小楢山《山梨百名山》
山梨県
山キチどん
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 853m
- 下り
- 1,183m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2005年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 タクシー
下山口： JA西保前バス停から牧丘町営バスでJR中央本線塩山駅 |
写真
拍手的岩山頂より
幕岩山頂より
感想
大晦日に関東地方にかなりの雪が降り、タクシー運転士によると塩山市内でも15�僂曚廟僂發辰燭髪召ΑＥ仍蓋�となる塩平（標高約1,090m）までタクシー代4,500円を投資した。この先の焼山林道（上川牧丘線）は冬季閉鎖でゲートが閉まっている。しかし特別な許可車は入るみたいで雪の上には轍が残り凍り付いていた。アイゼンを付けないととても歩ける状態ではない。去年は雪山に行かなかったので2年ぶりのアイゼン装着に若干手間取った。4.8�劼諒涸�された林道を1時間ほど歩くと焼山峠に達した。標高は既に1,500mを超えている。峠にもゲートがあり、反対側からは冬季でも上がって来れるようだ。峠には子授地蔵があり、言い伝えではここにあるお地蔵さんを一体持ち帰り子が授かると二体にして返しに来るのだそうだ。今は100体ほどの小さな地蔵が祀られている。
焼山峠までは足跡があったが、この先小楢山方面は今年の初踏のようだ。防火帯で広く刈り払われた登山道には指導標も頻繁に現れ迷うことはなさそうだ。上の方でも積雪は20�冂�度で問題なし。小さなピークを4つばかり越えると旧道・新道の分岐があり新道を行くと見晴らしのいい的岩(1,653m)を経由するので新道を歩いた。金峰山などの展望がありここは是非新道を行くべきだろう。再び旧道と合し登り詰めると本日の最高峰小楢山(1,713m)に達した。山梨百名山で2等三角点「中牧村」があり、富士山が御坂山地の上に一際高く聳えていた。冬型の気圧配置で山梨は空気が澄み展望も素晴らしい。富士山以外の方向は木の間越しに見える程度だ。
西尾根を下るとすぐに小楢峠で、倉科へ下る“母恋し道”を左に分けた。まっすぐ進むと左手に岩峰が見えてくる。縦走路に「幕岩」の表示がありそのすぐ後ろの鎖場を登ると幕岩のテッペンに上がれた。標高は約1,630mで360°の展望が利く。金峰山、乾徳山は近く甲斐駒、千丈、白峰三山もしっかり見えた。10分程進むと大沢ノ頭(1,673m)で幕岩と向かい合うように聳えていた。4等三角点「幕岩」が設置されここも展望は良好だった。今日歩いて来た小楢山、幕岩の向こうには黒金山や乾徳山を望むことが出来る。南西尾根に下りると張り出したピークの天狗岩があり北側の展望が利いた。縦走路は真南に向きを変え100m程一気に下って登り返すと南頭(1,467m)だが展望は利かない。
この先に展望の良いピークが2つ“みだれ岩”と“見返り岩”と続くが、見返り岩は鎖が掛り険しいが幕岩ほどではなく鎖に頼らずとも3点確保は可能だ。さらに5分程登ると差山(1,358m)に達した。この山地形図には「妙見山」、昭文社地図には「牧平山（妙見山）」とあり、そのつもりで登ったが現地の表示は「差山（妙見山三角点）」となっていた。山数を稼げるので「差山」を採用した。そうなると妙見山はどこと言うことになるが正規の指導標には「妙見山→」とありその先の1,224m標高点の位置のようだ。登山道はそちらに向かっているようで、予定していたルートとは方向が違うようだがそのまま妙見山探しに行くことにした。
10分ほど歩くと「妙見山」の標識のある山頂に到着、僅かに展望が得られた。「牧平（鼓川温泉）」への指導標に導かれるまま鼓川温泉に下山、町営の入浴施設があり入りたいが次があり、しかも町営バスの時刻が迫りパスした。町営バスは温泉前へは1日2本ほどしか入らず牧平方面からの道が合流するJA西保前まで行き12:54発に乗った。100円均一で途中の窪平で乗換えとなり、塩山駅まで合計200円で非常に嬉しい価格だった。
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