例かもしれません。
本人のやる気と条件が揃ってたのだと思います。
BCソロは確かにハードル高いですね…でも装備が調えばハードなとこじゃなくて確実に帰れる里山のようなところから始めるのも手かと思います！
お邪魔しました！
越駒、私まだで…ううう
銀山平、もう行けるんですね
是非、新潟滞在中に荒沢にも笑
こちらは、今年も百四丈の滝、悪天予報により敗れました…号泣
来年こそ！（と、毎年言ってて早数年…(/_;)）
雪のエチコマは山スキーヤーの領域と思ってましたが、意外といけるもんでした。最大傾斜的には百四丈の美女坂と同じくらいの感じでしたね。
荒沢岳中ノ岳エチコマとつないで縦走してみたいですねー
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