2022年では閑散としていた駐車場が、手前よりテントが密集.
この変わりようにびっくりした。猛暑の中で過ごしていた日々とは異なり気温の低くさに戸惑う。登山者数名通り過ぎるが、沢装備の方は見ない。
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7/20 5:10
2022年では閑散としていた駐車場が、手前よりテントが密集.
この変わりようにびっくりした。猛暑の中で過ごしていた日々とは異なり気温の低くさに戸惑う。登山者数名通り過ぎるが、沢装備の方は見ない。
正沢川吊り橋から入渓。登山道のつり橋としてはワイルド。
気温は16度で水は冷たい。フラドラシュのタイツにして正解だった。
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7/20 5:40
正沢川吊り橋から入渓。登山道のつり橋としてはワイルド。
気温は16度で水は冷たい。フラドラシュのタイツにして正解だった。
まだ日が届かない谷のゴーロ地帯が続く。
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7/20 5:49
まだ日が届かない谷のゴーロ地帯が続く。
水の透明度は高く奇麗。釣り師の入っている形跡はあるが、噂通り最初から最後まで魚影は見なかった。
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7/20 6:00
水の透明度は高く奇麗。釣り師の入っている形跡はあるが、噂通り最初から最後まで魚影は見なかった。
右に黒い岩盤が見え、黒い岩を見かけるようになる。この沢も岩の堆積により本来の姿が大きく変わってしまったんだろう。
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7/20 6:53
右に黒い岩盤が見え、黒い岩を見かけるようになる。この沢も岩の堆積により本来の姿が大きく変わってしまったんだろう。
谷間に届いた朝日が水面を照らし、水蒸気が立ち昇る。
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7/20 7:14
谷間に届いた朝日が水面を照らし、水蒸気が立ち昇る。
玉ノ窪沢出合。帰りは、玉ノ窪沢から下降しここで出合う予定。
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7/20 8:35
玉ノ窪沢出合。帰りは、玉ノ窪沢から下降しここで出合う予定。
今回も天気に翻弄されたが、徐々に良くなり、今日が晴れ。明日は夕方から雨マーク。明後日は午後から雨だった。
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7/20 8:47
今回も天気に翻弄されたが、徐々に良くなり、今日が晴れ。明日は夕方から雨マーク。明後日は午後から雨だった。
細尾沢出合。右へ
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7/20 9:43
細尾沢出合。右へ
細尾沢へ入るとナメの岩盤が目立つようになり滑りも多少加わった。
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7/20 9:46
細尾沢へ入るとナメの岩盤が目立つようになり滑りも多少加わった。
すぐに洗われる5mナメ滝。
スマホで撮った画像は実際より綺麗。ある意味フェイク。
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7/20 9:50
すぐに洗われる5mナメ滝。
スマホで撮った画像は実際より綺麗。ある意味フェイク。
コンデジ画像で見たままを
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7/20 9:52
コンデジ画像で見たままを
5mナメは滑りに気を使い右岸を
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7/20 9:55
5mナメは滑りに気を使い右岸を
早くも、左から入る細尾大滝を遠目に確認。
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7/20 10:11
早くも、左から入る細尾大滝を遠目に確認。
大滝手前は大岩のゴーロが沢筋に被さり間近まで全容がわからない。
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7/20 10:20
大滝手前は大岩のゴーロが沢筋に被さり間近まで全容がわからない。
細尾大滝 40m
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7/20 10:45
細尾大滝 40m
勢いよく流れ落ちる水流。周辺一帯は飛沫で覆われていた。
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7/20 10:46
勢いよく流れ落ちる水流。周辺一帯は飛沫で覆われていた。
左岸小ルンゼを目指し瓦礫を登る。
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7/20 10:49
左岸小ルンゼを目指し瓦礫を登る。
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7/20 10:49
手元足元の岩は不安定。動く抜ける崩れることを想定し登る
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7/20 10:51
手元足元の岩は不安定。動く抜ける崩れることを想定し登る
一旦傾斜が緩み
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7/20 10:57
一旦傾斜が緩み
この先の奥が立っている
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7/20 11:02
この先の奥が立っている
手掛かりはあるが、剝がれたり取れたりでとても不安定。
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7/20 11:07
手掛かりはあるが、剝がれたり取れたりでとても不安定。
画像より悪い
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7/20 11:07
画像より悪い
足場安定し詰め上げ終了の菱形の岩
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7/20 11:19
足場安定し詰め上げ終了の菱形の岩
左に逃げ、踏み後を追って下降する。
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7/20 11:32
左に逃げ、踏み後を追って下降する。
落ち口手前に下降した。落ち口を覗くが滝壺は見えない。
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7/20 11:47
落ち口手前に下降した。落ち口を覗くが滝壺は見えない。
大滝を越すと明るく開ける。
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7/20 11:52
大滝を越すと明るく開ける。
一気に高度が上がり 後方には乗鞍岳が見えた。
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7/20 12:06
一気に高度が上がり 後方には乗鞍岳が見えた。
癒し系の小滝がスローペースで続いていく
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7/20 12:14
癒し系の小滝がスローペースで続いていく
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7/20 12:19
どれも簡単に登れる。
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7/20 12:41
どれも簡単に登れる。
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7/20 12:51
これは右岸から巻いた。
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7/20 12:52
