記録ID: 8132590
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ハイキング
奥秩父
甲武信小屋にテン泊し徳ちゃん＆近丸新道を使い甲武信ヶ岳を往復
2025年05月04日(日) 〜
2025年05月05日(月)
埼玉県
山梨県
長野県
seriyouyasu
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 11:02
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,763m
- 下り
- 1,766m
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1日目
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 3:14
- 合計
- 9:32
距離 8.3km
登り 1,563m
下り 302m
| 天候 | 晴れ 風はあったが強風ではなく 周囲の見晴らしも良かった |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
標高2300mを越えるエリアは概ねチェーンアイゼンがあった方が良いが、危険個所はない。山頂は無雪。近丸新道下部は風化の進んだ場所が多く、斜面をへつる場所が何カ所かあって”すべり”に注意を要するが、踏み幅は確保されているのでさほど心配はない。 |
写真
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道の駅みとみで車中泊して朝を迎えた。気温は多分10℃程度。これから行こうとしている方面が見える
出発してすぐ西沢渓谷Pと表示された道に入る。そちらの駐車場にも車は多く停まっていた
分岐点からも長い。が、ようやく目的の山群のある尾根エリアが見えてきたのか？
そこは岩がゴロゴロだが、見晴らしがよろしい。遠くに富士山も見える
チラチラ目立ってきた残雪、この辺りまで来ると、ルートもこのようになっている。登りではまぁまぁだが、早朝の下りとかは気をつけたい
雁坂峠との分岐点、右に行って巻道を歩いても良いのだが、ここは左に足を向け木賊山を経由して小屋に至るルートを選択
その右手にある三角点。かなり重要なポイントだったのか補強されている
更に進める。ところどころ眺望の良いところが有るな。見える尾根筋はまだ歩いたことがない
樹林の中を少し歩いて、甲武信小屋に到着。除雪も進めたのだろうが、思ったより雪が無い
テン場は指定されるのかと思ったが、制限（注意）事項を言われただけで、自由な場所に張ることができた
テントを張って、少し遅めの昼メシを済ませてから、空荷で甲武信ヶ岳を往復することにした。途中、左手に木賊山や富士山が丸見えの岩場がある
5/4 15:07
テントを張って、少し遅めの昼メシを済ませてから、空荷で甲武信ヶ岳を往復することにした。途中、左手に木賊山や富士山が丸見えの岩場がある
少しかすんでいるが、金峰山からつながる尾根、八ヶ岳、南アルプスなど、満足する眺望があった
しばらく眺望を楽しんで小屋に戻る。先ほどの岩場に、なかなか風情のあるハイマツ（？）強風に耐えて頑張っている
翌朝のテン場からの様子。とっくに撤収したテントも多い。こっちの今日はノンビリ下るから遅い行動
8時前に（たぶん一番遅い）出発し、まずは巻道をたどる。日差しの無いところの雪は固く歩き安い
昨日見ほれた開けた場所に戻ってきた。今日もすばらしい景色だ。ここで、アイゼンを外した
次の分岐点まで下り、近丸新道に足を向ける。急坂と聞いたように思うが、急なのはごく最初だけで、あとは緩急ある普通のルートだった
しばらく尾根筋を下りて出合う、”軌道跡”。このパノラマの右端にレールの1本が見えている。左側にまだ延びていたのだろうことがうかがえる
5/5 10:18
しばらく尾根筋を下りて出合う、”軌道跡”。このパノラマの右端にレールの1本が見えている。左側にまだ延びていたのだろうことがうかがえる
右の斜面が白い、どうも斜面自体が広範囲に脆くて崩れやすいので、手が入っているようだ
その左岸側で高度を下げて、他の沢と合流するポイントに出た。画面中央に（見えにくいが）左手に登山道があるとの表示
その指示標から見ると、そちらにも砂防ダム。その手前の木橋を渡って進む。この沢がヌク沢
沢を渡って高巻くルートに入ったのだが、昔はもっと低い場所にルートがあったようだ。あとで、その他端と覚しきところも確認した
廃屋、と書いたが、炭焼き小屋でもなく、待避所でもなく、猟犬小屋でもなく、変な雰囲気のモノだ。前の写真の左側の口の中はこうなっている
5/5 11:24
廃屋、と書いたが、炭焼き小屋でもなく、待避所でもなく、猟犬小屋でもなく、変な雰囲気のモノだ。前の写真の左側の口の中はこうなっている
右はこうなっている。どちらもせいぜい90cm立方レベルのスペースみたい
それはさておき、これが最初の（さきほどの沢渡りのは除き）木橋。一番不安感の多めの出来。その先に見えるトレースは遠くから見ると心許ないが、実際はしっかりしている
5/5 11:26
それはさておき、これが最初の（さきほどの沢渡りのは除き）木橋。一番不安感の多めの出来。その先に見えるトレースは遠くから見ると心許ないが、実際はしっかりしている
先ほどの木橋よりしっかり度が高い。トレースはやはり心許ないが、心配することはない
レール幅はトロッコ幅くらいなのかなと思っていたが、どうもそれより広く、普通の狭軌幅らしい。昔は右の斜面はもっとしっかりしていたのだろうな
5/5 11:38
レール幅はトロッコ幅くらいなのかなと思っていたが、どうもそれより広く、普通の狭軌幅らしい。昔は右の斜面はもっとしっかりしていたのだろうな
しばらくして方向を転じるのだが、その右手に、ヌク沢上部で見た”この先崩壊につき進入禁止”と同じ標識がある。ここが他端だったのかと思う。どんなルートだったのだろう
5/5 11:53
しばらくして方向を転じるのだが、その右手に、ヌク沢上部で見た”この先崩壊につき進入禁止”と同じ標識がある。ここが他端だったのかと思う。どんなルートだったのだろう
ここが一番不安定なのかな。道は丸太で補強されているが、なかったら確実に歩くのは大変そう。この写真は振り返って見たものだが、真ん中の丸太の支持が弱くなっている
5/5 12:02
ここが一番不安定なのかな。道は丸太で補強されているが、なかったら確実に歩くのは大変そう。この写真は振り返って見たものだが、真ん中の丸太の支持が弱くなっている
すぐに下に道が見えてきた。そこに出て右に戻る方向に進み、すぐに左に下る道をとると、例のトイレ場所に出る。これで登山は終わったようなものだ
5/5 12:19
すぐに下に道が見えてきた。そこに出て右に戻る方向に進み、すぐに左に下る道をとると、例のトイレ場所に出る。これで登山は終わったようなものだ
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
テント
シュラフ
チェーンアイゼン
ハイドレーション
ガスコンロほか
|
|---|
感想
甲武信ヶ岳は、何年も前の9月に毛木平から登ったが、そのときは台風の翌日で天候は悪く、見晴らしもなく早々に下山していた。今回は、徳ちゃん新道を歩いて攻めたかったので計画した山行き。天気は良く、見晴らしは充分満足できるものだった。徳ちゃんにお会いすることは出来なかったが、甲武信小屋にはテン泊しただけでも良かった。分岐点間の岩というか石ゴロゴロのルートは歩きにくかった。何日か前にも降雪があり、雪上テント張りは覚悟していたが、すでにかなりの部分は”夏仕様”のテン場で、早着のメリットもあり、乾燥した地面に張ることができた。（積雪のたっぷり残る場所を選んでテン泊している剛の者もいた）ペグの刺さり具合も良い、良くできた場所だった。
いつか、大弛峠側から尾根伝いに歩いて、縦走をしてみたい
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