中央アルプススカイラインジャパン2025（CASJ 90k）
長野県
daimonji_sou
体力度について
- GPS
- 17:43
- 距離
- 80.4km
- 登り
- 4,795m
- 下り
- 4,796m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 17:26
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 17:40
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| その他周辺情報 | レース後、日帰り温泉『こまゆき荘』にて汗を流しました。比較的空いておりゆっくりできました。ぬるっとした湯で気持ち良かったです。選手は100円引き。感謝です。 |
写真
スタート前のブリーフィング。昨年と同様、増水による渡渉困難箇所の回避によりコース変更あり、スタート直後の2kmほどカット。正直、助かるぅ〜と思った。
1
第5エイドの「宮田高原」を出発。この辺りで38kに出場されていたズーミンこと吉住友里選手や高村貴子選手に抜かされました。めっちゃ速くてびっくり。
感想
中央アルプス スカイラインジャパン 2025（CASJ 90k）に初参加。
◆受付
11時過ぎに会場の駒ケ根ファームスに到着。木曽駒ケ岳の登山者用駐車場の隣にあり、また近くに川遊びができる場所もあるため登山者や観光客の方も多くいてなんだか華やかな雰囲気。スポンサーのJEEPも展示されててお洒落な感じすらある。いつもの猛者感が少な目で気持ち楽でした。笑
早速、必携品チェックと受付を済ませた後、お土産屋さんなどを見て回ってソフトクリームなんぞ食べた。全部の大会がこんな感じの会場だと嬉しい。ちなみに参加賞は使えそうなバッグでこれは嬉しい限り。50過ぎのおっさんだけど、どこぞでもらったミフィちゃんのバッグを使っていたのだ。
その後、近くの「ペンション＆レストラン オズ」さんでランチ。ピザとパスタを頂きました。石薪窯で焼かれたピザは絶品で、ほっぺた落ちそう。大満足、おススメです。
90kは夕方18時スタートということで、車で仮眠したのちスタート会場へ。直前に小雨が若干降りましたが気温を少し下げてくれる恵みの雨だったかな。
◆スタート 〜
前置きが長くなりましたが、ブリーフィングや皆でストレッチ体操をやったあと定刻の18時にスタート。
第1エイド「古城公園駐車場」までは舗装路や林道がメイン。しんどくない位のペースで進む。下りの舗装路で自然とペースが上がるが全然しんどくないし無理に抑えることもないだろうと走り続けていたら急に疲労がやって来た。やべっ。
エイドを過ぎてトレイルにイン。1つ目の大きな山であるマセナギを目指しますが、この区間が急登で四苦八苦。すぐ目の前に斜面が迫ってくるような急斜面で、そんなのが1時間以上も続くのです。こんな急斜面は初めてかも。まだ序盤だからクリアできたが終盤に出てきたら心折れてると思う。
マセナギを過ぎると今度は4.4�劼猟垢げ爾蝓Ａ阿料�手に付いていく感じで淡々と下る。若干ペースが遅いと感じたが無理に前には出なかった。結果的にこれは正解だったと思う。下りで疲労が蓄積された感じはあまりなかった（あくまでいつもの自分比）。
池山林道終点のウォーターエイドで給水、トイレを済ませ、次はスタート会場近くにある第2エイド「森と水のアウトドア体験広場」へ向け、7.4�卍�下っていきます。標高が下がることでだんだんと蒸し暑さを感じた記憶あり。
予想タイムより1時間半も速く第2エイドに到着。カレー大盛りをいただく。美味しいけど辛い！
◆第2エイド「森と水のアウトドア体験広場」〜
エイドを出ると宮田城址登り口までは4.4�劼曚票禊害爾蠅諒涸�路。走らされるため体が熱を持ってくるので熱い。側溝を流れる水を頭からかぶって凌いだ。暗いのでキレイな水か分からないがそんなこと言ってられないほど熱かった。
宮田城址登り口のウォーターエイドで給水し、第3エイド「宮田高原」に向けて登っていきます。約6.1kmで870mの登りで、ここはそんなに急登ではないけれど、途中疲労困憊で足が止まってしまいました。座り込んで持参したおにぎりを食べたあと、山の斜面に仰向けに寝転んだら気持ち良くって5分ほど停滞。その間、5，6人の選手に抜かれたけど皆さん強いなー。
そんなこんなでなんとか第3エイド「宮田高原」に到着。おにぎりと宮田豆腐を言叩いた。とろけるような豆腐でめちゃ旨でした。トイレで水をかぶってからエイドアウト。