これは右岸から巻いた。
前方には稜線。
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7/20 12:56
前方には稜線。
2150mの二俣
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7/20 13:03
2150mの二俣
7mナメ
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7/20 13:15
7mナメ
上から
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7/20 13:19
上から
長いナメ滝が連続していく
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7/20 13:21
長いナメ滝が連続していく
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7/20 13:24
13時を過ぎ青空が白い雲に覆われた
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7/20 13:34
13時を過ぎ青空が白い雲に覆われた
細く続くナメ滝
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7/20 13:47
細く続くナメ滝
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7/20 13:47
2段12mのナメ滝 ヒョングリが一か所ある。
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7/20 13:53
2段12mのナメ滝 ヒョングリが一か所ある。
2段12mを越えると
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7/20 13:55
2段12mを越えると
2305m 1:2 の二俣。急に視界が左右に大きく開ける。右へ。
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7/20 13:55
2305m 1:2 の二俣。急に視界が左右に大きく開ける。右へ。
寝不足含めお疲れモードがMaxを迎えたDに甘味。元気と力が湧いた。テン場はもうすぐ。
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7/20 14:01
寝不足含めお疲れモードがMaxを迎えたDに甘味。元気と力が湧いた。テン場はもうすぐ。
2316mの二股を右
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7/20 14:23
2316mの二股を右
前方右岸には滝、左岸はガレ沢。
この手前でテン場を見つけた。
遡行者がいなかったため、最高のテン場が確保できた。
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7/20 14:27
前方右岸には滝、左岸はガレ沢。
この手前でテン場を見つけた。
遡行者がいなかったため、最高のテン場が確保できた。
一人やタープ泊ならば幕営地は幾つかあるが、二人用テントとなるとこの沢は厳しい。(ルートの行程を考慮すると)
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7/20 15:07
一人やタープ泊ならば幕営地は幾つかあるが、二人用テントとなるとこの沢は厳しい。(ルートの行程を考慮すると)
カメラの液晶保護フィルムが剥がれてなくなりテープで保護
夕飯はカレーとスープ。食後のコーヒーとチーズケーキ。朝食はツナわかめご飯とポタージュ。
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7/20 16:50
カメラの液晶保護フィルムが剥がれてなくなりテープで保護
夕飯はカレーとスープ。食後のコーヒーとチーズケーキ。朝食はツナわかめご飯とポタージュ。
<2日目>
昨夜は満点な星空で 朝方は冷え込み寒かった。
5:09 スタート。稜線が朝日に照らされている。今日もいい天気だ。
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7/21 5:13
<2日目>
昨夜は満点な星空で 朝方は冷え込み寒かった。
5:09 スタート。稜線が朝日に照らされている。今日もいい天気だ。
トイ状3段滝
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7/21 5:14
トイ状3段滝
上から
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7/21 5:16
上から
朝のうちは少し寒い。
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7/21 5:29
朝のうちは少し寒い。
後方には 北アルプスがクリアに見えた。穂高岳・槍ヶ岳・常念岳、奥に鹿島槍
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7/21 5:37
後方には 北アルプスがクリアに見えた。穂高岳・槍ヶ岳・常念岳、奥に鹿島槍
壁のように立つ稜線が いよいよ近くなっていく。
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7/21 5:38
壁のように立つ稜線が いよいよ近くなっていく。
2440mの二俣を右
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7/21 5:39
2440mの二俣を右
右に入ると水線が細くなり傾斜が上がった。
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7/21 5:44
右に入ると水線が細くなり傾斜が上がった。
右岸から2本枝沢が入り二つとも右へ、
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7/21 5:52
右岸から2本枝沢が入り二つとも右へ、
ここまでは正しかった。
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7/21 6:29
ここまでは正しかった。
帰宅し 確認すると、ここらで沢形が二つに割れ右に行くのが正解だった。
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7/21 6:31
帰宅し 確認すると、ここらで沢形が二つに割れ右に行くのが正解だった。
一度藪が濃くなり、軌道修正するため藪に入ったが、沢形ははっきりしていたので、戻ってそのまま進む。頭上を覆う木々もなくなる。
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7/21 6:53
一度藪が濃くなり、軌道修正するため藪に入ったが、沢形ははっきりしていたので、戻ってそのまま進む。頭上を覆う木々もなくなる。
歩きやすいけど、このまま進むと左に流れて崖にぶつかると軌道修正。
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7/21 6:59
歩きやすいけど、このまま進むと左に流れて崖にぶつかると軌道修正。
ナナカマドの藪に突入。木をかき分けるたびに葉に付いた白い羽虫(刺さない)が一斉に舞い飛びむせる。すごい数だ。
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7/21 7:13
ナナカマドの藪に突入。木をかき分けるたびに葉に付いた白い羽虫(刺さない)が一斉に舞い飛びむせる。すごい数だ。
小さな尾根を越えやっと正しいルートに出た。白い羽虫が周辺に舞い上がっている。
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7/21 7:15
小さな尾根を越えやっと正しいルートに出た。白い羽虫が周辺に舞い上がっている。
前方を確認。
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7/21 7:15
前方を確認。
3分漕いで5分待つ藪漕ぎ。Dはもうクタクタ。藪から滑り落ちてくるリアクションがウケる!!
