金華山 参籠山行 島半周とご来光


- GPS
- 07:04
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,085m
- 下り
- 1,085m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 4:33
天候 | 1日目・曇 2日目・晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
船
|
写真
感想
初めて島山を歩きに宮城県金華山に行って来ました。
昨年金華山黄金山神社に参拝で訪れた際、頂上社登拝のためにハイキングコースがあることを知り、それに山越えの東側には節理の海岸があるとのことで俄然興味がわいていました。
しかもこの神社、‘3年連続でお参りすると一生お金に困らない’という言い伝えがあり、正直あわよくば再訪チャンスをうかがっていたのかもしれません(笑)
1日目。
鮎川港からのフェリーで島上陸後、参籠の手続きを済ませ、しっかり身支度を整えて山歩きを開始。
神社脇を流れる沢沿いの最短の道を登る。
50分ほどで山頂到着。
頂上社・大海祇神社にお詣りして、さっそく東側へ下る。天柱石を脇を抜け、40分ほどで千畳敷に到着。荒々しい波濤が打ちつける節理の岩壁が素晴らしい。
ここからはすでに廃道になっている道をつたって島の南を半周する。歩いてまざまざと実感したが、崩落と倒木と落石の爪痕が激しいので、何があっても120%自己責任を覚悟すべし。ちなみに電波も届きません。
荒れたワインディングロードを進むこと1時間ほどで金華山灯台に到着。明治九年から現役のかわいらしい洋式灯台。保守点検の人は隣接するヘリポートを使うらしい。
そこから更にウネウネガタガタな道を80分ほど歩いて、5時間前にフェリーで着いた桟橋に達する。むろん鹿以外人間はいない。
2日目。
せっかく天気も良さそうなのでご来光山行をする。
午前3時に参集殿を出発。昨日とは別の二の御殿峠経由の道を行く。ヘッデンの明かりを頼りに暗闇の中を進む。ときたま驚いた鹿たちが物音を立てる。
1時間ほどで山頂に到着して日の出時刻に間に合う。山頂直下の見晴らしの良い場所で待機。
4時15分ご来光。真っ赤に染める朝日が太平洋から上がる。早起きした甲斐ありまくり。
十二分に朝の清々しい空気を堪能して下山し、7時からの祈祷及び巳歳御縁年御本殿開扉祭に参列。
帰りのフェリーまでは凧揚げなどしてまったり過ごす。
ちなみに、懸案事項だったヤマビルは時期的に早いのか、スプレーが効いたのかまったく見かけず。そのかわりマダニが付着しているのを見つけ、何度か払ってました。荒れた道歩いていたからか、やはり鹿が多い山域だからなのか。
島内を色々巡って英気をいただいた26時間の滞在でした。
来年3年目はピストン山行で締めたいと思います。
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