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ハイキング
霧島・開聞岳
まほろば跋渉記#71 南薩の名峰 開聞岳
2025年08月18日(月) [日帰り]

体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 03:45
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 827m
- 下り
- 835m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:55
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 3:40
距離 8.3km
登り 827m
下り 835m
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
遠くから眺める開聞岳はまさに富士山のような端整な山容ですが、その姿とは裏腹に山肌は南国らしい鬱蒼とした森で、海に近いせいか湿度が高く登り始めから汗だくです。五合目まで登ってようやく東側に展望が開けました。
螺旋状の登山道が開聞岳の南側を巻くあたりで再び展望が開けると7.1合目。見渡す限りに広がる真っ青な太平洋に向かって左から針のように突き出すのが薩摩半島最南端の長崎鼻、奥に連なるのが大隅半島でその右端が本州最南端の佐多岬です。
登山口(2合目)を出発しておよそ1時間30分、標高差780mを登り切ると開聞岳山頂に到着。標高924mと1000mにも満たない標高ながら日本百名山に選定されていますが、ちなみに日本百名山の中で1000mに満たないのは筑波山(877m)とここ開聞岳の2座のみ。
北方に見えるのは九州最大の湖、池田湖。周囲15km、最大水深233mのカルデラ湖で、胴回り60cm、体重20kg、体長は最大2mにも達するというオオウナギが生息し、未確認動物「イッシー」でも有名です。
南方の洋上に浮かぶのは大隅諸島の硫黄島で、現在も噴煙を上げる活火山の硫黄岳が目を引きます。鹿児島県三島村に属しますが、三島村役場は鹿児島市の鹿児島港に置かれていて、その行政区域に役場がないのは、同じ鹿児島県の十島村と沖縄県の竹富町の3町村のみ(写真は7.1合目から)。残念ながらこの日は屋久島までは見えずでした…。
感想
南九州・鹿児島県の薩摩半島南端に位置する開聞岳。その高さは1000mにも満たない標高924mながら日本百名山に選定され、錦江湾の入口で整った美しい山容で聳え立つその姿はまさしく「海門(かいもん)」の名にふさわしく、古くから海上交通の目印とされてきました。
今回はそんな薩摩富士とも呼ばれる南薩の名峰・開聞岳と、その北方で哀しい歴史を今に伝える知覧の町を訪ねます。
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