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7/21 7:16
3分漕いで5分待つ藪漕ぎ。Dはもうクタクタ。藪から滑り落ちてくるリアクションがウケる!!
はじめは良かった。
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7/21 7:33
はじめは良かった。
後方。槍ヶ岳〜穂高連峰の左に笠ヶ岳。拡大すると黒部五郎の頭も見えている。
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7/21 7:42
後方。槍ヶ岳〜穂高連峰の左に笠ヶ岳。拡大すると黒部五郎の頭も見えている。
どんどんと斜度が増し、落石の危険も増していく。
2
7/21 7:44
どんどんと斜度が増し、落石の危険も増していく。
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7/21 7:45
草付きを抜けて
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7/21 7:52
草付きを抜けて
ガレ場のルンゼへ。
2
7/21 7:56
ガレ場のルンゼへ。
極めて不安定な岩。一つ崩したらその上の石も崩れてくるだろう。
1
7/21 7:59
極めて不安定な岩。一つ崩したらその上の石も崩れてくるだろう。
それも長く、緊張が続く。
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7/21 8:04
それも長く、緊張が続く。
虫すごっ。刺さない虫でよかった。
1
7/21 8:11
虫すごっ。刺さない虫でよかった。
乗鞍岳が大きかった。
この後、岩壁に取り付き登ると、夏なのに白いライチョウが6匹ほど飛び出し羽ばたいていった。巣があったようで驚かしてしまった。
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7/21 8:19
乗鞍岳が大きかった。
この後、岩壁に取り付き登ると、夏なのに白いライチョウが6匹ほど飛び出し羽ばたいていった。巣があったようで驚かしてしまった。
詰めの最後はハイマツ交じりのザレ場の急登。3分進み5分待ち 。本来ならもっと右寄りにルートをとるようだが、右も傾斜がきつい。
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7/21 8:33
詰めの最後はハイマツ交じりのザレ場の急登。3分進み5分待ち 。本来ならもっと右寄りにルートをとるようだが、右も傾斜がきつい。
疲れと緊張とでクッタクタ。休憩時間は延びるけど、無事に登れてよかった
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7/21 8:47
疲れと緊張とでクッタクタ。休憩時間は延びるけど、無事に登れてよかった
登山道や山頂に人が見え、傾斜も緩み一安心。なるべくハイマツを痛ませないように歩いた。
1
7/21 8:50
登山道や山頂に人が見え、傾斜も緩み一安心。なるべくハイマツを痛ませないように歩いた。
雲湧き立つ のどかな山頂。
午後からの雨予報はどうなったんだろう?
2
7/21 8:56
雲湧き立つ のどかな山頂。
午後からの雨予報はどうなったんだろう?
木曽駒ケ岳 2956m
30分の大休憩を取る。登山道なら夕方まで帰れる。沢下降は時間がかかりこのぺースでは?
2
7/21 8:57
木曽駒ケ岳 2956m
30分の大休憩を取る。登山道なら夕方まで帰れる。沢下降は時間がかかりこのぺースでは?
