謎の木の電柱を求めて、高山右近の里をめぐる=戸知山=


- GPS
- 01:27
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 244m
- 下り
- 246m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
本来、廃ブルドーザーの右手を登っていくのは分かっていたのですが、モニュメントの横に行けそうな道があったので進んでしまいました。
感想
仕事柄、高山のハイキング道に「昭和十一年十二月」と書かれた木の電柱があるがあれは何かと問われる。
そんなものは見たことも聞いたこともなかったので、確認をしに行くのが今回の目的。
しばらく歩くとコンクリート舗装の作業道と思わしき道に出る。
作業道は荒れ果て、半分が崩落しているところもある。
しばし進むと早速、例の電柱を発見。
1本だけかと思ったが何本も何本もある。どうやら作業道に沿って電柱がある。
もう使っていない。倒木に電線が引っかかっているところや、電柱自身が朽ちて倒れているものもある。中にはコンクリート柱もあり、これはさすがに昭和十一年ではなさそうなのもある。何が何だかわからない。
関係ないが、写真には納められなかったがシカがあちこちにいる。最近農作物が荒らされていると聞くが、ハイキング道沿いにもうじゃうじゃ居そうだ。
記載があり、不安は感じない。
ポイント6の少し進んだところに変電設備があって、その先は電柱は皆無だった。
何の電柱だろうか?
この辺り高圧電線が走っており、鉄塔の工事用の作業道だったのだろうかなどと考えるが、本当のところはわからない。
この先も作業道らしき道は続くが、様相が変わってきた。
舗装はポイント6あたりまでで、その先は地道。
進むと3輪トラック(?)とブルドーザーの残骸が出てきた。
ポイント6からは林業のための作業道か?
ブルドーザーの残骸跡の脇にはブルドーザーの部品を使ってもモニュメントみたいなものがある。作った人はなかなか洒落たセンスを持っている。
正規ルートではないが人と同じ道を行くのはあまり好きではない性格の私は、このモニュメントの脇にバイクの通った跡があったので、そちらを歩いていく。
バイクの人たちもあちこちと走っているようだ。
しばらくバイクの跡を歩いていくと稜線らしきところに辿り着いた。
バイクはまだ真っすぐの跡が付いていたが、私の生きたい方向は真逆なのだ。
真逆はバイクも走らず、熊笹が覆い尽くしていて、道らしきものは何もない。
仕事でも荊の道を進むのは嫌な方ではない。「今日は熊笹の道をかき分けて進むのみ」と心を決め、GPS頼りに進んでいく。
200mくらい進めば、道に出た。もう少し進むとフェンスが張ってある。そうフェンスの向こうは茨木高原ゴルフ場。
ほどなく戸知山山頂に到着。
小休止後、さっさと下山。
帰りはできるだけ往路とは違う道を選択。
高山の棚田に出てきた。
いま棚田ではブドウ栽培を始められており、ワインを作るらしい。
実に楽しみです。
旧の高山小学校は現在「右近の郷」というのに変わっていて、校庭でキャンプやBBQを楽しめるようです。
大阪市内とは、4℃くらい気温が低く、夜は気持ちよく過ごせるらしいです。
キャンプやって、翌日に今回のコースを歩くのも良し、また村の中には「高山右近生誕の地」碑や高札場跡などもあり散策も良さ気。
木の電柱の謎は解けるまでには行かなかったが、そんなに珍しいとは思わなかった。
豊中市で使っていたであろうコン柱の方が私にはウケた。そんな散策であった。
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