苔と火口 静と荒の境を越えて 硫黄岳



- GPS
- 05:35
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,037m
- 下り
- 1,036m
コースタイム
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 5:31
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
立派なトイレが有ります。 到着時4割程駐車。帰り9割程。帰る車もあるので停められるのかな。上駐車場も空いている。 ここまで来れば上駐車場迄はすぐ。道も中までと変わらない、それ程ひどい状態ではないかな。 ただ、トイレ事情があるので中がお勧めですね。 うちの車最低地上高145mm二人乗って、底は擦りません。最近のSUVなら余裕ですね。 美濃戸の方が底擦る事があるかな。 時間帯によってはすれ違いが増えるかな。道幅広いところ以外と多いです。 |
その他周辺情報 | 玉宮温泉望岳の湯 |
予約できる山小屋 |
オーレン小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証写
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
|
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感想
この時期は午後から雲が湧きやすいため、行動時間を朝に集中。
桜平中駐車場へ5時過ぎに到着。14℃と体に優しい気温だ。
序盤は林道歩きがしばらく続くが、涼しい朝の空気が心地よい。
オーレン小屋を分岐点に、峰の松目を絡めた周回ルート。山小屋もあり、安心して楽しめるルートです。
苔と森に癒されながら歩く静かな登り。
森林限界を抜けると、一気に景色に変わります。山頂は見えているのになかなか近づかないのは毎度のこと。
振り返ると、霞の中に浅間山の姿。右手には後に向かう「峰の松目」、左には圧倒的スケールの火口壁。
吹き上げる風が汗ばむ体を冷やす。
岩を踏みながら歩を進め、ケルンの先に広がる空は、果てしなく青く静かでした。
山頂は広々としており、目の前には横岳~赤岳~阿弥陀岳のダイナミックな稜線。
あの稜線を歩いた記憶がふと蘇る。
絶景を前に腰を下ろして朝食タイム。まさに至福の時。
…が、突然スマホがけたたましく鳴り出し「津波注意報」。湘南の自宅が気になりましたが、ここでは祈ることしかできません。
ほどなく、 山頂を後にし、一度下ってから「峰の松目」へ向かう。この下り、振り返れば硫黄岳から一連の山並みが連なっている。
赤岩ノ頭を過ぎると森の中を静かに歩く。峰の松目の山標は木々に隠れるようにひっそりと。まるで秘密基地のような雰囲気でした。
その後は下り一方、再びオーレン小屋に到着。
ここでアイスクリームとホットコーヒーをいただき、体に沁み渡るリフレッシュタイム。
ついでに新色の手拭いをお土産に購入して、良い思い出に。
名残惜しさを感じつつも林道を下っていく。
下りの道は、日が高くなり、苔の緑が鮮やかに輝いていた。
駐車場に戻った頃、空に黒い雲が湧いてきた。街に降り、八ヶ岳を望む温泉で汗を流しながらまどろむ時間。
山を振り返る、何よりのご褒美ですね。
今回は帰り道、勝沼で高速を一度降りて、採れたての桃を購入。
山と果物、そして温泉の三拍子で夏の一日が締まりました。
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