山行記録: 馬酔木の花咲く（はずだった）天城山で霧氷のお花見を嬉しむ

記録ID: 833970

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ハイキング

伊豆・愛鷹

馬酔木の花咲く（はずだった）天城山で霧氷のお花見を嬉しむ

2016年03月25日(金) [日帰り]

静岡県

みん😺

体力度

1泊以上が適当

体力度について

GPS: 08:00
距離: 19.1km
登り: 1,101m
下り: 1,091m

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歩くペース

標準

0.9～1.0

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 7:05
休憩: 1:05
合計: 8:10

距離 19.1km 登り 1,104m 下り 1,105m

6:40

10分

トイレ

6:50

40分

四辻

7:30

60分

万二郎岳

8:30

8:45

15分

万三郎岳

9:00

30分

戸塚山（小岳）

9:30

9:40

50分

戸塚峠

10:30

11:00

100分

八丁池

12:40

12:50

30分

戸塚山（小岳）

13:20

40分

涸沢分岐点

14:00

50分

101ポスト

14:50

トイレ

道標では全行程20.6Kmありました。44,300歩　

天候	曇り　たまに小雪　いっしゅん陽射
過去天気図（気象庁）	2016年03月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車天城高原ゴルフ場の駐車場（無料）トイレと靴洗い場が設置されていますアクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	全行程雪がうっすらと積もって分かりにくいところもありましたが、道標、マークしっかりあります。 ■ゴルフ場～万三郎岳歩きやすく整備された道です。 ■万三郎岳～八丁池戸塚峠までずっとくだり。ピストンの場合は登り返しがしんどい。戸塚峠から八丁池までは水平のトラバース道が続いており、アップダウンもほとんどなし。展望もないので、ただひたすらに歩く感じです。 ■シャクナゲコース万三郎岳からの激下りは木道が障害物となっており転倒注意。アップダウンや岩がゴロゴロしている場所も多く、疲れる道でした。

写真

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まさかの道路凍結！？駐車場もつるんつるん。
天気良くなるはずだったのに。

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まさかの道路凍結！？駐車場もつるんつるん。
天気良くなるはずだったのに。

登山道はうっすらと昨日の雪が残っていました。
先行者多数！この山の動物たちは登山道を好んで通るようです。

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登山道はうっすらと昨日の雪が残っていました。
先行者多数！この山の動物たちは登山道を好んで通るようです。

さくっと万二郎岳。

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さくっと万二郎岳。

風車の並ぶ海のほうだけ晴れています。

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風車の並ぶ海のほうだけ晴れています。

馬酔木の白い花を見に来たのに早すぎた。膨らんだ蕾がちらほら。

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馬酔木の白い花を見に来たのに早すぎた。膨らんだ蕾がちらほら。

万三郎へ向かう稜線は霧氷が育っていました。
せっかくやる気を出した馬酔木も、しばし冬眠中。

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万三郎へ向かう稜線は霧氷が育っていました。
せっかくやる気を出した馬酔木も、しばし冬眠中。

ホワイトロードを進みます。

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ホワイトロードを進みます。

振り返って万次郎。

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振り返って万次郎。

山頂で朝ごはんしていたら一人登ってこられました。
シャクナゲの頃が嘘のように静かな山です。

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山頂で朝ごはんしていたら一人登ってこられました。
シャクナゲの頃が嘘のように静かな山です。

ブナの森と霧氷がとても綺麗。
春の伊豆とは思えない。

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ブナの森と霧氷がとても綺麗。
春の伊豆とは思えない。

がんばって八丁池に向かいます。
戸塚峠までひたすら下り。帰りは延々と登り返すわけですが…

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がんばって八丁池に向かいます。
戸塚峠までひたすら下り。帰りは延々と登り返すわけですが…

ヒメシャラとブナが仲良し。

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ヒメシャラとブナが仲良し。

ブナの原生林はとても幻想的です。

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ブナの原生林はとても幻想的です。

もののけ姫のセカイ。

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もののけ姫のセカイ。

ヒメシャラの叫び！

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ヒメシャラの叫び！

戸塚峠の先にも馬酔木のトンネルがありました。

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戸塚峠の先にも馬酔木のトンネルがありました。

そして延々と歩いてたどり着いた八丁池。誰もいません。
モリアオガエルもいません。湖畔には鹿の糞だけ。

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そして延々と歩いてたどり着いた八丁池。誰もいません。
モリアオガエルもいません。湖畔には鹿の糞だけ。

見晴台から少し晴れた瞬間。
鹿のきゅーんと鳴く声だけが響いていました。

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見晴台から少し晴れた瞬間。
鹿のきゅーんと鳴く声だけが響いていました。

トイレは閉鎖中です。裏に冬季用があるみたい。

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トイレは閉鎖中です。裏に冬季用があるみたい。

帰り道に小岳のそばにあるヘビブナに寄ってみました。
ししがみ様みたい。

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帰り道に小岳のそばにあるヘビブナに寄ってみました。
ししがみ様みたい。

そして何度も見とれてしまうブナの森。
この日は終日氷点下で午後も霧氷が残っていました。

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そして何度も見とれてしまうブナの森。
この日は終日氷点下で午後も霧氷が残っていました。

ブナは命の木。

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ブナは命の木。

駐車場に戻ると晴れ。
途中であった人は10人以下。天城を縦走されていたのは2名だけでした。

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駐車場に戻ると晴れ。
途中であった人は10人以下。天城を縦走されていたのは2名だけでした。

感想

みん😺

装備も服装も春仕様で出かけた天城山でしたが、まさかの真冬日。霧氷の森。
シャクナゲの頃に訪れたことがありましたが、その時とは別の山のように、静寂で凛とした冷たい空気に包まれて、とても幻想的でした。
豊かな深い森。シャクナゲ、馬酔木、ヒメシャラ、ブナの混合林が本当に美しい。
森フェチの人には是非おすすめしたい山です。
ときおり小雪も舞う中、ひたすら八丁池までの歩きはストイックな気分にさせてくれます。久しぶりにスリーシーズン用の靴で歩くのに、良い訓練になりました。
八丁池は初めて来たのですが、断層のズレによって生じた池で、昭和天皇もいらしたと、初めて知りました。昔は池が凍りついて、スケートをしに来る人もいたそうです。（案内板に詳しく書いてありました）
せっかく来たので見晴台から眺めてみました。うん。往復12キロの割にはなんてことない池。せめてモリアオガエルでも鳴いていたらよかったのですが。静寂の中で時折、鹿の鳴く声が響くばかり。
八丁池からの帰り道は、自分のトレースをたどって戻ります。
・・・が、白田峠のあたりから突然、万三郎岳方面に向かう足跡が現れ。戸塚峠の少し手前でなくなりました。
山と高原地図には登山道はないのですが、林業の作業道や古いルートがあるのかな？どうしてその区間だけ歩いたのか聞いてみたい。
八丁池は心霊スポットらしいから、もしかしてそれ系？とか思ったりして。
霊感のない私ですが、ちょっとした不思議体験もできて、冬の終わりに意外なプレゼントをもらった気分。
今日の一日を、ありがとうございました。

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