霧幻の山「安足間岳」


- GPS
- 10:37
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,247m
- 下り
- 1,247m
コースタイム
- 山行
- 10:22
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 10:35
天候 | 曇り時々晴れ 西の風 0〜10m 歩き始めは微風 当麻乗越から強くなり 安足間でピーク 永山岳から下ると弱くなった 視界はソコソコだけど 徐々に雲が増えた 影で吹かれると寒く 山頂で薄手の上着を着た 暑からずの登山日和だった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
簡易トイレ有り 国道39号 愛山渓ドライブインのところに 愛山渓温泉の案内標識が有る そこから19km 道なりの終点 全線舗装 ドライブイン横の公衆トイレは閉鎖中 24時間営業のコンビニは 旭川方向は当麻に有り40km以上離れている 北見方向は上川町で25kmほど離れている |
コース状況/ 危険箇所等 |
愛山渓温泉から 沼ノ平→当麻岳→安足間岳→永山岳と反時計回りした 刈払いや階段などメンテナンスされた明瞭な道に道標とマークは十分に有る 下半は雪解け水の流れるゴロ太の道が多い 火山の石はグリップが良く 浮き石が少ないのが救い ぬかるみも多く濡れた土は滑る 刈払いは巾広い 木道が断続する 上半は 刈払いの巾が狭く 笹ゃハイマツがかぶる部分も有るが ほとんどが森林限界を越えて藪も低くなる 安足間岳と永山岳付近はガレとザレで浮き石も有る 道が薄いけど 文字が薄くなった道標とマークをたどった 一ヶ所有る渡渉は飛び石で濡れることも無い 森林限界を越えて 展望は良いはず |
その他周辺情報 | 登山口の愛山渓温泉を利用した 薄濁りで炭酸水素豊富な中性泉を掛け流す 入っている間 他の客も無く貸し切り 18時30分まで営業なので間にあった 700円 |
写真
感想
沼ノ原が あまりにも良かったので、大雪で もうひとつの湿原 沼ノ平にも行ってみた。
個性というか雰囲気はずいぶん違う。
沼ノ原は 一枚の広大な湿原に あまたの沼と池塘が点在し、それを回遊するように長い木道で巡る。
沼ノ平は 高さが何段かに分かれた湿原に沼と池塘を散りばめ、ひとつひとつは木道も短い。
高いところから俯瞰して すべてを一望におさめて初めて その規模に驚く。
松仙園を抜けるルートが有って、その名前からして 魅力的な場所に違いないが、開通するのは7月14日から9月30日まで。
周回すれば 楽しそうだが、今日はまだ それはかなわない。
代わりに直近のピーク、当麻岳まで行ってみることにした。
その途中、高度を上げて初めて 沼ノ平の全貌を まのあたりにした。
松仙園に回っていれば、木を見て森を見ずになるところだった。
ところで その当麻岳に続く尾根は かなり展望が良い、裾合平から旭岳に伸び上がる 見事なゼブラの斜面と 旭岳ロープウェイの山頂駅まで見えた。
山頂に乗り上げれば どんな展望が待っているのか?北鎮岳とか黒岳とかは見えるのかと期待が高まる。
だが、そのビクトリーロードが やけに長い。
おまけに ピークの直前で雪渓を越えたら 霧に巻かれた・・・今日の展望はこれまでか。
霧の中、丸いピークを越えたら道標が有る。
見れば、アンタロマだと!アレマ、当麻岳を通り越していた。
霧の中のピーク、あるいは夢の中の幻のような山頂だった。
安足間の分岐から 愛別岳の方向は、霧が薄れると脆そうな崖とピークが林立して、地獄の様相を思わせる。
あんなとこを行く人がいるのか?!
ここまで来たなら、戻るより 永山岳を越えたほうが近く、その尾根も右手はボロボロの急崖で、端を歩いたら崩れそうである。
しばらく下りて振り返ると、山頂の霧が取れていたのは お約束どおり。
期せずして歩いたロングコースで、愛山渓温泉の営業時間に間に合うか?心配したが、セーフ、遅い時間だったためか 貸し切りだった。
長い距離を歩いた充実感を得た。
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