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Yamareco

記録ID: 8468508
全員に公開
沢登り
甲信越

↑細尾沢 ー 木曾駒ケ岳 ー ↓玉ノ窪沢

2025年07月20日(日) 〜 2025年07月22日(火)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
25:02
距離
14.2km
登り
1,792m
下り
1,779m
歩くペース
ゆっくり
1.81.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:04
休憩
1:27
合計
9:31
距離 5.7km 登り 1,068m 下り 79m
5:16
3
スタート地点
5:23
5:24
18
5:42
5:48
168
8:36
70
9:46
9:58
49
10:47
11:54
173
14:47
宿泊地
2日目
山行
9:58
休憩
1:53
合計
11:51
距離 4.8km 登り 717m 下り 1,204m
5:09
237
宿泊地
9:06
9:23
5
9:28
9:29
23
9:52
9:59
262
14:21
15:49
71
17:00
宿泊地
3日目
山行
3:40
休憩
0:09
合計
3:49
距離 3.6km 登り 8m 下り 495m
5:22
48
宿泊地
6:10
6:17
143
8:40
8:42
24
9:11
ゴール地点
天候 20日 概ね晴れ
21日 晴れ 夕方雷が鳴るが雨が短時間ぱらつく程度
22日 晴れ
 朝晩は気温下がる
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コガラ登山口手前 キャンプ場と化した木曽駒高原スキー場
*登山者用駐車場が入口にあったがくらい時間に到着したため奥に駐車。
トイレは入口にあり。
コース状況/
危険箇所等
<正沢川〜細尾沢出合>
・水温低め
・左右に渡渉しながら巻き道(釣り師のもの?)に入りながら進む。
・魚影無し釣り師無し。(今回の遡行全域)
<細尾沢〜木曽駒ケ岳>
・大滝の巻き:落石・抜け岩注意。上部が悪い(立っていて手掛かり不安定)
・小さな幕営地ならいくつかあるが、二人用テントが張れるのは2323m地点のみかもしれない。
・稜線に乗り上げるルートはいくつかあるが、山頂よりも木曽小屋へ出るルートのほうが容易かもしれない。山頂直下のルートは岩場のガレを縫って進む。落石により引き起こされる土砂崩れに注意。                                                                                                                                                                                                  
<玉ノ窪沢〜正沢川出合>
・登山道を右にそれ沢型を追う。途中で3段の崖を40m2ピッチで越えた(巻きも可)
・大滝の下降。左岸から懸垂。
・ゴルジュ内泳ぎが必要な2連続の滝は巻き道(右岸高巻き)があるようだが、
 濡れてもいいなら容易に通過できる。
・ゴルジュを過ぎると正沢川の巻き道含めビバーグ地は多い。

* 駒ケ岳を詰めるルートは良くなかった。他の方のログを見るともう少し右。
山頂に拘らないのなら木曽小屋へ出るルートのほうが良いかもしれない。また、詰め手前の沢形では 分岐に気づかず 左に外れてルートミス。 ひと藪かいて復帰した。
2022年では閑散としていた駐車場が、手前よりテントが密集.
この変わりようにびっくりした。猛暑の中で過ごしていた日々とは異なり気温の低くさに戸惑う。登山者数名通り過ぎるが、沢装備の方は見ない。
2025年07月20日 05:10撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/20 5:10
2022年では閑散としていた駐車場が、手前よりテントが密集.
