天塩岳



- GPS
- 06:25
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,062m
- 下り
- 1,062m
コースタイム
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:26
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天塩岳ヒュッテ⇨前天塩⇨天塩岳⇨避難小屋⇨新道コース⇨連絡道⇨天塩岳ヒュッテの周回コース。始めは沢沿いで数回渡渉が必要だが増水していなければ特に問題は無い。前天塩への登りは結構な急登、その後は丸山まで快適な稜線漫歩が楽しめる。連絡道は途中ザレた部分もあり下りで使用する場合は要注意。 |
その他周辺情報 | 愛別町の協和温泉(600円)に入浴。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
携帯トイレ
サーモス
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感想
一昨年、天塩川河口から海を隔てて聳え立つ利尻山を眺め、この川の源流を見てみたいと思い天塩岳への山行を計画。旭川から愛別町を抜け天塩岳ヒュッテのあるキャンプ場駐車場に向かう。ポンテシオダムから先の9kmは非舗装のダート道で携帯の電波も届かない場所、慎重に運転する。16時過ぎにキャンプ場の駐車場到着、止まっている車は1台だけ、ヒュッテ前に1台のバイクと盛夏のキャンプ場としてはちょっと寂しい。旭川のスーパーで購入した食材で夕食を作り日没前には食べ終わり、クマ対策と明日の準備を済ませて早めに就寝する。
8月13日朝4時30分起床、快晴で既に明るくなり始めている。いつものようにチーズトーストと稲荷寿司の朝食を食べトイレを済ませて5時55分に駐車場を出発。ヒュッテで登山届け(入林届け)を記入して登山口に向かう。5時59分前天塩に向け沢沿いの登山道を歩き始める。何度か渡渉するが水量は少なく特に問題は無い。30分ほどで連絡道分岐を通過、ここを「旧道・前天塩」方向に進む。次の分岐標識(前天塩ルートと旧道ルートの分岐)の脇には沢コース(旧道ルート)通行注意が掲示されており整備未了や渡渉もあり通行を控える内容になっている。予定通り前天塩コースを進む。沢を離れ一旦標高を上げてから沢に沿った斜面を緩やかに登り、標高1032mあたりから前天塩への急登が始まる。約500mのほぼ真っ直ぐな登り、途中に前天塩山頂を巻いて天塩岳稜線に向かう分岐までは樹林帯で視界もなく、ただ黙々と足元をみながら登り続ける。分岐直前の標高1400mから突然視界が開け、天塩岳や西天塩岳が対岸に姿を現す。分岐を前天塩山頂に向け登り続け8時15分に前天塩岳山頂に到着する。前天塩山頂からは、主峰天塩岳と西天塩・丸山のなだらかな稜線が雄大に広がり、その後ろには夏雲の間から南側に聳える大雪山方面も垣間見えている。反対の北側はなだらかな山並みと濃い緑の森が延々と続く。気持ちの良い山頂で記念撮影をした後、天塩岳本峰に向け稜線を下る。100mほど下ると巻道と合流、さらに100m下り天塩岳の鞍部。ここから250mの登り返しが始まる。ハイマツと草付きの稜線で、傾斜も緩やかな事もあり気持ち良く進める。登山道脇にはヤマハハコ・エゾオトギリ・ミヤマアキノキリンソウ・コガネイチゴ・ウメバチソウなどを見つける。花々を撮りながら登り続け、9時18分に天塩岳山頂に到着。山頂からの景色は前天塩岳、西天塩と丸山、天塩川と遠くポンテシオダム湖、雲の中ではあるが南側の山並みと360度、緑と青と白の濃い色と強いコントラストを楽しめる。私たち以外誰も居ない山頂を独占しながらランチ休憩を取る。いつものようにカップうどんにスライス餅を入れた力うどんと菓子パン+コーヒーの定番。雲の影が作る山肌の色合いの変化もおかずになる。ランチを終え9時55分に山頂を後にし、西天塩岳に向かって伸びる一本の線をなぞって進む。緩やかな下りで周囲は笹原と気持ち良い道が続き10時30分に避難小屋に到着、避難小屋にはトイレもあり、どちらも綺麗に使われている。あとは丸山(標高1433mのピーク)への登り返しとその後の下りだけ。丸山からは天塩岳や西天塩岳がなだらかな山体で広がる。丸山から1317mの小ピークまでは緩やかな下り、その後は尾根筋を急降下で200mほど下る。11時33分、連絡道分岐を通過、連絡道から旧道のルートで登山口に向かう。連絡道の中ごろ、それまでの沢沿いの道から尾根伝いのルートに変更されている。整備されているとは云えザレた急降下で慎重に下る。12時丁度に旧道と合流し、あとは登山口まで沢沿いに来た道を戻るだけ。12時20分に登山口に到着、入林届けに下山時間を記入して駐車場の車に戻り後片付け。最後のリスク要因であるダート道9kmも慎重にゆっくり運転してポンテシオダムに向かう。ダムからは舗装道路、速度を上げて道道101号線の合流まで戻り、携帯の電波も捉えて一安心。Google Mapで日帰り温泉を検索し、愛別町の協和温泉に入浴して山行の汗(冷や汗も含めて)を流す。
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