初めての北鎌尾根は独標で天の川とモルゲン撮影!


- GPS
- 21:57
- 距離
- 43.9km
- 登り
- 2,739m
- 下り
- 2,695m
コースタイム
- 山行
- 14:06
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 15:12
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 10:07
天候 | 両日とも朝晴れ午後から雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線はザレガレ浮石多数 |
その他周辺情報 | 北鎌沢右俣は水量豊富。めちゃくちゃ美味かった |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
とうとう念願の北鎌尾根に初挑戦。
今回は本当に行くか迷った。懸案は雷雨予報。何度もシミュレーションするも自分の目的地まで辿り着けるシナリオが出てこなかった。しかし事実は小説より奇なり。当日は奇跡の岩穴とベストな雨上がりの時間で無事に独標でビバーク成功。大満足の山行となりました
■沢渡〜水俣乗越
今回も自転車で上高地へ。1時半スタート。3時に上高地から出発
■水俣乗越〜北鎌沢出会
ザレザレの場所を下っていく。最初ほど急斜面で悪い。中腹あたりに雪渓が残ってた。崩壊も進んでいたので素早く通過。間ノ沢は水量豊富。北鎌沢出会に出ると水が無くて焦る
■北鎌沢出会〜北鎌のコル
北鎌沢出会から少し登ると水が出始める。今回は2100m付近で4L取水。水は2400m付近とかなり上の方まで出ていた。7月であれば水の持ち運びは結構楽できそう。
13時前に予報通り雨が。ポツリポツリと降り始めてから一瞬で滝のような雨に。奇跡的にちょうど人一人入り込める岩穴が都合よくあったのでそこで停滞。足は延ばせて快適でがっつりここで昼寝。2時間半ほどここで過ごす。
3時半には雨があがり、再び行動開始。日の入りは19時。稜線まであがれそうだ。
■北鎌のコル〜独標
「北鎌沢右俣の分岐はずっと右に、最後だけ左に」と聞いていたがどこが最後か分らんやんとずっと思ってた。多分ここか?という所で左に行ったら無事にコルに着いた。
コルから先はトレース明瞭の為迷う心配は無くなる。ただし雨上がりで岩や草、根が濡れていて中々難儀した。
天狗の腰掛に着いたのが17時半。ここでビバークするプランも十分あったが、日の入りまであと1時間半。当初のベストプランとしていた独標まで進む事とした
日没6分前にこれまた奇跡的に独標到着。本当に今日は信じられないくらい何もかもうまくいった。
夜は撮りたかった天の川と北鎌の競演。雲もなくばっちり撮影できた。わざわざ重い三脚と広角レンズを持ってきたのは全てはこのため。
■独標〜北鎌平
翌朝。風も無く最高の朝。撮りたかった北鎌のモルゲンロートをドローンで撮影。こちらも素晴らしい映像が撮れた。
支度をして出発。ここから先はご褒美タイムなのでゆっくり時間をかけて進むことに。以下メモ。
・全体的にザレ、ガレ、浮石多数で一手一手に緊張感を強いられる。
・独標から先はトラバースになるが思いのほか良いルートを見付けられず苦戦した
・P13,14付近にあるトラバースは間違い。GPS見たら危険マーク着いていた。ここを間違える人は多いっぽい
◾北鎌平〜山頂
北鎌平から先はカニのハサミ目指して進む。カニのハサミから先はどこから取り付いて良いか分からなかった。
しばらく右往左往しながら登っていくと写真で見たチムニーに。ここで合ってるっぽい。少し難しかったがここを越えれば難しい所は無い。
祠の裏から出てきて無事登頂。
登っている時は緊張感が続いて早く終わって欲しいと思う反面、終わってみたら楽しかった気持ちが強く大変充実した山行となりました。
山のVloqを公開しています。今回のも近々アップ予定
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する