槍ヶ岳(新穂高温泉よりピストン)


- GPS
- 15:38
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 2,344m
- 下り
- 2,358m
コースタイム
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 10:26
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:43
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
当日は宿より車で登山口(新穂高温泉無料駐車場)へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
暑い中での長丁場なのでコース配分が大切。 登山道自体は整備されている。 |
その他周辺情報 | 1泊目旅館たにぐち 2泊目槍ヶ岳山荘 下山後中崎山荘奥飛騨の湯で日帰り入浴 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
昨年の蝶ヶ岳〜常念岳に続き今年は槍ヶ岳に登る。槍ヶ岳は低山里山薮山メインの私にとって手の届かない存在であった。加えて最近の体力低下と暑さもあってはたして登れるのか心配な気持ちの中でスタートとなった。当初は快適に進んだが千丈分岐付近(標高2500m位)から酸素の薄さを感じるようになり足に疲労がたまり動かない。それでも苦労して何とか槍ヶ岳山頂に立てた事に感動しました。
山頂付近からの展望は最高で未踏だらけの北アルプスの峰々を地図見ながら同定した。山名を知ることで今後少しは標高の高い山々を目指したい気持ちが湧いてきました。
山に登り始めて約10年。10年前は遠い北アルプスのしかも槍ヶ岳など自分には縁がないと思っていた。でも60もの百名山に登ってくると憧れの槍ヶ岳にもソロソロ挑戦せねば。燕岳、五竜岳、常念岳、焼岳など遠くから眺めていたあの槍の穂先へ。
スタートすると長い林道歩き、ゴロゴロ岩の沢をいくつも渡り、次第に勾配が急になる、そして酸素が薄くなる。一歩一歩が重い。でも背後に見える笠ヶ岳や足元に咲き乱れるハクサンイチゲ、ミヤマキンボウゲ、シナノキンバイなどの花々に励まされながら、ようやく稜線に出ると、そこからは裏銀座の山々の大展望。美しいカールを抱く鷲羽岳、明らかに黒い水晶岳(黒岳)、そして白く野口五郎岳。先輩と励まし合いながらやっと槍ヶ岳山荘へ。
一息ついてヘルメット装着して山頂へ。三点支持で慎重に登る。ハシゴは長かったが以前より経験値は上がっている、楽に山頂を極める。狭い山頂からは恐ろしい北鎌尾根、長い東鎌尾根、登ってきた西鎌尾根など、雲がかかりながらも絶景が望めた。
翌日も体のダメージが強い、大喰岳から南岳へ縦走するルートも検討していたが諦めて下山。長い長い遠い遠いでも最高の登山道だった。翌日の脚のダメージはフルマラソン翌日以上だった。
一緒に登ってくれた山の先輩、そして好天を与えてくれた神に感謝。
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