◆第3エイド「宮田高原」〜
オッ越を越えると急登が出現。最初のマセナギへの急登と同じかそれ以上だったけど、こちらは短く15分くらいでクリアできるはずだ！と思い、気持ちで乗り越えた。その後、辻山への登りもクリア。
次は伊那スキーリゾート上にあるウォーターエイドを目指して下っていきます。4.8kmで960mの下り。この下りが急斜面でしかも長かった。走っても走っても終わりが見えてこないし、足はどんどん削られていく。やべっ。ペースを落とすべきだろうか悩んだが、ブレーキをかける方が足への負担が大きいだろうと判断し、重力に従って落ちるように下ることを選択。
権現山を越えたところで視界が開けるところがあり朝日と雲海が見えパワーをもらう。太陽の力ってすごいな。
ウォーターエイドで給水。昨年はスタッフがおらず水切れしていたとの情報があったので心配していたがスタッフさんがいて水もちゃんとあり一安心。ウォーターエイドからは約9�劼硫爾蝓Ａ�れるところは走っておこう。登りで頑張るより下りで頑張ったほうがタイムの短縮に有効だ！と思い少し頑張ったので、この区間も地味に辛かった。
中央自動車道まで下ってきたら今度は第4エイドのある「伊那スキーリゾート」までは3.2�劼曚匹領啼擦療个蝓Ｅ个蠅篭貅蠅世韻匹�なり疲れていたのか周りの選手にあっという間に置いて行かれた。皆さん強すぎる。一人寂しく林道を登り、途中にあった沢でちゃぷちゃぷリフレッシュしながら進み、なんとかエイドにたどり着いた。
ドロップバッグを受け取り、ジェルの補充や、足裏のケア、着替えのあと、今回のお楽しみのエイド食、伊那市のご当地グルメ「ローメン」を頂いた。初めて食べたけど焼きそばとラーメンの中間のような感じで美味しゅうございました。
◆第4エイド「伊那スキーリゾート」〜
2�劼曚品涸�路を下ったあと、最後の山場である宮田高原に向けて10�劼曚瀕啼擦鯏个辰討い�ます。脚がフレッシュな状態なら走れないこともない傾斜だけど、その時の自分には登りを走る余力はもうなく、ただただ早歩きに徹するのみ。しかも太陽が上がってきて暑くなってきた。自分は暑さにめっぽう弱い。でもせっかくここまで順調に来たので出力を落とさず耐えた。幸いなことに、この区間は沢があちこちにあり、その度に水を頭からかぶってクールダウン。水の流れが少なく、ほぼ水たまりじゃない？ってところでもちゃぷちゃぷ帽子やアームカバーを濡らしてなんとか凌ぎました。
宮田高原手前のオッ越からは38k/20kの選手と合流するが、なぜかライバル心というか良いところ見せたい気分になってヘロヘロだけど走って追い抜いたりした。(^▽^;) 終盤にそんなことが出来るくらいに成長したんだなーと自己満足しながら第5エイド「宮田高原」に到着。
エイドでは宮田豆腐とおそばを頂いてササっとエイドアウト。
◆第5エイド「宮田高原」
エイドを出るとすぐにオレンジのウェアを着た小柄な女性選手に抜かされました。すぐに38kのズーミンこと吉住友里選手だと気づき、「頑張れー！」とエールを送っておきました。ここからゴールまではほぼ下り。ストックを仕舞ってラストスパートです。自分なりにズンズン下っていたところ38kのトップ選手たちがちょいちょい後ろから迫ってくるのでその度に端によけて見届けるのですが、トップ級の選手たちは下りでも平地と同じように走っててびっくり。中でも高村貴子選手に九十九折りのところで抜かれたのですが忍者のようでした。
トレイルを下り切ると黒川沿いの遊歩道（こもれびの径）を進むのですが、所々で川の水を触れることのできる場所があったので、帽子やアームカバーを濡らしたのですが水がめっちゃ冷たくて最高に気持ち良かったです！
最後は対岸の会場まで残っている力を振り絞って無事にゴール！
終わってみれば、予想タイムを6時間も短縮できて自分でもびっくり。初めての参加でコースの状況が分からず緩めに予想したのもありますが、高尾山で練習を積んだ成果が出たことも多分にあると思ってます。
練習は裏切らない。それを実感できたレースでした。
最後、運営スタッフ、応援してくれた方々、一緒に走った選手の皆さん、素晴らしい体験できたのは皆さんのお陰です。ありがとうございました！
そして妻にも感謝。応援だけでなく普段サポートもしてくれてサンキューです！
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
権現山の最新記録
池山の最新記録
簫ノ笛山の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する