横尾本谷滑走(槍沢ロッヂベースに天狗原から)


- GPS
- 21:51
- 距離
- 43.3km
- 登り
- 2,021m
- 下り
- 2,019m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 6:27
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 3:56
- 山行
- 9:49
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 11:23
天候 | Day1 晴れ 気温: 上高地は朝3℃ 日中は10℃前後 Day2 朝方雨 強風のち晴れ 気温: 氷河公園付近で1℃ Day3 晴れ、強風 気温: 天狗原付近で0℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
最終コンビニ: セブンかローソンかファミマ 上高地行きバスはスキーの保護袋は任意らしい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
槍沢ロッヂをベースに大喰沢、横尾本谷と繋ぐ予定だったが、強風予報とメンバーのコンディション考慮して、横尾本谷のみに変更。 Day1 上高地→槍沢ロッヂ Day2 槍沢ロッヂ→氷河公園→槍沢ロッヂ Day3 槍沢ロッヂ→氷河公園→横尾本谷→上高地 「上高地-横尾」 3.5h(休憩込み。+スキーブーツへの換装30分) 横尾までは道には全く雪なし。 シートラにアプローチシューズで。 ポールが邪魔なので一旦しまったが、靴のスペックに対して荷物が重量オーバーなので、ポールあった方が負荷軽減されるかも。 夏道なのでポールにはキャップ装着。 スキー用のポールは先端が細くてキャップはまらないのでダクトテープ巻いて調整。 この道を板背負って歩いてるとさすがに視線が痛い😂 「横尾-槍沢ロッヂ」 2.5h 横尾から雪が出るのでアプローチシューズからスキーブーツに履き替え。 夏道2、雪道8くらいの印象。 所々歩きづらいところもあるが、雪は緩んでいてステップも切ってあるのでアイゼンは使わなかった。 倒れかかった木が度々あってしゃがまなければいけないのでシートラしてる身にはしんどい。 1箇所崩落箇所で渡渉あり。スキーブーツで丸太橋はしんどいので飛び石渡渉。 「槍沢ロッヂ-氷河公園分岐」 2.5h 小屋前からクトーとシールでいける。 沢割れしてないのでスキー履いたまま左手の沢から登れた。 ババ平から氷河公園まではダラダラとした登り。 朝方かたいうちは滑るのでクトーつけたままの方が歩きやすい。 「氷河公園分岐-天狗原」 0.5h(シートラとアイゼンへ換装0.5h) 7:00時くらいでまだカチカチ。 天狗原に登り上げるので左手の小沢を登りポイントの下までクトーで登ったがかなり神経使ったので失敗だった。無難に登山道使ってからトラバースした方が安全。 あと強風だったので上から拳大のかたまりが吹っ飛んできて脚に当たった。幸い「いてっ」て程度でダメージはなかったけどこういうリスクもあるね… 天狗原までは直登かトラバースか悩んだが、トレースがあったのでトラバースを選択。 時折爆風が吹く中でのカチカチ斜面でのシートラへの換装がしんどかった。 換装は雪が柔らかい登山道沿いで済ませた方が安全。 トラバースラインは岩稜帯の直下なので落石と雪崩に注意。 天狗原は一面雪。そのままシートラで天狗のコルまで登り上げ。 目の前に北穂がドーンとそびえてて素晴らしい景色。槍もここから見るのが一番好きかも。 「天狗原-横尾本谷橋」 天狗原-天狗のコル 0.5h(シールオフとランチ0.5h) 天狗のコル-本谷橋 1h 9時くらいで雪は緩んできた。天狗のコルでシールオフして10時頃ドロップイン。 出だしの斜度がまぁまぁあるけど、雪は緩んでたので問題なし。横尾本谷橋まで雪切れもなくストップスノーもなしで非常に快適。 地雷も所々にあるがスピード抑えれば問題なくかわせる程度。 本谷橋までは少し登山道沿いに滑る。登ってくる登山者の方がいるのと、突然岩や杭があったりするので抑えめに。 「横尾本谷橋-横尾」 本谷橋-横尾 1.5h 横尾-上高地 3h 夏道3、雪道7くらい。 本谷橋から雪切れし始めたのでシートラに換装。アイゼンはいらない。 右岸は滑れそうだったが無理せず夏道利用。 |
