記録ID: 8659125
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢
鍋割山でうどんを自炊❣️
2025年09月07日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:06
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,150m
- 下り
- 1,150m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 10:06
距離 17.2km
登り 1,150m
下り 1,150m
7:29
1分
スタート地点
17:35
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小丸尾根は危ない箇所は無いが、ところどころ道迷いを感じるところがある。しっかりとルートファインディングすると問題ない。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
|
感想
近くて遠い、鍋割山 ——残暑の風に秋を感じて
大倉バス停を降り立った瞬間、残暑の陽射しが肌を刺す。けれど、空は抜けるような快晴。今日の山行は、きっと記憶に残るものになる——そんな予感を抱きながら、西山林道へと足を進める。
林道沿いには、夏の名残を惜しむように流れる沢。幾度かの渡渉を繰り返しながら、後沢乗越へと登り詰める。稜線に出ると、空気が一変。相模湾から吹き上げる湿った風が、頬を撫でるように通り過ぎ、雲を生み出していく。陽射しを遮るその雲の中を歩くのは、まるで秋の入り口をくぐるような感覚だ。
鍋割山への道は、標高を上げるごとに静けさを増し、やがて山頂へ。鍋割山荘の名物・鍋焼きうどんは、登山者の憧れだが、近年の価格高騰により、今回は自炊を選択。ザックから取り出した具材を、山頂の風景とともに煮込む。湯気の向こうに広がる丹沢の峰々を眺めながら、口に運ぶ一口目——その美味は、どんな名店の味にも勝る。山で食べるうどんは、心まで温めてくれる。
下山は小丸尾根を一気に駆け下り、西山林道へと合流。その途中、沢の水で顔を洗うと、火照った頬が一気に冷やされ、全身が爽快感に包まれる。山の水の清らかさは、疲れた身体に染み渡るようだ。
陽が傾き始めた頃、大倉バス停に戻る。時計を見ると、行動時間は10時間を超えていた。距離以上に、心に残る濃密な一日。
鍋割山——それは、近くて遠い山。残暑の中に秋の気配を感じながら、自然と向き合い、食と風景に癒された山行だった。
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