大滝根山(霧島山)＆ヒナノキンチャク ゴ・ドーハンの阿武隈さんち�◆‖臑慎幹櫃浪申茲悄�
福島県
godohan
体力度について
- GPS
- 04:39
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 564m
- 下り
- 614m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:08
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 5:00
・『福島県の山』山と渓谷社、2017
・22.9.4「大滝根山 ゴ・ドーハンの山旅 阿武隈のヒナキンと三春駒」
・23.8.27「大滝根山 ゴ・ドーハンの山旅 霧島権現とヒナノキンチャク」
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
一般コースは一部笹藪になっています。 |
写真
仙台平展望台からの大滝根山と三春駒。大多鬼丸との戦いで苦戦を強いられた坂上田村麻呂のピンチを救った木駒が三春駒発祥の由来だそうです。
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大多鬼丸首塚。こちらの像はありましたが、この後事件が判明。また、近くに確か三角点があったはずなのですが、見つかりませんでした。
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丘から少し下って来た所にある記念碑「伝 征夷大将軍 坂上田村麻呂公 北東の英雄 大多鬼丸 古戦場の地」、何か違和感があると思ったら？
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沢沿いの道々には巨岩がたくさんあります、かつては名所案内のプレートがあったみたいですが、現在は撤去され支柱のみあちこちに残っています。
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山頂の大きな石祠、手持ちの『福島県の山』(2017年)には「霧島神社の建つ大滝根山山頂」とありますが、これは誤りのようですね。最新版では訂正されているかな？
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花の無い林の中にアサギマダラが飛んでいました。枝に止まったので再び羽根を広げるの待ちましたが微動だにしません。根負けして諦めました。睡眠中だったのかな？
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分岐から賽の河原へコースに入ると、途中に日山権現の由来があります。ご祭神は大日如来、日山権現は湯殿山信仰の修行神でもあり険しい所に祀られているとのこと
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「品牟侘別乃大神」「日山天津祇大神」「木乃花咲夜姫大神」の三柱が祀られています。法螺貝奉納、登山道の下降点に戻ると初めてのハイカーーさんと遭遇
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裏山に西國霊場が勧請されているようでしたが、適期ではないのでパスしてしまいましたが…後で調べたら、地元と高遠の石工さんのものだったようです。パッとでも見ておくべきでした。
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「田村将軍鬼退治図」の彫刻を観ることができました。騎乗の人物が田村麻呂ですね。左上に案内する鳥が彫られていますが、白鳥といっても“ハクチョウ”ではないようです。
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神社近くから入水の石灰岩採掘のお山、その向こうに大滝根や科の頭が見えているようです！この後、故あって須賀川市街に向かいました・
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さらに途中で日帰り温泉があったので立ち寄りました。「開湯明治 齊藤の湯 下の湯」90分500円、朝8時〜夜8時、最終受付夜7時、無色単純泉、少し熱めでした。
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御朱印(左,300円)、社務所はすでに閉じていましたが、ご自宅にお声かけしていただきました。夕立が来そうだったのであまりお話は聞けませんでしたが、木曽系の御嶽山神社とのことでした。
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感想
・大滝根山、初訪は単なる三百名山の一座としてでした。積雪のある時季でした。2度目は阿武隈洞に咲くヒナノキンチャクが目的でそのついでにという感じでした。しかし、その際にこの一帯が坂上田村麻呂VS大多鬼丸の伝説の地であること、さらに江戸時代には湯殿山信仰が勧請された山であることを知り興味を持ちました。ただその時は肝心の霧島権現を見落としてしまい、3度目はその霧島権現を探しに訪れました。そうこうしているうちにお気に入りのお山となりました。
さて、前夜はいわき市街で夕食(くら寿司)を済ませ、仙台平の駐車場で車中泊。もちろん真っ暗で誰もいませんがWCがあるので有難いです。空を見上げて定番の夏の大三角と個人的に夏夜の風物詩になっている“いるか座”を探してから床に着きました。夜中に目覚めたので、オリオン、冬の大三角は見えるかなと思って外に出ましたが、
ペルセウスからかろうじてスバルまでは見えましたがその下は山に隠れていました。
翌朝はまず日の出を見ようと仙台平の峰にある展望台行きました。目論見通り綺麗なダイヤモンド大滝根山を見ることができました。ここは坂上田村麻呂が戦った大多鬼丸を丁重に葬ったと伝わる首塚があります。また、以前訪れた時に三角点があったはずなのですが、今回は朝露の草の中、確認できませんでした。計画ではここからスタートする予定でしたが、車道歩きが暑くなりそうなので、ひよって廃ホテルからのスタートにしました。
その前に古戦場のモニュメントに立ち寄りましたが、そこにあった大多鬼丸像が無くなっていました。壊されたのか、盗まれたのか、一体どうしてしまったのでしょう？
参詣登山の方は今回は迷うことなく霧島権現、そして山頂の峯霊権現、一等三角点の盗み見(笑)、梵天石に続いて、今回始めたペラペラ石まで行ってみました。ここにも石祠が祀られていました。ペラペラに登ってみようかなと思ったら、鎖の先に大きなアオダイショウの抜け殻があったので撤退しました。下山途中、日山権現の参拝を済ませると入れ替わりには初のハイカーさんとのスライドになりました。
下山後は雷鳴の中、須賀川市街にある御嶽山神社を訪ねました。夕刻の忙しい時間帯、さらに夕立が来そうな時にわざわざ社務所を開けていただき申し訳ありませんでしたが、こちらも木曽の御嶽山を勧請した神社であることが判明しました。昨日のいわき市といい御嶽山信仰が当地まで伝播していることがわかりました。両社とも小さな神社でしたが、何れも神主さんが在住とは驚きでした。
大滝根山のレコは3本目なのであっさり書けるとたかをくくっていましたが、意外に時間がかかってしまいました。まだまだ興味深い所があるので霧島山詣(大滝根山)はまだまだ恒例になりそうです。
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