阿武隈川水系滑川支流大滝川遡行・笠ヶ森山


- GPS
- 06:04
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 1,035m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
昨冬は大雪だったので、南会津の沢はまだ雪渓だらけ。そこで中通りの沢に出張。
幻の大滝までは案内板もあるが、遊歩道と言うには厳しい。コンター630二俣では案内板の向きが間違って支谷の方を指しているので要注意。
幻の大滝は安っぽいネーミングに興をそがれるが、一見の価値ある大滝だった。左岸斜面から巻くが逆層で高さもあるので緊張した。
大滝より上は情報が無い(大して調べてもいないが)が、暫くは手を使わず登れるナメと小滝が続く。地味だし雨なので写真は撮っていないが、こう言う緊張せずに登れる区間が1番楽しい。
コンター820から手を使う4、5m級の滝が5回ぐらい出てくる。写真は無いが2個目の滝はフリーで取り付いたのをちょっと後悔するレベルだった。
滝場が終わると水涸れよりだいぶ手前から笹と言うか竹が被ってきて快適でない。水涸れから稜線迄の笹藪は結構キツイ。八幡岳方面に詰めることも考えていたが、歩ける流れを選んでいたら何時の間にか通り過ぎていたので笠ヶ森山への最短で詰める。
この山域は稜線に出ちまえば土塁もあって歩けることは知っていたが、湖南側をトラバースする踏跡も明瞭なことには感心した。誰が歩いて維持してるんだろうか。
910高地から一瞬湖南側に降りそうになり、危ねえ危ねえと思いながら修正して降りた、はずだったが180°反転して戻ると言う大ポカをやらかす(往路はトラバース、ポカでは稜線伝いなので全く同じ地面を踏んだ訳では無い)。ガスってるし雨で地図の確認頻度が減っていたとは言え、こんなにガッツリ間違えたのは初めての経験でショックを受ける。脳内地図における鶏峠まで距離の倍ぐらい歩いてるのに着かないから地図を見てびっくり。この稜線は常に西風が吹き抜けているんだから、風向きで気付いて欲しいものだ。小一時間余計に歩いてしまった。
登山道に出てからは一切地図を見なかったので体感的に長く感じた。雨で泥濘んだ登山道にフェルトソールは無力。スリップ時の姿勢制御訓練三昧。尻餅はつかなかったが手は何回かついた。
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