この変わりようにびっくりした。猛暑の中で過ごしていた日々とは異なり気温の低くさに戸惑う。登山者数名通り過ぎるが、沢装備の方は見ない。
正沢川吊り橋から入渓。登山道のつり橋としてはワイルド。
気温は16度で水は冷たい。フラドラシュのタイツにして正解だった。
2025年07月20日 05:40撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/20 5:40
正沢川吊り橋から入渓。登山道のつり橋としてはワイルド。
気温は16度で水は冷たい。フラドラシュのタイツにして正解だった。
まだ日が届かない谷のゴーロ地帯が続く。
2025年07月20日 05:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/20 5:49
まだ日が届かない谷のゴーロ地帯が続く。
水の透明度は高く奇麗。釣り師の入っている形跡はあるが、噂通り最初から最後まで魚影は見なかった。
2025年07月20日 06:00撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
7/20 6:00
水の透明度は高く奇麗。釣り師の入っている形跡はあるが、噂通り最初から最後まで魚影は見なかった。
右に黒い岩盤が見え、黒い岩を見かけるようになる。この沢も岩の堆積により本来の姿が大きく変わってしまったんだろう。
2025年07月20日 06:53撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/20 6:53
右に黒い岩盤が見え、黒い岩を見かけるようになる。この沢も岩の堆積により本来の姿が大きく変わってしまったんだろう。
谷間に届いた朝日が水面を照らし、水蒸気が立ち昇る。
2025年07月20日 07:14撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
3
7/20 7:14
谷間に届いた朝日が水面を照らし、水蒸気が立ち昇る。
玉ノ窪沢出合。帰りは、玉ノ窪沢から下降しここで出合う予定。
2025年07月20日 08:35撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/20 8:35
玉ノ窪沢出合。帰りは、玉ノ窪沢から下降しここで出合う予定。
今回も天気に翻弄されたが、徐々に良くなり、今日が晴れ。明日は夕方から雨マーク。明後日は午後から雨だった。
2025年07月20日 08:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/20 8:47
今回も天気に翻弄されたが、徐々に良くなり、今日が晴れ。明日は夕方から雨マーク。明後日は午後から雨だった。
細尾沢出合。右へ
2025年07月20日 09:43撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/20 9:43
細尾沢出合。右へ
細尾沢へ入るとナメの岩盤が目立つようになり滑りも多少加わった。
2025年07月20日 09:46撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/20 9:46
細尾沢へ入るとナメの岩盤が目立つようになり滑りも多少加わった。
すぐに洗われる5mナメ滝。
スマホで撮った画像は実際より綺麗。ある意味フェイク。
2025年07月20日 09:50撮影 by  SC-51C, samsung
2
7/20 9:50
すぐに洗われる5mナメ滝。
スマホで撮った画像は実際より綺麗。ある意味フェイク。
コンデジ画像で見たままを
2025年07月20日 09:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/20 9:52
コンデジ画像で見たままを
5mナメは滑りに気を使い右岸を
2025年07月20日 09:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/20 9:55
5mナメは滑りに気を使い右岸を
早くも、左から入る細尾大滝を遠目に確認。
2025年07月20日 10:11撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/20 10:11
早くも、左から入る細尾大滝を遠目に確認。
大滝手前は大岩のゴーロが沢筋に被さり間近まで全容がわからない。
2025年07月20日 10:20撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/20 10:20
大滝手前は大岩のゴーロが沢筋に被さり間近まで全容がわからない。
細尾大滝 40m
2025年07月20日 10:45撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
7/20 10:45
細尾大滝 40m
勢いよく流れ落ちる水流。周辺一帯は飛沫で覆われていた。
2025年07月20日 10:46撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
7/20 10:46
勢いよく流れ落ちる水流。周辺一帯は飛沫で覆われていた。
左岸小ルンゼを目指し瓦礫を登る。
2025年07月20日 10:49撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
7/20 10:49
左岸小ルンゼを目指し瓦礫を登る。
2025年07月20日 10:49撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
7/20 10:49
手元足元の岩は不安定。動く抜ける崩れることを想定し登る
2025年07月20日 10:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
7/20 10:51
手元足元の岩は不安定。動く抜ける崩れることを想定し登る
一旦傾斜が緩み
2025年07月20日 10:57撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/20 10:57
一旦傾斜が緩み
この先の奥が立っている
2025年07月20日 11:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/20 11:02
この先の奥が立っている
手掛かりはあるが、剝がれたり取れたりでとても不安定。
2025年07月20日 11:07撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
3
7/20 11:07
手掛かりはあるが、剝がれたり取れたりでとても不安定。
画像より悪い
2025年07月20日 11:07撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
7/20 11:07
画像より悪い
足場安定し詰め上げ終了の菱形の岩
2025年07月20日 11:19撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/20 11:19
足場安定し詰め上げ終了の菱形の岩
左に逃げ、踏み後を追って下降する。
2025年07月20日 11:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/20 11:32
左に逃げ、踏み後を追って下降する。
落ち口手前に下降した。落ち口を覗くが滝壺は見えない。
2025年07月20日 11:47撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
7/20 11:47
落ち口手前に下降した。落ち口を覗くが滝壺は見えない。
大滝を越すと明るく開ける。
