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Yamareco

記録ID: 8610480
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

裏銀座縦走(新穂高温泉〜高瀬ダム)

2025年08月23日(土) 〜 2025年08月26日(火)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
72:46
距離
39.5km
登り
3,500m
下り
3,309m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:19
休憩
0:04
合計
1:23
距離 4.4km 登り 323m 下り 1m
2日目
山行
9:25
休憩
0:15
合計
9:40
距離 13.5km 登り 1,749m 下り 591m
5:24
22
5:46
5:47
63
6:50
6:53
14
7:08
22
7:30
32
8:03
8:06
47
8:53
22
9:15
9:16
62
10:18
10:19
13
10:32
24
10:57
30
11:27
25
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12:13
3
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49
13:06
20
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32
13:59
32
14:32
14:39
6
14:45
14:46
27
15:12
3日目
山行
7:24
休憩
1:15
合計
8:39
距離 9.7km 登り 982m 下り 648m
3:27
101
5:07
5:12
37
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5:55
15
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6:17
37
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7:11
0
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7:13
39
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30
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8:58
0
8:58
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35
9:35
91
11:06
50
11:56
9
4日目
山行
8:03
休憩
0:37
合計
8:40
距離 11.7km 登り 445m 下り 2,040m
4:59
163
7:50
8:11
18
8:30
8:31
8
8:39
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9:20
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12:01
12:06
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5
13:25
5
13:30
13:31
11
13:44
ゴール地点
天候 晴れ、晴れ時々曇り、晴れのち雨、晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行きは新穂高温泉、帰りは高瀬ダムからタクシーを利用。
コース状況/
危険箇所等
良好。
その他周辺情報 下山後は大町温泉の湯けむり屋敷・薬師の湯(750円)を利用。食事も可能。
2025年08月23日 12:51撮影 by  ILCE-7C, SONY
8/23 12:51
2025年08月23日 13:38撮影 by  ILCE-7C, SONY
8/23 13:38
2025年08月23日 14:39撮影 by  ILCE-7C, SONY
8/23 14:39
2025年08月23日 14:40撮影 by  ILCE-7C, SONY
8/23 14:40
2025年08月23日 15:53撮影 by  Pixel 6a, Google
8/23 15:53
2025年08月23日 16:43撮影 by  Pixel 6a, Google
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2025年08月24日 04:32撮影 by  Pixel 6a, Google
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2025年08月24日 04:46撮影 by  Pixel 6a, Google
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2025年08月24日 08:52撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月24日 11:19撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月24日 12:47撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月24日 13:06撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月24日 13:12撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月24日 14:28撮影 by  ILCE-7C, SONY
8/24 14:28
2025年08月24日 16:50撮影 by  Pixel 6a, Google
8/24 16:50
2025年08月24日 17:00撮影 by  Pixel 6a, Google
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2025年08月25日 03:02撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月25日 03:06撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月25日 03:08撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月25日 04:52撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月25日 04:53撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月25日 05:05撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月25日 05:11撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月25日 05:15撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月25日 05:26撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月25日 05:43撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月25日 05:49撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月25日 06:07撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月25日 08:00撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月25日 08:01撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月25日 11:50撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月25日 11:51撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月25日 12:39撮影 by  Pixel 6a, Google
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2025年08月25日 16:52撮影 by  Pixel 6a, Google
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2025年08月25日 21:09撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月26日 05:22撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月26日 05:34撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月26日 06:51撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月26日 07:10撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月26日 08:46撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月26日 09:13撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月26日 09:22撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月26日 09:24撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月26日 09:30撮影 by  ILCE-7C, SONY
8/26 9:30
2025年08月26日 09:40撮影 by  ILCE-7C, SONY
8/26 9:40
2025年08月26日 13:22撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月26日 13:24撮影 by  ILCE-7C, SONY
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2025年08月26日 13:42撮影 by  ILCE-7C, SONY
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撮影機器:

感想

新穂高温泉から高瀬ダムまで、いわゆる裏銀座を縦走した。水晶小屋から先、高瀬ダムへは初めて歩く縦走路だった。

初日は、新穂高温泉を昼過ぎに出発し、わさび平小屋まで。新穂高でも気温が30℃あり、途中の風穴で涼みながら足慣らしした。

わさび平小屋は、お風呂はあるし、トイレは温水洗浄便座だし、食事も充実していて、なんだかペンション並み。暑くて寝苦しい以外は快適だった。

2日目から本格的な登山となる。4:30の回の朝食をいただき、5時半頃出発。

初めは林道歩きだが、小池新道に入ると登りがきつい。急登もさることながら、やはり、この暑さと日差しがつらい。こう猛暑だと、高山に来た感じがしないし、なんだか雲が湧きだすのも早い気がする。鏡池では槍穂高連峰を見ることができたが、10時くらいには雲に隠れてしまった。

