南竜ケ馬場〜家族でのんびり避暑テン泊


- GPS
- 09:14
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 978m
- 下り
- 974m
コースタイム
- 山行
- 3:39
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 4:39
天候 | ■1日目:曇り一時雨 ■2日目:曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■自分達が乗り入れた時はガラガラに空いていたが、下山したら林道まで長く車があふれていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■今回ルートは特に危険箇所無し。 ■エコーライン:登山道崩れにより通行止め ■観光新道:別当出合〜別当坂分岐まで、登山道修繕工事のため通行止め ■ログは中1女子&かあちゃんペース |
その他周辺情報 | ■白峰温泉総湯に立ち寄り。mont-bell割引あり。 |
写真
感想
今年は自分の都合で全く山に行けてない。
ゆうちゃんも中学生になり、部活が始まったり、友達と遊ぶほうが楽しかったり。それに、そもそも山にははまらなかったようだ。あんなに連れて行ってたのに残念だが、まあ、またいつか大人になったら山に気持ちが向いてくれるかもしれない。
なにはともあれ、なだめすかして年に何回かは付き合ってね、と言う話にしている。これもいつまで続くかわからないけど(笑)
てことで今回の山行となった。
ゆうちゃんは6歳の年から毎年テン泊に連れて行っているが、昨夏は身内に不幸があり予定キャンセルとなったので、2年ぶりだ。
全国的に水不足になるくらい晴れ続きの今シーズン。よりによって今週だけ雨予報、しかも警報級。(地元石川や九州を中心に大きな被害が出た。被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げます。)
またこの後は好天続きの予報が恨めしい。
お盆後半は実家へ帰る予定もあるので、雨雲をやり過ごした直後のこのタイミングで出発。
雨の影響で前日午後に別当への林道ゲートが閉鎖となったがその後雨は上がったので、当日はゲートオープンとなることを予想して見切り発車とし、少し遅めに自宅を出た。
向かう車中にスマホで「石川みち情報ネット」を確認、予想通り通行止め解除となった。
荒天続きだったからか別当の駐車場はガラガラ、下山してくる人もほんのわずかで、ハイシーズンの白山メジャールートにはありえない静かな山歩きとなった。
体重が増えた(笑)かあちゃんにとっても久々の山歩きが心配だったためマイペースで先頭を行ってもらった。ガスガスで涼しいのと、すれ違いがほぼなくリズム良く歩けるのとで、むしろいつもより順調。最近の毎日の早朝散歩と親指の巻き爪を治療したのも功を奏したようだ。
自分も久々のテン泊装備(アルコールも満載(笑))が肩に重く、ゆっくりペースがちょうどよかった。といっても、いつも通り汗だくだったけど。
ゆうちゃんにも食料などいつもより重めの荷物を背負わせたが、「学校のカバンより軽い」らしい。さすが中学生。
南竜に着いてからも曇り空だったが寒くはなく、テントを設営し遅いランチを楽しんだ。
その後、生ビール♪とテン泊受付のため3人で南竜山荘へ。山荘で生ビールを楽しんでいると強めの雨が降り出した。スマホの天気予報アプリの雨雲レーダーによるとスポット的な雨雲の塊がちょうど通過中、すぐに止みそうだ。
が、30分近く待つが雨脚は衰えない。ムムム。かあちゃんは防寒でカッパを羽織ってきてたが、自分とゆうちゃんは持ってきていない。
どうしようもないので、かあちゃんのカッパを借りて、テントに2人のカッパを取りに行くことにした。強い雨だが風はなく寒くないのでまあいいが、ズボンはずぶ濡れ。
カッパを手に取り山荘に戻り、みんなでカッパを着込んだ途端に雨が上がった。また、ムムム。まあ、止まないよりは良しとしよう。
自分は雨の当たらない炊事棟にズボンを干し、パンツの上に直接カッパズボンを履いて過ごすことに。
晴れ間ものぞき始めた夕暮れの空のもとゆっくりディナーを楽しんで、暗くなってからはテントの中で二次会。歩荷してきたワインを飲みながら絵しりとりなぞ楽しんだ。
寝る頃には満点の星空だったが、夜中に一度目を覚ますとまた曇り空に変わっていた。
翌朝、目を覚ますと青空。
炊事棟に干してあったズボンは案の定、昨日のまんまべちゃべちゃだったので、テント近くの木の枝に引っ掛けておいた。
その後も晴れたり曇ったりで、特に山頂方向は雲にすっかり覆われている様子だったので、今回これ以上の散策はやめにした。そうと決めればのんびりするだけ。朝飯、コーヒータイム、テントでゴロゴロ・・・、鳥のさえずり、沢の音など聞きながら至福の時を過ごした。
おかげで帰るころにはズボンも履ける程度には乾いてくれた。
この日はテン場にも続々と登山者が上がってくる。これから天気は良さそうだが、昨日は静かなテン泊だったのでOKだ。
20年近く使っているアライテントのエアライズ。縫い目のシームテープがボロボロ。フライシートのテント前室部分に破れもあり雨がテント入り口付近に滴ってくるようにもなった。
長男との思い出もあるテントだし気にも入っていたが、命を守る「家屋」なので、そろそろ買い替え時だろう。
自分はこのテントしか知らないが、他に良いテントがあるものだろうか。
なんだかんだ言ってたゆうちゃんは、歩く道中一番元気に賑やかにおしゃべりをしていた。「テン場に来たら帰りたくなくなるんだよね」とも。何もせずのんびりぐだぐだ過ごせるのが良いらしい(笑)。ぐうたら娘の理由はともあれ、山を楽しんでくれるのは嬉しい限りだ。
冒頭にも書いたが、また、たまに付き合ってもらわねば。
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