剱岳 別山尾根ルート


- GPS
- 18:11
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 2,019m
- 下り
- 1,974m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:52
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 7:56
天候 | 快晴 17℃~7℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス | |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
共同装備 |
レインウェア
防寒着
着替え
手袋
トイレ
|
---|
感想
出張先が富山だったのでもっといろんな山に登るつもりでしたが、仕事が忙しすぎてなかなか来れずやっと来れたのが剱岳でした!
初日は睡眠時間1時間という恐ろしく無謀なコンディションでしたが、室堂までのバスで何とか睡眠をして山行スタート!
ザックは重すぎて30kg程度あったのではないかと思います。立ってるだけで足が震えてました笑
人生の大体はミスからのスタートの私は
水を飲めば減ると思いながら何とかスタート。
スタート時点ですでにクライマックス!
人間不思議なもので歩いていると体が慣れてきて何とか歩けるようにはなりました。
初日の山行はテント場まで3時間程度の予定だったので楽に行けるかと思ったら、もうきつい。山登りとはこんなに過酷だったかと思わせるほど山行とは苦行と同義であるなどと悟りを開きながら開かない道程を淡々と歩きました。
少しでも重量を軽くしたい私はもうハイドレーションの水を少しでも減らし軽くする作戦を思いつきそれはもう赤ん坊の如くおっ、、これはダメだ。
まぁ、何とか頑張りました。
人生で1番きつかったと思うほどの3時間半でした。
テント場に付き、急いでテントを貼って貼り終わった後にフライシートを表裏反対だったことに気づきましたが、脳が半分死んでおりましたので驚くこともなくまぁ、いいや精神で寝ました。
即寝ました。
ガイロープ無しなので夜中はドラゴンでも飛んでいるのだろうかと思うほどのバタバタ具合でしたがまだ眠かったので寝ました。
水を大量に持ってきましたが、しっかりテント場に水場があり、やはり事前準備が10割と思いました。
何せ8Lの水を蓄えて山行していたので悔しさ5倍です。
2日目いよいよ、剱岳に向かって本日は蟹になるんだなと思いながら気持ちを引き締めていました。
因みに剣山荘からだとすぐに登れますが、
テント場からだと+1時間程度かかります。
でもテント場は1000円
剣山荘は15000円くらい。
剣山荘がいいな。
さあ、いざ登ってみると、クライミング部分はすごく楽しい。チェーンもほぼ触らず楽しく登れました。
ただ、クライミング部分以外がかなり多く、そして長く大変でした。上がったり下がったりまるで人生。とか書く人多そうだな、と思いながら登っていました笑
山頂でお兄さんにここって日本三大急登なんですか?って聞かれて、
そうなんじゃないですか?多分。って答えちゃいましたが全然違いました。ごめんね。
ここで謝っておきます。
本当に申し訳ない気持ちと僕に聞くあなたが悪いと思う気持ちが半分。どっちもあります。
そして悲劇が始まります。
適当がまた私を襲い、18:40発のバスだと思っていたら16:40のバスだったことが判明し、テントを片付けた私は立ち尽くしました。
そして悩みました。
2分考えた私はもう一泊させて下さい。
勝手に口から言葉が出ていました。
そこからはもうあまり覚えていません。
覚えているのは昨日間違えて反対に張ったフライシートがまた反対のまま設置されていた事だけです。
今宵もまた、ドラゴンは来ました。
羽を大きく広げて、、。
とりあえず正気に戻った私は明日自分が行く予定だった段取りを全て人に任せ、寝ました。本当に電波が繋がる場所で電波の神様に感謝しました。電波の神様はそふとゔぁんくと言うそうです。
3日目の朝は、真人間に戻り5時にはテントを畳み終えて急いで帰りました。
寝て回復してるので早くゴールするかと思いましたがやっぱり3時間はかかりましたね。
前日ショックで忘れていましたが、通り道にもう一つテント場があったのでそこまで動いておけばよかったです。
室堂に着くと、美味しそうな蕎麦が見えてつい食べてしまいました。そしてバスを一本逃しました。とことんな私です。もう、無敵モードだったので何も感じない体が出来上がっていました。ついでにコーヒーを飲みまた、一本遅らせる所でした。
そういえば、初めてテント泊をしたのですが、初めてテント泊をする時はもうちょっと簡単な山で行う方が良さそうですね!
重さも含めてどんな感じか分かってから行くといいですね、そんなの普通わかりますよねって声が聞こえますが、私には届いてこなかったですね、
その声笑
もうちょっと声張ってもらえるとよかったかもしれません。
何にせよ、とても楽しい登山でした!
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