2025年07月20日 11:52撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/20 11:52
大滝を越すと明るく開ける。
一気に高度が上がり 後方には乗鞍岳が見えた。
2025年07月20日 12:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/20 12:06
一気に高度が上がり 後方には乗鞍岳が見えた。
癒し系の小滝がスローペースで続いていく
2025年07月20日 12:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/20 12:14
癒し系の小滝がスローペースで続いていく
2025年07月20日 12:19撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/20 12:19
どれも簡単に登れる。
2025年07月20日 12:41撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/20 12:41
どれも簡単に登れる。
2025年07月20日 12:51撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/20 12:51
これは右岸から巻いた。
2025年07月20日 12:52撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/20 12:52
これは右岸から巻いた。
前方には稜線。
2025年07月20日 12:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/20 12:56
前方には稜線。
2150mの二俣
2025年07月20日 13:03撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/20 13:03
2150mの二俣
7mナメ
2025年07月20日 13:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/20 13:15
7mナメ
上から
2025年07月20日 13:19撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/20 13:19
上から
長いナメ滝が連続していく
2025年07月20日 13:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/20 13:21
長いナメ滝が連続していく
2025年07月20日 13:24撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/20 13:24
13時を過ぎ青空が白い雲に覆われた
2025年07月20日 13:34撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/20 13:34
13時を過ぎ青空が白い雲に覆われた
細く続くナメ滝
2025年07月20日 13:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/20 13:47
細く続くナメ滝
2025年07月20日 13:47撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/20 13:47
2段12mのナメ滝 ヒョングリが一か所ある。
2025年07月20日 13:53撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/20 13:53
2段12mのナメ滝 ヒョングリが一か所ある。
2段12mを越えると
2025年07月20日 13:55撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/20 13:55
2段12mを越えると
2305m 1:2 の二俣。急に視界が左右に大きく開ける。右へ。
2025年07月20日 13:55撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/20 13:55
2305m 1:2 の二俣。急に視界が左右に大きく開ける。右へ。
寝不足含めお疲れモードがMaxを迎えたDに甘味。元気と力が湧いた。テン場はもうすぐ。
2025年07月20日 14:01撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/20 14:01
寝不足含めお疲れモードがMaxを迎えたDに甘味。元気と力が湧いた。テン場はもうすぐ。
2316mの二股を右
2025年07月20日 14:23撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/20 14:23
2316mの二股を右
前方右岸には滝、左岸はガレ沢。
この手前でテン場を見つけた。
遡行者がいなかったため、最高のテン場が確保できた。
2025年07月20日 14:27撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/20 14:27
前方右岸には滝、左岸はガレ沢。
この手前でテン場を見つけた。
遡行者がいなかったため、最高のテン場が確保できた。
一人やタープ泊ならば幕営地は幾つかあるが、二人用テントとなるとこの沢は厳しい。(ルートの行程を考慮すると)
2025年07月20日 15:07撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
3
7/20 15:07
一人やタープ泊ならば幕営地は幾つかあるが、二人用テントとなるとこの沢は厳しい。(ルートの行程を考慮すると)
カメラの液晶保護フィルムが剥がれてなくなりテープで保護
夕飯はカレーとスープ。食後のコーヒーとチーズケーキ。朝食はツナわかめご飯とポタージュ。
2025年07月20日 16:50撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
3
7/20 16:50
カメラの液晶保護フィルムが剥がれてなくなりテープで保護
夕飯はカレーとスープ。食後のコーヒーとチーズケーキ。朝食はツナわかめご飯とポタージュ。
<2日目>
昨夜は満点な星空で 朝方は冷え込み寒かった。
5:09 スタート。稜線が朝日に照らされている。今日もいい天気だ。
2025年07月21日 05:13撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/21 5:13
<2日目>
昨夜は満点な星空で 朝方は冷え込み寒かった。
5:09 スタート。稜線が朝日に照らされている。今日もいい天気だ。
トイ状3段滝
2025年07月21日 05:14撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/21 5:14
トイ状3段滝
上から
2025年07月21日 05:16撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/21 5:16
上から
朝のうちは少し寒い。
2025年07月21日 05:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/21 5:29
朝のうちは少し寒い。
後方には 北アルプスがクリアに見えた。穂高岳・槍ヶ岳・常念岳、奥に鹿島槍
2025年07月21日 05:37撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/21 5:37
後方には 北アルプスがクリアに見えた。穂高岳・槍ヶ岳・常念岳、奥に鹿島槍
