日本一の孤島!見た目は美しいが登山は修羅の道!


- GPS
- 09:55
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,564m
- 下り
- 1,560m
コースタイム
- 山行
- 8:19
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 9:55
天候 | 曇天、たま~に晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
利尻空港から移動 ちなみに各宿泊所、しっかりとバス送迎のシステムを確立してくれているのでおそらく登山口までは比較的楽に行ける |
コース状況/ 危険箇所等 |
沓形コースの三眺山付近で登山道の大崩落があり、実質沓形コースは通行止め また鴛泊ルートも9合目付近から登山道の整備を行っており、なにやら登山道の侵食が進んでいるので崩落を頭に入れて防具を持参した方がよさげ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
行動食
非常食
飲料
常備薬
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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共同装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
行動食
非常食
飲料
常備薬
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
7月29日〜7月31日の行程で利尻富士に行ってきた
予めのご報告だが、登山云々前に津波注意報によるフェリー欠航の影響がややあった。7月30日の午前中、我々が登り始めた辺りでカムチャッカ半島沖で地震が発生。父と登っていたが、安否確認のメールが母より届き事態に気づいた。最初はマグニチュード5.0とかだったのが、次第に8.0になり、最終的には8.7になった。津波注意報で予測津波が3mとかだったので多少なりとも動揺した。しかしながら自身たちのいる利尻はそんなに高い津波予報ではないし、なんなら今安全な山に居るし、車だって安全な高台にいる。家族も海からは遠いしなんなら東日本大震災の時も無事だったのでそこは安心だ。頭の片隅に津波のことを考えながら登ったので写真は要所以外あまり撮れなかった。という言い訳!
まあ!登山道なんて鴛泊ルートしかないんだし、他の方々の写真見ればいいし、なんならyoutube見たほうが登山道の把握はたやすいぜ!なので今回は羊蹄山とトムラウシ山と比較した見地での山行記録としたいと思う。
今回の山行は父と筆者で意見がだいぶ分かれた。父は羊蹄山やトムラウシ山と比べて利尻富士が一番キツいと言っていた。まさか、と思ったが個人的にはそうらしい。筆者はトムラウシ山が一番きつかったし、羊蹄山が2番目なので、利尻富士は3番目だ。確かに大接戦の3位なので順序が少し入れ替わっても不思議ではない。
あとなにより「暑さ」がしんどかったからかもしれない。今回の山行でタオルがしぼれたほどだ。トムラウシ山は2024年9月に登ったし、羊蹄山は2022年8月だ。今年の異常な暑さというのが響いてきた可能性は大いにある。
3合目から始まり頂上まで5時間もかかる山行で下山も4時間かかった。7合目の胸突き八丁から始まる9合目までの登山も、下山もガレ場が行く手を阻んでいるのでなかなか速度があがらない。3〜6合目までは順調だったが、7〜9合目間を登山も下山も平均を下回る時間での山行となってしまった。
まず羊蹄山は序盤から満遍なく苦労してしまっている。何合目がどうこうというキツさではなかった。お鉢回りは平坦だったしで特化した疲労度はなかった。トムラウシ山には特化したキツい場面が存在した。出発して1時間くらいの場所にある往路なのに下るだとか、復路なのに登るだとかの場面があったので特化という意味でもやはりトムラウシ山の方がきついか。
続いて勾配及び登山道の状況だが、これに関しては大差ないだろう。全部キツかったし、登山道はしっかり整備されていたしで至れり尽くせりだ。
最後に総歩行距離だが羊蹄山が13.8km、トムラウシ山が18km、利尻富士が12kmとなっている。時間もそれぞれ11時間、12時間、10時間となっている。おや?これもそこまで大差ないような?
そう考えると大差がないのだから暑さによる体力消耗が大きい要因と考えることは大いに可だ。今回は天候、それも暑さによる悪影響があったということにしよう。どこがキツいかは登ってみないとわからないのだ!
利尻島は活気に満ちていたし、登山客も多かったし、なにより各宿が午前5時に登山口まで送迎してくれたり、フェリー乗り場や空港まで送迎してくれるというバックアップ体制が相当整っていると言えるのが利尻富士の魅力である。海の幸はおいしいし、温泉は気持ちいいし!あとハートランドフェリーさん、津波注意報が解除されたのち、多くの車を収容して稚内まで無事に返してくれた(わたくしたちはキャンセル待ちだった)ことには感謝しかない。
いろいろあったが、日本百名山第19座登頂!!!北海道内の日本百名山は第6座目、登頂!!
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