記録ID: 8131653
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積雪期ピークハント/縦走
奥秩父
金峰山から甲武信ヶ岳(前日20cmの雪で大弛峠あたりは踏み抜き地獄)
2025年05月03日(土) 〜
2025年05月05日(月)



体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 32:09
- 距離
- 42.5km
- 登り
- 3,078m
- 下り
- 3,533m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 7:20
距離 9.1km
登り 1,282m
下り 355m
9:42
5分
スタート地点
17:01
2日目
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 5:45
- 合計
- 10:02
距離 11.5km
登り 601m
下り 709m
16:16
3日目
- 山行
- 10:32
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 12:11
距離 22.0km
登り 1,195m
下り 2,468m
17:20
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
通常: JR中央本線韮崎駅から韮崎瑞牆線で瑞牆山荘バス停で下車する。約1時間30分、2060円、1日5〜6便。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
富士見平から金峰山: 前日20cmの雪が振ったとブログで見ましたが、降った雪が凍って砂払の頭は凍った上を沢のように水が流れて、ただでさえ急登なのにチェーンスパイクが無いと登れない状況でした。 尾根も10cm程の雪。金峰山荘側の斜面は15cm位の踏み抜き有りの状態。 金峰山から大弛峠: 稜線でずっと景色が良いのかと思っていましたが、案外樹林が多く雪が積もっており、道は比較的なだらかですが軽い雪山でした。 大弛峠: 大弛峠へ続く舗装道路は5月末まで通行止め。 テント泊者は駐車場のトイレを使ってくださいと言われます。水は閉鎖中の為、出ませんが大弛峠小屋のご主人がタンクに水を汲んでくれており、ペットボトルに移し替えて流します。清潔に管理されているトイレでした。 踏み抜きが酷くなってきたので2日目はここでテント泊。夜の気温-3度。 時間に余裕が出来たので夢の庭園で昼寝。 庭園も雪の中でしたが、階段は所々露出しており、乾いた岩の上は快適の休憩ポイントでした。上からの通常の道に合流する道がなかったので軽いラッセルで踏み跡を作りました。 大弛峠から甲武信ヶ岳: 踏み抜きが多く、大弛峠のご主人から10時までが勝負。凍っているうちに抜けないと体力を奪われると伺い5時に出発。早い人は4時には出発していました。 国師ヶ原岳の前後は、本当に踏み抜き地獄なので凍っているうちに通過する事お勧めします。 10時には何とか、踏み抜くと膝上までの場所を通過出来たので安堵しました。 すれ違う人で甲武信ヶ岳から大弛峠をピストンする人もいたのでお気の毒に。と思いながらも見送りました。 砂払ノ頭よりきつい凍りついた急登が一箇所有ります。 富士見は木に覆われ眺望なし。 木賊山(とくさやま): 甲武信ヶ岳から西沢渓谷登山口: 雪が残っているのでチェーンスパイクが必要。 上はガレ交じりの下りでスピードが出ず。 とくちゃん新道: 雪は無い。 10階の建物から下を見おろしているのでは?と思うような急坂があり、滑らず降りられるのか?と心配しましたが降りてしまえばなんて事はなかった。 殆どが林道の尾根歩き。しかし登るのは漢気が必要だな〜。とテント泊装備のせいか思ってしまいました。 |