壁のように立つ稜線が いよいよ近くなっていく。
2025年07月21日 05:38撮影 by  SC-51C, samsung
1
7/21 5:38
壁のように立つ稜線が いよいよ近くなっていく。
2440mの二俣を右
2025年07月21日 05:39撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/21 5:39
2440mの二俣を右
右に入ると水線が細くなり傾斜が上がった。
2025年07月21日 05:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/21 5:44
右に入ると水線が細くなり傾斜が上がった。
右岸から2本枝沢が入り二つとも右へ、
2025年07月21日 05:52撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/21 5:52
右岸から2本枝沢が入り二つとも右へ、
ここまでは正しかった。
2025年07月21日 06:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/21 6:29
ここまでは正しかった。
帰宅し 確認すると、ここらで沢形が二つに割れ右に行くのが正解だった。
2025年07月21日 06:31撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/21 6:31
帰宅し 確認すると、ここらで沢形が二つに割れ右に行くのが正解だった。
一度藪が濃くなり、軌道修正するため藪に入ったが、沢形ははっきりしていたので、戻ってそのまま進む。頭上を覆う木々もなくなる。
2025年07月21日 06:53撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
7/21 6:53
一度藪が濃くなり、軌道修正するため藪に入ったが、沢形ははっきりしていたので、戻ってそのまま進む。頭上を覆う木々もなくなる。
歩きやすいけど、このまま進むと左に流れて崖にぶつかると軌道修正。
2025年07月21日 06:59撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/21 6:59
歩きやすいけど、このまま進むと左に流れて崖にぶつかると軌道修正。
ナナカマドの藪に突入。木をかき分けるたびに葉に付いた白い羽虫(刺さない)が一斉に舞い飛びむせる。すごい数だ。
2025年07月21日 07:13撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/21 7:13
ナナカマドの藪に突入。木をかき分けるたびに葉に付いた白い羽虫(刺さない)が一斉に舞い飛びむせる。すごい数だ。
小さな尾根を越えやっと正しいルートに出た。白い羽虫が周辺に舞い上がっている。
2025年07月21日 07:15撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/21 7:15
小さな尾根を越えやっと正しいルートに出た。白い羽虫が周辺に舞い上がっている。
前方を確認。
2025年07月21日 07:15撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/21 7:15
前方を確認。
3分漕いで5分待つ藪漕ぎ。Dはもうクタクタ。藪から滑り落ちてくるリアクションがウケる!!
2025年07月21日 07:16撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
7/21 7:16
3分漕いで5分待つ藪漕ぎ。Dはもうクタクタ。藪から滑り落ちてくるリアクションがウケる!!
はじめは良かった。
2025年07月21日 07:33撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
7/21 7:33
はじめは良かった。
後方。槍ヶ岳〜穂高連峰の左に笠ヶ岳。拡大すると黒部五郎の頭も見えている。
2025年07月21日 07:42撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/21 7:42
後方。槍ヶ岳〜穂高連峰の左に笠ヶ岳。拡大すると黒部五郎の頭も見えている。
どんどんと斜度が増し、落石の危険も増していく。
2025年07月21日 07:44撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
7/21 7:44
どんどんと斜度が増し、落石の危険も増していく。
2025年07月21日 07:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/21 7:45
草付きを抜けて
2025年07月21日 07:52撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
7/21 7:52
草付きを抜けて
ガレ場のルンゼへ。
2025年07月21日 07:56撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
7/21 7:56
ガレ場のルンゼへ。
極めて不安定な岩。一つ崩したらその上の石も崩れてくるだろう。
2025年07月21日 07:59撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/21 7:59
極めて不安定な岩。一つ崩したらその上の石も崩れてくるだろう。
それも長く、緊張が続く。
2025年07月21日 08:04撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
7/21 8:04
それも長く、緊張が続く。
虫すごっ。刺さない虫でよかった。
2025年07月21日 08:11撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/21 8:11
虫すごっ。刺さない虫でよかった。
乗鞍岳が大きかった。
この後、岩壁に取り付き登ると、夏なのに白いライチョウが6匹ほど飛び出し羽ばたいていった。巣があったようで驚かしてしまった。
2025年07月21日 08:19撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/21 8:19
乗鞍岳が大きかった。
この後、岩壁に取り付き登ると、夏なのに白いライチョウが6匹ほど飛び出し羽ばたいていった。巣があったようで驚かしてしまった。
詰めの最後はハイマツ交じりのザレ場の急登。3分進み5分待ち 。本来ならもっと右寄りにルートをとるようだが、右も傾斜がきつい。
2025年07月21日 08:33撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
4
7/21 8:33
詰めの最後はハイマツ交じりのザレ場の急登。3分進み5分待ち 。本来ならもっと右寄りにルートをとるようだが、右も傾斜がきつい。
疲れと緊張とでクッタクタ。休憩時間は延びるけど、無事に登れてよかった
2025年07月21日 08:47撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/21 8:47
疲れと緊張とでクッタクタ。休憩時間は延びるけど、無事に登れてよかった
登山道や山頂に人が見え、傾斜も緩み一安心。なるべくハイマツを痛ませないように歩いた。
2025年07月21日 08:50撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
7/21 8:50
登山道や山頂に人が見え、傾斜も緩み一安心。なるべくハイマツを痛ませないように歩いた。
雲湧き立つ のどかな山頂。
午後からの雨予報はどうなったんだろう?
