梅雨明け・盛夏の信州百巡り� �大川入山（治部坂高原BSより往復）
長野県
さとなお
satoyu100
体力度について
- GPS
- 06:10
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,010m
- 下り
- 1,008m
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| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
全体を通じ歩きやすく整備され、特段の不明瞭・危険箇所等なし［下山途中スライドしたシニア女性パーティによると、登山口近くで子グマを目撃した由；この季節も早朝・夕刻の登降時はクマ鈴必携…😥］ ・登山口〜横岳：支尾根出合から先、一部急登区間あり（木の根がむき出しとなった登降続き、降雨後などスリップ注意） ・横岳〜「山頂まで1km」ポイント：細かいアップダウンあるも、歩きやすい樹間の気持ち良い尾根路［※ヤマレコマップでは「あと2km」ポイント付近に「ベンチ」のチェックポイント記載あり；実際にはベンチは見当たらないので要注意…］ ・山頂直下：笹原の急登が続き、一部ルート上に笹が被さり歩きにくい区間あり（踏み跡は明瞭)。展望も良く、特に下り・スライド時などは足許・スリップ注意 |
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装備
| 備考 | ・消費水分量：500mlPET×１（氷結午後ティー)、ポリタン水200ml、ガッツギア×1 |
|---|
感想
梅雨末期のゲリラ雷雨も落ち着き、関東甲信もいよいよ梅雨明け、本格的な夏山シーズン開幕！街中の酷暑に耐えかね、3連休中日、ムスコ誘い出し避暑兼ねて信州の高原へエスケイプします。今回のメインターゲットは南信・中央ア末端エリアの大川入山、元気・時間あらば午後もう1山ハシゴする計画にて、土曜夜の中央道を快走、仮眠場所の駒ヶ岳SAを目指します。ところが、諏訪ICの手前で突如予期せぬ「岡谷まで通行止め」の表示…。どうやら「緊急工事のため」とのことですが、手前のPAでネット検索しても何ら情報が得られず、仕方なく出口渋滞に揉まれながら諏訪ICにて高速を下り、諏訪湖の反対側を半周し岡谷ICにて中央道復帰。結局、小一時間余計に要して睡眠時間を削られた上、通行料金も割高になり、当てにしていた深夜割引も吹っ飛んで、文字通りの踏んだり蹴ったり…😭。失意のうちに午後11時過ぎ、ようやく駒ヶ岳SAに到着。軽めのアルコールで眠気を引き出し、4時間ほど車中で爆睡。
翌朝は午前4時前に行動開始、登山口の治部坂スキー場に午前5時前到着。トレランのソロ男性先発を見送りつつ、車中でそそくさと弁当朝食を済ませ、気を取り直して5時半過ぎ、いざ1座目のハイクに出立します。以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通り、往路は歩きやすく整備された樹林帯のコースを、涼風に拭かれつつ快適に登っていきます。トレラン男性2人とスライドした他はハイカーとも行き会わず、いくつもの前衛ピークを越えて静かな山歩きを続けるうち、山頂直下の急登でついに笹原の斜面へ飛び出します。正面左には名物の「ヒツジ達の駆け上がる」ステキな山腹の光景、振り返れば南ア末端の山々や渥美半島、三河湾も見渡せる大展望。苦労して足を運んで良かったー…と父子で感慨を噛みしめつつ午前10時前、無人の大川入山頂到着です。南ア・中アの雄峰たち、そして反対側にも拡がるヒツジ斜面の展望を楽しみ、ちょうどやって来た男性ソロの方に親子写真を撮って頂きますが、直射日光の暑さに耐えかね、短めの休憩で早めに下山開始。さすがに東海・南信エリアでは人気のお山とあり、帰路は多くの日帰りハイカーとすれ違いますが、おば様パーティとスライド時に聞き込んだ「登山口近くで子グマを見かけた。可愛かったよ！」の情報に父子揃って大いにビビります（この時期、エサ不足でクマ達も山里へ下ってきている上、子連れのクマが一番凶暴…😰)。途中の横岳ベンチでそそくさと弁当昼食を済ませた後、小生が先頭に立ち、デイパックに付けたクマ鈴を一際リンリン鳴らしつつ、唸り声など上げながら騒がしく下っていきます。日もかなり高い時間帯のせいか、幸い親子グマと行き会うことなく、無事観光客で溢れかえる治部坂高原駐車場に昼前帰着。
ここでジュースやアイスでクールダウンの後、親子ともまだ余力あり、ということで、午後のお替わり山行にチャレンジすることに。次なるお山・富士見台は恵那山を挟んでちょうど反対側の県境近くに位置し、距離的にはかなり近いのですが、事前の調査によると、長野県側のアクセス路は途中のゲートで通行止めとなっており、大きく中津川市街へ迂回して岐阜県側からアプローチせねばならぬ由。ところが、カーナビに登山口の神坂峠をセットすると、通れないはずの信州側のアクセス林道が表示され、半信半疑でダート交じりの簡易舗装の林道を進んでいきます。峠まであと8kmの地点で「この先林道工事のため通行止め」の表示出現、ここで大幅ショートカットの夢は絶たれ、恵那山を目指すハイカー達が停めたと思しき夥しい数の自家用車をボンヤリ横目に見ながら、失意のうちにUターンです。
［※後編・富士見台の山行記事に続く…。］
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