玉ノ窪山荘へ向かう。南には、2015年に歩いた 空木へ向かう縦走路がよく見いえた。玉窪山荘から水場へ向かう登山道へ入る。
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7/21 9:26
玉ノ窪山荘へ向かう。南には、2015年に歩いた 空木へ向かう縦走路がよく見いえた。玉窪山荘から水場へ向かう登山道へ入る。
2,600m付近から登山道を右に外れ沢形を追うが、沢形はいくつもある。この沢形も交わりそうだが藪漕ぎでひと尾根越した。3分の5分
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7/21 10:27
2,600m付近から登山道を右に外れ沢形を追うが、沢形はいくつもある。この沢形も交わりそうだが藪漕ぎでひと尾根越した。3分の5分
地図上の崖にぶち当たる。懸垂したほうが早いので3段になっている崖を2ピッチで降り沢に復帰
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7/21 11:24
地図上の崖にぶち当たる。懸垂したほうが早いので3段になっている崖を2ピッチで降り沢に復帰
0
7/21 12:00
水量が次第に増えていく。
1
7/21 13:16
水量が次第に増えていく。
大きめの滝もそのまま降りられた
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7/21 13:37
大きめの滝もそのまま降りられた
見栄えのある滝も右岸の階段状から
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7/21 13:56
見栄えのある滝も右岸の階段状から
そして30m大滝。辺りに支点が無いため、偵察に降りてみたが成果なし。1段下りた右岸に人口の支点があるが使えそうにない。
雨がぽつぽつと降り始め空が暗くなってきていた。
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7/21 14:15
そして30m大滝。辺りに支点が無いため、偵察に降りてみたが成果なし。1段下りた右岸に人口の支点があるが使えそうにない。
雨がぽつぽつと降り始め空が暗くなってきていた。
結局左岸から懸垂で降りた。
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7/21 15:23
結局左岸から懸垂で降りた。
30mと言っても、両岸は切り立った岩壁。ろくな支点もない。
遡上している記録もあるが何処を登ったんだろう。
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7/21 15:45
30mと言っても、両岸は切り立った岩壁。ろくな支点もない。
遡上している記録もあるが何処を登ったんだろう。
雨が本降りになる前にゴルジュを抜けられてよかった。
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7/21 16:00
雨が本降りになる前にゴルジュを抜けられてよかった。
ゴルジュ出口にある4m滝。その先にもつながり2段になっている。雨は小降りだけど巻きを探している余裕なく。浸かることに。幸い水温はそれほど冷たくはない。
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7/21 16:08
ゴルジュ出口にある4m滝。その先にもつながり2段になっている。雨は小降りだけど巻きを探している余裕なく。浸かることに。幸い水温はそれほど冷たくはない。
1段目は飛び込んでから足場があり胸まで浸かって移動できた。
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7/21 16:32
1段目は飛び込んでから足場があり胸まで浸かって移動できた。
2段目は2かきで足が付くところまで。軽い泳ぎで済んでよかった。
2
7/21 16:37
2段目は2かきで足が付くところまで。軽い泳ぎで済んでよかった。
ゴルジュを抜けると雷が鳴りだす。すぐに幕営適地が見つかった。ターフも張れ快適なビバーク地だった。
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7/21 18:20
ゴルジュを抜けると雷が鳴りだす。すぐに幕営適地が見つかった。ターフも張れ快適なビバーク地だった。
急なビバークだったので、残りの食料を寄せ集め並べる。夕・朝・行動食と二人分に分配。(これってガスが使えなくなった劔に続いて2度目だね!!)
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7/21 18:37
急なビバークだったので、残りの食料を寄せ集め並べる。夕・朝・行動食と二人分に分配。(これってガスが使えなくなった劔に続いて2度目だね!!)
あまり食欲がなくこれでお腹一杯になった。ただ、味噌汁が飲みたかった。幸い雷が鳴っただけで、雨は本降りにもならず止んだ。標高が下がり気温も高めの夜だった。
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7/21 18:47
あまり食欲がなくこれでお腹一杯になった。ただ、味噌汁が飲みたかった。幸い雷が鳴っただけで、雨は本降りにもならず止んだ。標高が下がり気温も高めの夜だった。
<翌朝>
Dの片目瞼が朝起きたら腫れあがり目がよく見えないとゆっくり下山。5:22
玉ノ窪沢出合。
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7/22 5:58
<翌朝>
Dの片目瞼が朝起きたら腫れあがり目がよく見えないとゆっくり下山。5:22
玉ノ窪沢出合。
以降、沢に近いが 小さい幕営適地は随所にあった。
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7/22 6:13
以降、沢に近いが 小さい幕営適地は随所にあった。
正沢川は渡渉や巻きが何度もあるのでヘッデンでは危険。快晴の中、安全に下山できた。
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7/22 8:21
正沢川は渡渉や巻きが何度もあるのでヘッデンでは危険。快晴の中、安全に下山できた。
出合った花々
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5/4 18:11
出合った花々
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