2025年07月21日 08:56撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
7/21 8:56
雲湧き立つ のどかな山頂。
午後からの雨予報はどうなったんだろう?
木曽駒ケ岳 2956m
30分の大休憩を取る。登山道なら夕方まで帰れる。沢下降は時間がかかりこのぺースでは?
2025年07月21日 08:57撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/21 8:57
木曽駒ケ岳 2956m
30分の大休憩を取る。登山道なら夕方まで帰れる。沢下降は時間がかかりこのぺースでは?
玉ノ窪山荘へ向かう。南には、2015年に歩いた 空木へ向かう縦走路がよく見いえた。玉窪山荘から水場へ向かう登山道へ入る。
2025年07月21日 09:26撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/21 9:26
玉ノ窪山荘へ向かう。南には、2015年に歩いた 空木へ向かう縦走路がよく見いえた。玉窪山荘から水場へ向かう登山道へ入る。
2,600m付近から登山道を右に外れ沢形を追うが、沢形はいくつもある。この沢形も交わりそうだが藪漕ぎでひと尾根越した。3分の5分
2025年07月21日 10:27撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/21 10:27
2,600m付近から登山道を右に外れ沢形を追うが、沢形はいくつもある。この沢形も交わりそうだが藪漕ぎでひと尾根越した。3分の5分
地図上の崖にぶち当たる。懸垂したほうが早いので3段になっている崖を2ピッチで降り沢に復帰
2025年07月21日 11:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7/21 11:24
地図上の崖にぶち当たる。懸垂したほうが早いので3段になっている崖を2ピッチで降り沢に復帰
2025年07月21日 12:00撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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水量が次第に増えていく。
2025年07月21日 13:16撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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水量が次第に増えていく。
大きめの滝もそのまま降りられた
2025年07月21日 13:37撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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大きめの滝もそのまま降りられた
見栄えのある滝も右岸の階段状から
2025年07月21日 13:56撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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見栄えのある滝も右岸の階段状から
そして30m大滝。辺りに支点が無いため、偵察に降りてみたが成果なし。1段下りた右岸に人口の支点があるが使えそうにない。
雨がぽつぽつと降り始め空が暗くなってきていた。
2025年07月21日 14:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 14:15
そして30m大滝。辺りに支点が無いため、偵察に降りてみたが成果なし。1段下りた右岸に人口の支点があるが使えそうにない。
雨がぽつぽつと降り始め空が暗くなってきていた。
結局左岸から懸垂で降りた。
2025年07月21日 15:23撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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結局左岸から懸垂で降りた。
30mと言っても、両岸は切り立った岩壁。ろくな支点もない。
遡上している記録もあるが何処を登ったんだろう。
2025年07月21日 15:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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7/21 15:45
30mと言っても、両岸は切り立った岩壁。ろくな支点もない。
遡上している記録もあるが何処を登ったんだろう。
雨が本降りになる前にゴルジュを抜けられてよかった。
2025年07月21日 16:00撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/21 16:00
雨が本降りになる前にゴルジュを抜けられてよかった。
ゴルジュ出口にある4m滝。その先にもつながり2段になっている。雨は小降りだけど巻きを探している余裕なく。浸かることに。幸い水温はそれほど冷たくはない。
2025年07月21日 16:08撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/21 16:08
ゴルジュ出口にある4m滝。その先にもつながり2段になっている。雨は小降りだけど巻きを探している余裕なく。浸かることに。幸い水温はそれほど冷たくはない。
1段目は飛び込んでから足場があり胸まで浸かって移動できた。
2025年07月21日 16:32撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/21 16:32
1段目は飛び込んでから足場があり胸まで浸かって移動できた。
2段目は2かきで足が付くところまで。軽い泳ぎで済んでよかった。
2025年07月21日 16:37撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/21 16:37
2段目は2かきで足が付くところまで。軽い泳ぎで済んでよかった。
ゴルジュを抜けると雷が鳴りだす。すぐに幕営適地が見つかった。ターフも張れ快適なビバーク地だった。
2025年07月21日 18:20撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/21 18:20
ゴルジュを抜けると雷が鳴りだす。すぐに幕営適地が見つかった。ターフも張れ快適なビバーク地だった。
急なビバークだったので、残りの食料を寄せ集め並べる。夕・朝・行動食と二人分に分配。(これってガスが使えなくなった劔に続いて2度目だね!!)