その他周辺情報 | 大弛峠の夢の庭園: 標高2365メートルの日本で一番標高の高い車道峠。大弛峠から15分ほど。整備された歩道と巨大な花崗岩。7月にはハクサンシャクナゲが咲き観光客で賑わう 道の駅みとみ: GW中は8:30〜18時まで営業 珍しい葡萄の芽が売られていて、知人からこの時期にしか採れず販売しているのも珍しい。少し酸味があって美味しいと聞いたので、早速帰って天ぷらにして頂きました。 飲食スペースは10時〜17時のようで閉まっていました。 笛吹小屋キャンプ場: テント一張2000円、バンガロー3人用:6500円 道の駅みとみの向かいにあり、バスの時間を逃したので、こちらでバンガローを借りて宿泊しました。トイレがとても綺麗で快適に過ごせました。入口の薄暗さとは大違で親切な管理人さんが帰りの温泉の案内や帰りにバス停まで見送ってくれました。 笛吹の湯: バス停降りてすぐ。熱湯と温湯が有り登山帰りには非常に助かります。 火曜日定休(祝日の日は翌日が休み) |
写真
金峰山小屋6:00…6:30金峰山6:30…7:20朝日岳7:25…8:10大弛峠8:10…8:45前国師岳8:50…9:00国師ヶ岳9
:05…10:50東梓10:55…11:20両問ノ頭11:20…12:00富士見12:00…12:30水師12:30…13:10甲武信ヶ岳13:30
…15:30破風山15:35…15:50東破風山15:50…16:40雁坂嶺16:40…17:30雁坂小屋
3日目
雁坂小屋5:00…5:45水晶山5:45…7:20雁峠7:25…8:00笠取山8:05…9:15黒槐ノ頭9:20…10:10唐松尾山10:1
5…10:50山ノ神土10:50…11:15将監峠11:20…14:15飛龍山14:20…16:30三条ダルミ16:30…17:15雲取山17:
20…17:45雲取山山荘
4日目
雲取山山荘6:00…6:50小雲取山6:50…7:15奥多摩小屋跡7:20…11:00小袖登山口11:00…11:40鴨沢バス停
:05…10:50東梓10:55…11:20両問ノ頭11:20…12:00富士見12:00…12:30水師12:30…13:10甲武信ヶ岳13:30
…15:30破風山15:35…15:50東破風山15:50…16:40雁坂嶺16:40…17:30雁坂小屋
3日目
雁坂小屋5:00…5:45水晶山5:45…7:20雁峠7:25…8:00笠取山8:05…9:15黒槐ノ頭9:20…10:10唐松尾山10:1
5…10:50山ノ神土10:50…11:15将監峠11:20…14:15飛龍山14:20…16:30三条ダルミ16:30…17:15雲取山17:
20…17:45雲取山山荘
4日目
雲取山山荘6:00…6:50小雲取山6:50…7:15奥多摩小屋跡7:20…11:00小袖登山口11:00…11:40鴨沢バス停
大弛峠小屋
見た目は荒れている感じがしましたが、ベンチなどがしっかり有りますし、中はコタツが有り、ビールも販売されていました。
そして話し合い、踏み抜きが激しいのでここから先を明日にずらす事にしてました。
見た目は荒れている感じがしましたが、ベンチなどがしっかり有りますし、中はコタツが有り、ビールも販売されていました。
そして話し合い、踏み抜きが激しいのでここから先を明日にずらす事にしてました。
撮影機器:
感想
当初は金峰山から雲取を越えて七ツ石まで行く予定でしたが、踏み抜き+頭痛でスピード上がらず最終日の天気も雨模様だったので甲武信ヶ岳で下山しました。
昨年のログを見るとそこまで雪は無い印象でしたが考えが甘かったです。
前日20cmの積雪で砂払ノ頭、金峰山としっかり雪が残り、大弛峠の夜は-3度。テント装備はしっかり行ったものの靴は夏靴。爪先が湿り明け方は靴が凍っていました。
大弛峠から歩き出しは、登りが続き高山病のような症状。吐き気、頭痛、目眩。バテバテになり頭痛薬を貰って回復。凍っている内に通過出来た点は非常に良かったです。
甲武信ヶ岳山頂は日本語しか聞こえてこない、リラックス出来る山で、大きな80Lのザックを背負った学生も多い印象でした。
富士山を何度も角度を変えながら見れるなかなかない有意義な山行でした。
次回は十文字峠方面から甲武信ヶ岳に登り、奥多摩駅を目指したいと思います。
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