毛勝山

- GPS
- 09:19
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,848m
- 下り
- 1,846m
コースタイム
天候 | 晴れ→ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●東又第五発電所登山口→曲谷三角点 ・登山口には表示あり。 ・登山道は明瞭。夜でも問題なし。最初はシダが生えていて不安になるが、すぐに下草がなくなる。 ・標高1250mくらいまで急登。特に登山口から標高1100mまでがエグい。その後は傾斜が緩む。 ・風が通らず夜でも暑い。 ●曲谷三角点→クワガタ池 ・標高1600mあたりで樹林帯を抜けて視界が広がる。 ・下草がうるさくなり、夜露に濡れる。レインウェアのズボンを履いた。 ・標高2000mくらいから雪渓が現れ始める。基本的に迂回可能。 ・モモアセ山直下で大きな雪渓に登山道が覆われている場所がある。雪渓を避けて山側に乗り上げる形でクリア。斜度は無いので帰りは乗ってみたが滑らず通過できた。 ●クワガタ池→毛勝山 ・クワガタ池からは正面に大きく毛勝山が見える。 ・先週のレコにあった厄介な雪渓は溶けたようだ。滑り止めなしで問題なく登ることができた。 ・チングルマが咲き誇る登山道(急登)を心地の良い風を受けながら歩くことができた。 ・山頂から少し進んだところから劔岳がきれいに見える。またここだけdocomo電波あり。 ・毛勝山山頂から先へ進む登山道は下草に覆われていた。あまり歩く人がいないのかもしれない。 |
写真
感想
一昨日、劔岳の早月尾根を登り、てんくら予報が芳しくなかったので帰ろうと思ったのだが、Windyでは雲がなかったので毛勝山に登ることにした。
毛勝山は200名山だが、早月尾根ほどではないにしても累積標高が大きく途中に小屋や水場が無いので厳しい山と言われている。
だが実際に問題となるのは途中の雪渓のようで、先週登ったレコではチェーンスパイクでは歯が立たないとのこと。
・・・チェーンスパイクしか持ってきていないのだが。orz
まぁ1週間経ってるし、ダメそうなら滑落する前に自分で降りて迂回するかと考えてダメ元で決行。
今回もガスを避けるために1時半頃の出発。
一昨日の劔岳では一睡もできなかったが、今回はぐっすり寝ることができた。百均で買ったままグローブボックスの肥やしになっていたアイマスクがいい仕事をしてくれた。
さて登山だが、最初から凄まじい急登。夜なのにあっという間に汗でずぶ濡れ。人間ってこんなに汁が出て大丈夫なものだろうかと不安になる。
急登は標高1250mくらいである程度緩んでくれたので助かった。
その後は風も吹いて少しは涼しくなったが、今度は下草の夜露でずぶ濡れ。帰りは靴下を絞りながら下山する羽目になった。
問題の雪渓はどうやら気温が上がって溶けたか落ちたかしたらしく、滑り止めなしで最後まで登ることができた。
景色は山頂の展望も良いが、クワガタ池からのチングルマが咲き乱れる楽園のような高原風景が素晴らしかった。
いい風も吹いていて、降りたくなくなった。
下山はいつものようにガスが昇ってきたおかげで気温が上がらず、割と涼しかった。
また、早月尾根のようにずっと同じくらいの傾斜で延々と下山するよりも、急こう配があってもある程度メリハリがある方が長さを感じず良いのかもしれない。
水は2.5L持っていって1.5L消費。
クワガタ池から風があったのと、下山時のガスで気温が上がらなかったので少なく済んだ。
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