2025年07月21日 18:37撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/21 18:37
急なビバークだったので、残りの食料を寄せ集め並べる。夕・朝・行動食と二人分に分配。(これってガスが使えなくなった劔に続いて2度目だね!!)
あまり食欲がなくこれでお腹一杯になった。ただ、味噌汁が飲みたかった。幸い雷が鳴っただけで、雨は本降りにもならず止んだ。標高が下がり気温も高めの夜だった。
2025年07月21日 18:47撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/21 18:47
あまり食欲がなくこれでお腹一杯になった。ただ、味噌汁が飲みたかった。幸い雷が鳴っただけで、雨は本降りにもならず止んだ。標高が下がり気温も高めの夜だった。
<翌朝>
Dの片目瞼が朝起きたら腫れあがり目がよく見えないとゆっくり下山。5:22 
玉ノ窪沢出合。
2025年07月22日 05:58撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/22 5:58
<翌朝>
Dの片目瞼が朝起きたら腫れあがり目がよく見えないとゆっくり下山。5:22 
玉ノ窪沢出合。
以降、沢に近いが 小さい幕営適地は随所にあった。
2025年07月22日 06:13撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/22 6:13
以降、沢に近いが 小さい幕営適地は随所にあった。
正沢川は渡渉や巻きが何度もあるのでヘッデンでは危険。快晴の中、安全に下山できた。
2025年07月22日 08:21撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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7/22 8:21
正沢川は渡渉や巻きが何度もあるのでヘッデンでは危険。快晴の中、安全に下山できた。
出合った花々
2023年05月04日 18:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/4 18:11
出合った花々

装備

個人装備
個人覚書 フラッドラッシュ下 長T イスカシェラフ モンベル下
共同装備
40m・(30補助)

感想

 細尾沢から木曽駒ケ岳、その後は登山道で下山が一般的なようで、日帰りでいく健脚者もいる。簡単な沢と紹介されていたが、大滝の巻きは悪く 初心者の沢とは言いがたいと感じた。そして、玉ノ窪沢の下降は記録が少ない。大滝の下降は難しく情報にも乏しい。ストレートに懸垂するとしたら耐え得る支点が見つからずダブルにして40mでも届かないように感じた。あれこれ思案し右岸より懸垂。大滝下降後は両岸が切り立ったゴルジュとなり雲行き怪しく雨がポツリ。ゴルジュ内2段になった泳ぎの沢が現れるが、巻きを考える余裕なく泳ぎを選択。泳いだのはふたかき程で苦労なく通過。雨から雷が鳴り始め、ゴルジュを抜けた後に適地を見つけビバーグ。雨雲はパラパラ程度で通り過ぎていった。
 この沢を選んだ際 細尾沢上部には 2人用テンとが張れる場所は1ヵ所程度しかないことが心配だったが、この日の溯行者は他にいなかったため ゆっくり溯行することができた。登山道で下山すれば1泊で夕方には下山できただろうが、時間がかかっても沢下降ができてよかった。

*雪も沢も全て凄いナオトさんの記録を参考にさせていただきました。
ありがとうございました。

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