記録ID: 8536341
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島
障子岳
2025年08月06日(水) 〜
2025年08月10日(日)


体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 23:34
- 距離
- 32.5km
- 登り
- 2,213m
- 下り
- 2,214m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:53
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:53
16:39
173分
スタート地点
19:32
宿泊地
2日目
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:12
4:40
372分
宿泊地
10:52
宿泊地
3日目
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:34
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
レコがばくってしまったが、 8/6に林道の途中で就寝 8/7 4:30出発10:50到着 8/8 天候不順のためステイ 8/9 5:40出発 障子岳9:20 テント場12:20 8/10 5:40出発 林道入り口12:00ごろ となっている 雨は30分ごとにたくさん降った 8月に行ったが、雨が沢山ふり、風も吹くので、夏とは思えない環境であった。 4月や11月でここまで雨に濡れたら低体温症になるかもしれない 以下詳細 ・取り付き、テープがあるが登るところは普通に沢状地形である。スタンスホールドは豊富なので特別難しくはないが、地面が崩れやすいことや傾斜は垂直近いので帰りはロープを出すことを決める。 ・標高を上げていくと岩が露出するところが多く雨と合わさると気を遣う。コルまでの最後の登りは藪が濃い。たまにトゲがささって厄介だが気合いで進む。 ・坪切岳は東から巻くといいという話だったが結局ほとんど直登して超えた。やや藪が濃い程度だった。 ・P1422は北からだと登れそうだが南からみると20m以上の大岩のため直登したら詰むので東からトラバースをする ・行きは20mほど高度を下げてトラバースをしたが、途中落ちたらアウトな10m近い一枚岩の上のトラバースを強いられた。山域として藪が濃いわけではないので、高度を下げたトラバースをすることを怖がる必要はなく、今回は40mほど高度を下げたトラバースが最も早く安全だったといえる(帰りはそうした) ・P1441からの降りは核心部とされている。10mほど降ってみると10m近い崖になるため3人で手分けしてRF。東から桃太郎岩P方向に戻るようにトラバースして降りるとなんとか人間が降りれる道を見つける ・次の核心部はP1470への登り。これも巨岩に当たるためトラバースを強いられる。トラバースを続けると、もうできなくなるところで巨岩が途切れ藪が出てくるところに黄テープがある。かなり急なルンゼだが草付きの強度が強いためなんとか気合いで登る。ここはロープを出してる記録もあるので注意が必要だろう。(結局下りはロープを出さず肉だれた ・障子岳と前のピークの前のコルにつくと、いよいよゴールが見える。100m近い巨岩を登る必要があるため、集中しながら登る。最後の障子岳直下も巨岩にあたるため北の方からつなぐと、膝丈の石楠花と岩のミックスになって三点支持を意識すれば登れる。 ⚪︎帰りについて ・障子岳の前のP1500からの下りで北東の尾根に引っ張られてしまったが、早めに気づいて北西になんとか軌道修正。この山はミスをしてもトラバースが許されることが多い。基本的には行きにたくさん貼った赤布に従って同じルートを戻る。 ・コルからの下りのルーファイは意外と簡単では無い 1000mあたりから900mあたりは視界がかなり悪い中ベロのRFを強いられ、道が読みづらかったが、適宜GPSを駆使した。 770mコルや860mの分岐は行きに赤布をつけて帰りに回収した ・また岩が露出しており、雨が降ると滑ること、段差が作られやすいこと、一部かなり急傾斜のため、気を遣う場面が多い。 ・最後の下りは沢地形が怖いので尾根を忠実につめて最後の崖は懸垂下降で降りた。高さにして7,8mなので20mロープで懸垂可能支点は豊富である ⚪︎水場について 雨が降りすぎていたため基本豊富 コルの西の水場がくんだ。自分は一応浄水したがしなくても清潔だった気がする |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
各自ハーネス
|
---|---|
共同装備 |
3人PTで8mm20mロープと30mロープを持って行った
|
感想
行ってみたかったマイナー12名山に無事登頂
先人の記録を大いに参考にした。私の実力では記録無くして登頂は厳しかったと思う。特に永田岳から縦走している方にはZoomでお話しを伺ったが、実際に障子岳に行ってみていかに異常な挑戦をなさっていたかが身に沁みる。まだまだ自分がビギナーの域を越えられていないことを感じる。
一緒にいってくれた仲間2人にも感謝。
帰りのハイビスカスではくたくたでいっぱい寝れたが、達成感にあふれた睡眠だったように思う。
最終日のくだりのどこかでエアマットを落としてしまった
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