芳ヶ平ヒュッテ 関東PJ夏の部 ゆるふわテント泊


- GPS
- 07:19
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 753m
- 下り
- 677m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:48
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
「ゆるふわ」とは?
ただ低強度でだらだら歩く登山か?
それとも、きつい山行を「余裕」と装い、Xで「ゆるふわ」とポストする自己顕示のための欺瞞か?
かつての私は、ゆるふわを「低強度」としか見ていなかった。
自分の実力で余裕な山を適当に登り、汗もかかず終わる。 そんなものだと思っていた。
だが、今回の山行で目が覚めた。
ゆるふわとは、経験者が経験の浅い仲間のために、山をより深く味わえる知識や道具を担ぎ、その魅力を共有すること。
ペース配分や安全面に気を配り、ザックの重さを分け合い、安心して山を楽しめる環境をつくること。
そこには「楽をする登山」という以上に、人と人をつなぐ温かさがあった。
ゆるふわは単なる「楽チン」から、皆で作り上げる特別な時間に変わった。
そして、自分が経験者の立場になったときには、自分のリソースを使って初心者へ山の魅力を伝えていき、ゆるふわの輪
「ゆるふ輪」を繋げていきたいと思う。
さゆちゃん、テント泊初
ざわくん、テント泊2回目
とっしー、冬のテント泊は経験あり
というメンバーで、どういうところならみんなが楽しめるか場所選びを色々と考えた。
(私はつい山に登りたくなるので、もっと優しく、日帰りレベルを宿泊でのんびりゆっくり歩くんだ、と自分に言い聞かせながら計画を組んだ笑)
テント場に水が潤沢(1番大事
きれいなトイレもある(2番目に大事
比較的空いてるところ
駐車場も集合しやすくて
下山後は温泉とか食べ物やさんもある
岩場とか怖いところがない
テント場も張りやすくてゴツゴツしてない
もちろん登山道もゆるふわ
などいろんな点で探した。
冬に行ったことがある芳ヶ平が良いだろうと予約をしたりお天気予報を1時間おきに見たり、持っていく物を増やしたり色々ずっと気にしていた。
ざわくんの大きな歩荷力、山慣れとっしーの細やかなお手伝いがとても心強くて、みんなで楽しいテント泊にできたと思う。
ここより快適なテント場はなかなか少ないけど、これからも色々工夫して、自分の快適なテント泊を作り上げて行ってくれるきっかけになったらいいな!
さゆさん、とっしーが初めてのテント泊ということで(自分も経験は浅いが…)、吹子氏提案の芳ヶ平ヒュッテのテント場へ。
山行強度は緩く、お楽しみの内容は濃くということで、お昼はアフタヌーンティーセット、夜はトマトすき焼きとほぼキャンプスタイルでの山行となった。
自分は料理は好きだが山ではそんなに調理欲がわかずにフリーズドライばかり食べてしまう(山小屋には課金しがち)ので、工夫と歩荷の努力でここまで素敵な料理が食べられることに感動した!テント場はふかふかの草の上かつテーブルまであり、ヒュッテからお水もいただける為キャンプ環境としてはこれ以上無く素晴らしかった。
山行自体はピークを経由する登山ではないが、広大な湿原の中でのんびり過ごすことで山で過ごす良い時間を味わうことができた。良い山行の考え方として体力やピーク有無などでは無く、良い時間を過ごすことができたか?という部分を自分は大切にしており、みんなが笑顔で楽しんで良い時間を過ごしている姿を見れて嬉しかった。自分もその時間を創る一助を担えて幸せである。吹子氏リーダーありがとう!
初めての草津、初めてのテント泊
真のゆるふわなので草津で足湯からスタート
草津自体が人生初訪問なので湯畑を見れて嬉しかった。
大人気スポットチャツボミゴケ公園から登山道に入った。
8:45ごろにならないと開門せず、近辺は電波も弱い。
登山道も最後の急登を除けば緩く、楽しく歩けた。
ヒュッテまでもう少しというところで野生のカモシカに出会った。
今までリフト中から山の斜面にいるのを見かける程度だったので正面対峙したのは初めてだった。
私達の少し先をずっと並走していた。
今思えば私がザックに刺していた水菜を食べたかったのかもしれない。
テント場に着いたらアフタヌーンティー、夕食、朝食と至れり尽せりだった。
これも道具や食料を担いでくれた仲間のおかげだ。
初めてのテント泊だったが、テント場も寝やすく、マットもあった為寝不足にはならなかった。
夜中に自分の顔に得体の知れない何かが飛び付いた感覚で飛び起きた。バッタだった。
朝は濃霧だった。別の登山者に熊がすぐ近くにいたので注意するよう言われた。
足元が悪かったので慎重に下山をした。
食事が物凄く充実していて、私でも歩ける強度の山でとても楽しかった。ありがとう吹子氏。
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