記録ID: 8413403
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜
【2025初夏の縦走】鹿島槍〜五竜〜唐松(大谷原から)
2025年07月12日(土) 〜
2025年07月13日(日)


体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 18:23
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 3,205m
- 下り
- 2,445m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 9:10
距離 12.0km
登り 2,042m
下り 653m
2日目
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:55
距離 13.4km
登り 1,164m
下り 1,792m
13:14
ゴール地点
天候 | 1日目曇り時々晴れ 2日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
10年くらい前、モーターサイクルでのエンデューロレースをしていた頃から好きでした。 今はなき爺ヶ岳スキー場で開催されるレースによく出ていました。 最近はMTBで白馬岩岳を走ったり、積雪期の登山で唐松岳や五竜岳に登ったり。 何年か前 白馬岳〜扇沢まで縦走しようとした事がある。 大好きな後立山連峰の全容が知りたかったのです。 その時は唐松岳付近で悪天候となり、八方尾根で下山した。 そして去年、UGT(ウチヤマゴルジュ隊)山行で扇沢〜鹿島槍ヶ岳を往復した。 これで残りの空白地帯は鹿島槍ヶ岳〜唐松の区間のみとなった。。 隊長と予定を合わせ、いよいよ今年決行。 今回は大谷原登山口から入山。 信濃大町駅に駐車してタクシーで大谷原へ。 1日目 【大谷原〜冷池山荘】 5時過ぎに出発。 巨大堰堤を横目に見ながら約一時間の沢沿いの林道歩き。 そこから登山道に入る。 このルートの特色なのか、日によるのか、 非常に湿気が多く暑いハイクアップとなった。 途中、謎の物体の死骸(?)を見つけ、これはなんだと立ち止まった。 隊長が木の棒でツンツンしてくれた結果、何かの死骸ということになった。 【冷池山荘〜鹿島槍ヶ岳(南峰)】 前回も歩いている箇所 人はそれなりにいる なだらかな登りで、布引山、鹿島槍と上がっていく。 鹿島槍の山頂は非常に穏やかで、寝不足もあり昼寝をしてしまいました。。 【吊尾根〜キレット小屋】 鹿島槍ヶ岳北峰は今回は踏まずに、途中の分岐を左折。 難所と呼ばれる八峰キレットへ。 八峰キレット自体は短い区間で、鎖もしっかりしているのでまず落ちないとは思う。 しかし、落ちたただじゃ置かないゾーンではあるので、慎重に通過する。 そこを抜けるとキレット小屋がようやく眼下に見える。 実は小屋までの下りが意外と怖いので要注意。 【キレット小屋】 小屋の居心地は非常によく、トイレがとても綺麗。清潔な匂いがする。 昔ながらの雑魚寝スタイルだが、そこまでぎゅうぎゅう詰めでは無く、 人権が守られる距離感での空間は確保されている。 晩御飯はハンバーグ、味噌汁ご飯は食べ放題で美味。 17時の夕食前にテラスで談笑している時にピザポテトL(130g)を食べてしまったので、ご飯を小盛りにしたけどとても辛かった。 翌朝の出発は5時くらいの予定だったので、朝ごはんは弁当を包んでいただく。 朝ごはんの弁当を食べてから出発するのが理想だが、果たして食べられるのだろうか。。 小屋の2階は非常に暖かく、下山お風呂後に着る予定だった半袖短パンで過ごす。 ダウン上下ダウンソックスはほとんど使わなかった。 20時就寝。3時半起床。快適。 2日目 【キレット小屋〜五竜岳】 3時すぎに起床すると、もうかなりの人が動き出している様子。 幸い朝ごはんを食べられるくらいに胃腸が仕事してくれたので、みんなで4時前に朝食。玄関のすぐ横にある自炊室で食べられる。 外に出ると晴れているが風が強い。カッパの上下を着ていざ出発。 時刻は4時過ぎ。 遠見尾根で下山するパーティが多い中、八方尾根までいく予定の僕らが一番出遅れている。 この区間が核心と言われることが多いが、正直濡れていなければ特段問題ないと思います。もし落ちたとしても、斜度がそこまでじゃない箇所が多いので緊張は少ない。 確実にあの世行きだなと思うのは、昨日の八峰キレット区間の方でした。 とはいえ、岩場が続くので岩の強度を確かめながら確実に手足を動していく。 途中で先行パーティの方々に道を譲っていただいたりしながら、五竜を目指す。 4時間のCTだが、気候も良く、快晴の中、劔に見守られながら快適に歩くことが出来た。 2時間40分程度で五竜岳山頂に到着。 【五竜岳〜唐松山荘】 山頂は大賑わい。きっと五竜山荘に宿泊された方が多いのだろう。 僕らも写真を撮っていただき、いい場所を見つけ腰を下ろして大休憩。 五竜山荘までの下りは、積雪期に間違えて登ってしまったルンゼを上から見下ろしたりしながら歩く。夏に来てから冬行くべきです、ほんとに。 五竜山荘でお手洗いを借りて、唐松岳を目指す。 正直もう消化試合だと思っていたが、唐松山荘手前の牛首の鎖場が意外と長かった。 隊長の体力ゲージが残りわずかとなったが、かろうじて唐松山荘に到着笑 湯を沸かし、カップヌードルをすする。 ここの雰囲気は五竜山頂よりもさらにマイルドだ。 【唐松山荘〜下山】 唐松岳は何度も登っているので、今回はパスして下山開始。 途中旅行代理店のタグをつけた団体とスライドしたり、外国人観光客も多く みなさん一様に登りに苦しみつつも、登山を楽しんでいるようだった。 途中3箇所くらい雪渓を通過しなければならず、それなりに距離もあるので注意。 午後で雪はグサグサに腐っていたので問題なかったが、深夜早朝で雪質によっては チェーンスパイクやアックスが無いと危険かもしれない。 今年は雪が多いと思っていたが、ここまでとは。 唐松からの下山の事など全く問題視していなかったので、今回はツボ足で降りられて良かったです。 最後はリフトを利用して、そよ風を浴びながら快適に下山。 この旅で1番の時間でした。 ・信濃大町駅に駐車しタクシーで大谷原登山口へ(8100円) ・下山は八方のリフト利用(2000円) ・白馬駅まで徒歩25分 ・JR白馬駅〜JR信濃大町駅(510円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
八峰キレット |
その他周辺情報 | 八方温泉みみずくの湯(700円) |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ダウン上下
雨具
ヘルメット
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト
バーナー
|
感想
行きたかったルートに行けて良かったっす
念願のキレット小屋に泊まれて良かったです。泊まった日は霧に包まれてしまって星空は見れませんでした。岩場の歩きは注意しながら歩けば問題ないと思いました。楽しい岩場でした。
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
柏原新道~鹿島槍ヶ岳経由八峰キレット~五竜岳〜遠見尾根~テレキャビン百名山2峰ピークハント
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5
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