その他周辺情報 | P: 沢渡ターミナル第3 1日/¥800 2:00の時点で上の段は満車。下の段は1割。 6:00時点で満車になった。 足湯公園Pはまだ空きあり。 トイレ: 紙あり、照明あり、綺麗、夜間は閉鎖なので足湯公園のトイレへ。 水場: あり 電波: P docomo▲ 槍沢ロッヂ 1泊3食 ¥15,500(弁当はちらし寿司。美味しかった) 水場: あり 中トイレ: 洋3、きれい 電波: docomo✖︎(普段は入るが常念の基地局が故障らしい) コップかサーモス持ってればポットのお茶飲める。 板張りで室内履きがないのでテントシューズあると快適かも。 ババ平 トイレ: 洋2、紙あり、きれい 水場はまだなし |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
日本在住で日本語ペラペラのポーランドの方と山の話で盛り上がった。小屋泊はこれが楽しい。
下山時に徳沢で再会したら、三度目の正直の穂先ハントできたらしく喜びを分かち合った。
装備
個人装備 |
iPhone
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
携帯トイレ
カイロ
アイゼン
ウィペット
ビーコン
プローブ
スコップ
シール
トランシーバー2ch
|
---|
感想
天候があまりよろしくないけどアプローチも快適に歩きたいので、予備日をとって槍沢ロッヂに停滞予定で2泊3日プラン。
強風予報に翻弄されて大喰岳からのドロップは諦めて横尾本谷のみ。
それでも天狗原からの残雪期北アの眺めは素晴らしく、横尾本谷も雪のコンディションが良かったので大満足。
夏山のテン泊装備より重い装備で上高地のダラダラロングルートを歩くのがしんどい。
春の冒険を恒例にするなら春用の軽いギアが欲しくなった。
【装備】
ザック: OSPREY SOELDEN 42
靴: Atomic HAWX PRIME110
スキー: Atomic bent chetler100(旧)
ビン: MARKER kingpin13
シール: pomoca CLIMB PRO S-GLIDE
アイゼン: PETZL イルビスハイブリット
クトー
ウィペット
非常用火器
【レイヤリング】
・Dry ファイントラックスキンメッシュ
・1st patagonia キャプリーンデイリークールフーディ
・Mid Arc'teryx プロトンフーディ
・ARMADA Hydon 3L JKT
・Teton TB PNT
・薄手バラクラバ
・肩パッド
【寝具】
ヒートテックタイツ
替ソックス
ダウンパンツ
ダウン
smartwool 250 メリノウール長袖
【使わなかったもの】
・濡れを考慮して持ってった替えのメリノ長袖
・乾燥室あるのでソックスは2足でよかったかも。
・冬用バラクラバ
・防寒テムレス(稜線付近は寒かったので防寒テムレスでよかったかも)
【春仕様】
・ゴーグルは一個
・手拭いかリストバンド
・腕にも日焼け止め
・登りはキャップ
・グローブは内張なしテムレスとインナー
・アプローチシューズでシートラする時は裾止めバンド
〈水・食糧〉
Day1
水: 0.5L 徳澤と横尾で補充 消費:1.0
行動食: エナジーゼリー、大福、おにぎり
小屋でカップ麺 期限切れお湯付き¥400
Day2
水: 1.5L 消費: 0.5L
行動食: 弁当、ソイジョイ、干し芋
小屋でカップ麺 期限切れお湯付き¥400
Day3
水: 1.5L 消費: 0.5L 気温が低かったので低消費。横尾で0.5補給。
行動食: 弁当、エナジーバー、干し芋、エナジーゼリー
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する