双六小屋で昼食を摂り、双六岳へ登る。2日目最後の山場だった。天空の滑走路はガスに覆われ視界不良だったが、ライチョウにたくさん会えたのはよかった。群れでのんびりしてるところに人が入り込んだためか、カエルのような鳴き声で警戒していたようだ。

その後、丸山、三俣蓮華岳とピークを越え、三俣山荘に到着した。夕食は鹿肉を使ったジビエシチューだった。

3日目も小屋で朝食をいただいて出発する予定だったが、雨の予報が昼過ぎに早まったので、弁当に変更して3時半頃出発した。

早速、鷲羽岳のピークに向けて標高を上げていく。初め雲に隠れていた槍も姿を現し、北鎌尾根のギザギザも見えてくる。鷲羽に来ると、北鎌への憧れを強くする。

出発から1時間くらいで、ヘッドライトがいらないくらいに明るくなった。日の出前に山頂へ着き、御来光を拝むこともできた。これから向かう水晶岳も、大きな黒い影で存在感を示している。

それにしても、日の出の時間帯の山頂なのに、風もなく、全然寒くない。本当に、北アルプスが暑い。

朝陽を右に見ながら縦走を進めていく。左側にはガスがあり、長いことブロッケンも見られた。

水晶小屋で弁当を食べたのち、水晶岳へアタック。鷲羽岳から花崗岩が多くなるが、水晶岳あたりは黒っぽいものがよく見られる。黒岳という別名も納得がいく。

山頂からは赤牛岳へ続く稜線・読売新道がよく見え、こちらも歩いてみたくなる。が、本日は小屋へ引き返し、一息入れたら、3日目最後の目的地・野口五郎岳を目指す。

水晶小屋から野口五郎岳へはゆるやかな稜線歩き。昼過ぎの雨が現実になるかのように、雲がどんどん増していく。眺望がなくなるのは残念だが、暑い日差しが遮られるので、うれしい面もある。

初めて訪れる野口五郎岳は、広くてなだらかな、白亜の山容で、独特の雰囲気があった。ピークを越えると、やがて、本日泊まる野口五郎小屋に至る。

正午過ぎに到着したので、小屋の人が少し驚いていたが、温かく迎えてくれた。お世辞にもきれいな山小屋と言えないが、山小屋らしい山小屋。スタッフみなさんの人情も心地よかった。宿入りしてしばらくすると、雨や雷が。早い出発、早い到着が奏功した。

雨は一旦夕方に上がったものの、雲が多く、夕焼けは望めなかった。今回は3日とも夕焼けには縁がなかった。夜8時過ぎに星空を見たら、天の川が流れていた。ガスったり晴れたりを繰り返すので、写真を撮るのは難儀だった。

いよいよ最終日。朝食のおにぎりと味噌汁をいただき、雨上がりの霧のなか出発。次第に晴れてきて朝陽も望むことができた。

三ッ岳を越え、烏帽子岳へ向かう今回の縦走のクライマックス。気持ちいい稜線歩きが楽しめる。花崗岩の巨岩・奇岩がいたるところに見られ、もう花は終わっていたが、砂礫の地面にはコマクサの群生も見られた。

東側には表銀座、西側には読売新道の稜線が並行してはしっている。前日に分岐を通った伊藤新道や竹村新道も気になるし、魅力的な登山道がたくさん見られ、縦走に来ると、ますます縦走したくなる衝動に駆られる。

烏帽子小屋まで来ると、久々の樹林帯に戻る。ずっとハイマツ帯だったがダケカンバやカラマツが姿を現した。

小屋で休憩したあと、最後のピーク・烏帽子岳へ向かう。文字通り烏帽子のように天を衝く姿は、かなりかっこいい。巨大な花崗岩をよじ登ると、圧巻の山頂であった。360度の景色もいいが、眼下の池塘などが箱庭のように見えるのもきれいだった。いつか、烏帽子より先、船窪のほうへも足を延ばしたくなる。

烏帽子小屋からは、北アルプス三大急登に数えられるブナ立尾根を下っていく。下山だと、全く登り返しがない、下り一辺倒の尾根だった。尾根の取り付きまで12の番号がふってあるのはありがたい。

だんだん標高が下がってきて、ダム周辺で重機が作業する音や、ミンミンゼミの声が聞こえてくると、長かった縦走ももう終わり。さびしさがこみ上げてくるものの、また登りに来ようってすぐ思えるから、山は不思議である。

高瀬ダムからはタクシーでふもとに下り、大町温泉の湯けむり屋敷・薬師の湯(750円)で汗と汚れと臭いを流し、信濃大町駅から大糸線で松本駅へ向かった。

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訪問者数:52人

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