前穂高北尾根
長野県
yutoof
その他1人 
体力度について
- GPS
- 17:48
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 1,892m
- 下り
- 1,895m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 8:34
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 9:07
| 天候 | 2日間とも晴れ 夏らしく午後に近づくにつれ雲が出てきてました。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
朝8時の時点で第三駐車場は満車でした。 8:15発のバスで上高地へ。全く並んではおらず、スムーズに乗れました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
涸沢のすぐ上まで残雪が残っています。Ⅴ・Ⅵのコルまではアイゼンなしでも露出してる岩を伝って登れそうですが、アイゼンで雪渓を上がったほうが楽でした。 |
| その他周辺情報 | ともしびの日帰り温泉を利用 500円/人 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
拍手
テント場はガラガラでした。
雪渓を歩いてⅤ・Ⅵのコルまで上がれそう。
装備
| 個人装備 |
アイゼン
ザック重量14kg
|
|---|---|
| 共同装備 |
シングルロープ60m
|
感想
念願だった前穂高岳北尾根に行ってきました！しかもテント装備全装で涸沢から岳沢まで抜けられて大満足でした。ハードめな行程にも関わらずご一緒してくれたHさんには感謝です。
また北尾根はHさんの入念な事前調査のおかげで、概ねトポ通りのルートを問題なく通過できました。ルーファイの良い練習にもなったと思います。
2日間とも天気に恵まれ、北尾根からは360度の景色を楽しめました。初夏の北アルプスを満喫できて最高でした。
以下ルート所見
Ⅴ・Ⅵのコルまで
前日の下見の通り、コルの手前まで雪渓を歩いて上がれました。登攀中に登山靴とアイゼンを担ぐ手間はありますが、夜間に岩場を登るよりは楽に歩けたかなと思います。コルでハーネスを装着。
V峰
浮石はⅣ峰よりも多いような気がしました。
Ⅳ峰
事前情報通り、前半は涸沢側から巻き、大岩の直下辺りから奥又白側へ巻きました。大岩直下にあるはずのペンキは見当たらなかったですが、わかりやすいトラバースの踏跡が見つけられました。
Ⅲ峰
1P目
Ⅳ・Ⅲのコルでガチャ類、クライミングシューズの準備をしスタート地点へ。少し上がった所にリングボルトが２つあり支点を構築。両方ともサビサビだったので体重はあまりかけないようにしました。
ロープを捌くスペースはあり。
支点の左側へ少し巻き、凹角を登る。ロープがちょうど30m出たところで終了点を取りました。
2P目
1P目終了点から右にルンゼ、正面に凹角(ゲートの用に潜る感じ)、左に巻くルートが見えました。今回は右のルンゼを選択。ハーケンは豊富にあり中間支点を多く取れました。ルンゼの後の凹角は快適に登れました。ただ上がった後に支点が見当たらず、ロープの流れも悪くなっていたことから、ピナクルにスリングをかけて終了点としました。ロープは20m前後ほど。
3P目
2P目がかなり手前でピッチを切ったように感じたので、途中でピッチを切る予定にしたが良い支点が見当たらず。ほぼ3峰手前に良い支点がありそこを終了点としました。ロープは50m弱。
Ⅱ峰
ピークを少し過ぎた所に懸垂支点がありました。ロープが岩に巻き付けてあるような感じでした。先行パーティはクライムダウンで降りていましたが、我々は全装なのもあり大事をとって懸垂しました。
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